写真:八岳木 流泉
地図を見る小海リエックスが位置しているのは、南佐久郡小海町です。八ヶ岳連峰の山腹といっても過言ではない高地に位置し、国道の喧騒とは乖離した別天地にあります。小海町は、埼玉県の秩父市や山梨県の北杜市に近接する場所で、八ヶ岳から奥秩父山塊に至るまで、周囲はグルリと深い山々です。同町の南方には野辺山や清里となどの人気高原もあり、特に夏場は避暑に訪れる観光客で賑わっています。
そんな小海の周辺には、温泉も点在しています。八ヶ岳への登山基地である稲子湯から、源泉を露天に注ぐ八ヶ岳海尻温泉。標高2150メートルの地で湧く雲上の湯、本沢温泉など、種類は様々。そのなかで、とりわけ充実した設備と温泉を誇るのが、小海リエックスなのです。
小海リエックスは、25年ほど前に創業した一軒の大型ホテルです。宿泊はもちろん、テニスコートからゴルフ場、スキー場まで併設されており、宴会や披露宴もできるなど、1年中楽しめる複合的なリゾート施設なのです。
写真:八岳木 流泉
地図を見る小海リエックスの温泉は、ホテルとは別棟に用意されています。「星空の湯 りえっくす」(以下りえっくす)と銘打つ施設で、朝6時から夜の11時まで、一般の立ち寄り利用の受け付けています。ホテルからは外廊下でつながっていますので、宿泊者は楽々移動できますね。
写真:八岳木 流泉
地図を見るりえっくすの浴室は「木の風呂」と「石の風呂」に分かれています。男女日替わりで利用されるため、ホテルに一泊すればどちらも味わえますね。入浴方法はチケットを購入してロッカーキー、バスタオル、ハンドタオルを借りる仕組み。シャンプーからコンディショナーまで完備されており、手ぶらで訪ねることができます。
木の風呂も石の風呂も、二槽に別れる内湯と、広めの露天風呂が備わる点で共通しています。木の風呂は内湯も露天も縁が木で、石の風呂は内湯がタイル仕様で露天が岩造りになっています。
特筆すべきは浴室のお洒落な雰囲気。広い窓に覆われて明るく、シャワーブースも仕切りが付けられるなど、プライベート空間が設けられています。
写真:八岳木 流泉
地図を見るとりわけ優れているのが、内湯の源泉浴槽です。内湯浴槽は段になっていて、上層の浴槽に源泉が注がれ掛け流し。その源泉が下層に流れ、下の浴槽を満たしていく造りです。
泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉。薄く褐色に濁り、鉄の匂いがする良泉です。源泉はりえっくすから離れた場所にある湖、松原湖の近くから湧いています。2000(平成12)年に湧出した源泉で、りえっくすの他に日帰り施設「八峰の湯」で利用されています。
写真:八岳木 流泉
地図を見る木の風呂の露天風呂からは、松原湖高原から佐久平、浅間山まで一望できます。石の風呂からの眺望はあまり利きませんので、眺めは確実に木の風呂の優勢ですね。
夜になると街の夜景がきれいに光ります。それ以上に晴れた夜には満天の星空!星空の湯を自認するだけあり、とにかく見事な星に出会うことができます!
また、りえっくすでは、浴室の充実のほか、ロビーや脱衣所もモダンでお洒落な造りです。
なかでも評判を呼ぶのは無料でいただけるアイスです!もちろん1人1つの限定ですが、数種類のアイスの中から好きなものを食べることができます。湯上りにさっぱりと気分を入れ替え、高原の風や星空をゆっくり味わう。それこそりえっくす最大の魅力ですね。
小海リエックスでは、宿泊や純粋な日帰り入浴のほか、ランチやディナー付きの日帰り入浴も受け付けています。高原のレストランで食事を楽しみ、入浴を満喫。その湯上りには、周囲の散策はいかがでしょうか。源泉がある松原湖へ行けば、冬はワカサギ釣りにスケートリンク、夏は森林浴が楽しめます。周年魅力に包まれる小海リエックスは、ゆっくりと楽しむことができる高原リゾートなのです。
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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