写真:松田 朝子
地図を見るヤラ・バレーは1838年にビクトリア州で初めてブドウが栽培された場所です。この地に育つブドウに魅せられてワイナリーを創設したのは、フランス・ボルドー出身のドミニク・ポーテッド。ここは、18世紀から続くフランスのワインメーカーの家に生まれたドミニクとベン・ポーテッド親子による家族経営のブティックワイナリーなのです。
写真:松田 朝子
地図を見るドミニク・ポーテッドではワインセラーなどをただ見るだけでなく、ワインメーカーになったつもりでブレンド体験もできます。ワインは100%1つの品種で作ると強すぎることがあり、そこで違う種類のものをブレンドすると、それぞれの特性がバランスよく引き出され、奥行きのある味になると言われます。そのブレンディング・エクスペリエンスは1グループ(8人まで)で350豪ドル。事前に公式サイトや電話などからの予約が必要です。
内容としては、シラーズとカベルネなど2種のワインを使い、濃いほうのワイン、この場合はシラーズをベースにカベルネを足していき、スタッフにジャッジしてもらうというもの。もしかすると伝説のワインを作り出してしまうかも?他で試すことのなかった、隠れた才能がここで開花するかもしれませんね。
<基本情報>
住所:870 Maroondah Hwy Coldstream VIC 3770
電話番号:+61-3-5962-5760
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
写真:松田 朝子
地図を見るなだらかな丘が連なるヤラバレーの真ん中で、ワインボックスを寝かせたようなモダンな建物は、オークリッジ・ワインズ。ここはシャルドネで有名なワイナリーです。白ワインの女王と称されるシャルドネは世界中で作られていますが、使用品種のブドウ自体には特徴がなく、その土地の環境がワインの味の決め手となります。オークリッジ・ワインズで作られるシャルドネはヤラ・バレーの自然を表現しているかのような、ドライかつ華やかな口あたりで、国内外でたくさんの賞を取っています。
写真:松田 朝子
地図を見るオークリッジ・ワインズはレストランも人気。小麦を引くところから自家製というパンと、地元産食材を使ったメニューは、ワインともよく合います。広大なヴィンヤードを眺めながらのランチタイムは、この上なく優雅なひとときです。
<基本情報>
住所:864 Maroondah Highway Coldstream VIC 3770
電話番号: +61-3-9738-9900
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
提供元:Domaine Chandon
http://domainechandon.com.au最高級シャンパン、ドン・ペリニヨンを生産しているモエ・エ・シャンドン社が、1986年ヤラ・バレーに設立したのがドメーヌ・シャンドン・オーストラリア。
ここは、モエ・エ・シャンドン社がフランス国外に設立した4軒のワイナリーのうちの1軒です。フランスの伝統的なワインメーキングを踏襲しつつも、オーストラリア・ワインの個性を表現しているワイン、スパークリングワインの数々は、漫画、「マリアージュ〜神の雫 最終章〜」にも紹介されています。
写真:松田 朝子
地図を見るドメーヌ・シャンドンでは、4種類のスパークリングワインをテイスティングすることができます。中でも赤い色をした「スパークリング・ピノ・シラーズ」は日本未入荷なのでここだけのお楽しみ。併設のショップでは、免税店より安くワイン類が買えるので、ついつい買い込んでしまいそうです。
<基本情報>
住所:727 Maroondah Hwy Coldstream VIC 3770
電話番号:+61-3-9738-9220
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
写真:松田 朝子
地図を見るワインの名産地という印象が強いヤラ・バレーですが、長い歴史を持つ酪農も有名です。ワイナリー巡りをしていると、しばしば丘の上でゆったりと草を食んでいる牛の群れに遭遇するでしょう。ヤラ・バレー・デイリーはのどかな田園風景に溶け込むように佇む小さなチーズショップ。
写真:松田 朝子
地図を見るしぼりたての牛やヤギのミルクから作られるチーズは、ソフトタイプのものがほとんど。チーズが作られる様子は、店の中からも見ることができます。チーズ以外にも、地元産の農産物やお菓子、雑貨類も充実しているので、気の利いたお土産を探すにはぴったりでしょう。
<基本情報>
住所:70-80 McMeikans Road Yering VIC 3770
電話番号:+61-3-9739-0023
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
写真:松田 朝子
地図を見るファミリーに人気なのは、ヤラ・バレーショコラテリー&アイスクリマリー。ここでは、ベルギーやフランスのショコラティエによる約250種ものハンドメイドチョコレートを楽しむことができます。ひときわカラフルな店内は、チョコレートやアイスクリームを無料でテイスティングできるコーナーや、様々なチョコレートの並ぶギフトショップも充実しています。ワイナリー巡りの途中、甘いものが恋しくなったら行ってみましょう。
<基本情報>
住所:35 Old Healesville Road, Cnr Melba Highway, Yarra Glen, VIC 3775
電話番号:+61-3-9790-2777
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
写真:松田 朝子
地図を見る美酒と美食に耽溺して帰りたくなくなったら、ヤラ・リバーのほとりにあるビクトリア様式の邸宅、シャトー・イエリング・ホテルにステイするのもいいでしょう。250エーカーの美しい庭園内にあるこの五つ星ホテルは、1854年に建てられた歴史的建造物。ある部屋はピンクとブルー、またある部屋はバーガンディーやイエローといった、それぞれ異なったテーマカラーの部屋とアンテイーク調のインテリアはロマンチックです。
また、ホテル内2カ所のレストランには、歴史あるセラーがあり、ヤラ・バレー産のプレミアムワインを堪能できるでしょう。レストランだけの利用もできるので、日帰りでも楽しむことができます。
<基本情報>
住所:42 Melba Highway Yering VIC 3770
電話番号: +61-3-9237-3333
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
メルボルンでは、週末にピクニックを兼ねてヤラ・バレーに行くのが人気。現地の人になったような気分で、緑豊かなヤラ・バレーを訪れて、美酒と美食を堪能してみませんか?
取材協力:オーストラリア政府観光局、ビクトリア州政府観光局
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(2024/3/19更新)
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