「和倉温泉」は、傷ついた白鷺が傷を癒しているのを漁師が見つけたと伝わります。能登半島に位置するこの「和倉温泉」の名前の由来は、「湧く浦」。海の中から発見された珍しい温泉です。
七尾西湾に面し、穏やかな海沿いの「和倉温泉」。温泉街には見どころも沢山あって、湯の香・潮の香を楽しみながらの温泉街散策は心身ともにリフレッシュできますよ!
そんな温泉街散策にピッタリなのが「七福神福々めぐり」です!
温泉街の名所にある「開運七福神」は、和倉温泉のまちなか幸せスポットとして大人気!!その上、7箇所すべて巡ると宿泊している旅館で素敵なプレゼントがもらえちゃいます!
※但し、和倉温泉旅館協同組合加盟旅館にご宿泊の方に限ります。
「七福神福々めぐり」の方法は簡単!先ずは宿泊している旅館で専用の用紙をもらいます。用紙の裏面に載っている「散策マップ」でコースを考えたら、さあ、出発!
ゆっくり歩いて約1時間で巡れます。歩きやすい靴で出かけてくださいね。お急ぎの方、体力に自信のない方はレンタサイクルもおススメです。自転車だと30分程でOKです!
レンタサイクルは、JR和倉駅構内の「和倉観光案内所」、または「和倉観光案内所」で借りることができます。
料金は〈大人〉1日1000円・4時間未満500円、〈小人〉一日600円・4時間未満300円です。なお、時間は9時〜17時です。
旅館を出発したら、先ずは交差点や曲がり角などにある目印(可愛い看板)を探しましょう。温泉街は細い路地が多いので、マップだけで巡るのはちょっと難しいかも‥‥。
でも、難しいから見つけた時の喜びもひとしおです(笑)。頑張りましょう!
こちらは福の神「布袋さま」。長〜い石段を上った先にある「青林寺」境内にいらっしゃいます。立派なお腹を出して大きな袋をかつぎ、吉凶を予知すると言われており、中国五大聖人の一人です。プレートには拝み方が詳しく書かれていますので、それに従って参拝しましょう。
拝み終えたら、石像の横にある円柱に注目してください!
円柱には七福神の顔の輪郭のプレートがついています。用紙をプレートに押し当てて、円柱に備えている鉛の石でこすります。
輪郭の浮彫りが浮き上がればOKです!さあ、次の名所に急ぎましょう!
(長寿の神)「寿老人さま」は、「和倉温泉総湯」の足湯付近にいらっしゃいます。寿老人のおでこから鼻にかけてなでてから、その手を自分の胸や顔に当てると寿命が延びると言われています。ぜひおためしを!
潮風のさわやかな「弁天崎源泉公園」にいらっしゃるのは、(芸の神)「弁財天さま」です。弁財天はまた、河川の神、水の神、豊穣の神とも言われているため、温泉の湧き出る湯島付近に祀られています。七福神唯一の女性の神様です。
ここ「弁天崎源泉公園」には、珍しい「手湯」や「あったかベンチ」があり、人気をよんでいます。
ベンチに座りながら温泉に手のひらをつける「手湯」は、体を温めるだけでなく、皮膚炎や擦り傷に効果ありと言われています。足湯と違い、靴や靴下を脱ぐ必要がないのでお手軽!女性には嬉しいですよね!
また、七尾湾を見渡せる絶景ポイントにある「あったかベンチ」も寒い日の散策にはおススメです!ベンチの下に温泉が流れていて、お尻がじんわり温まります。
あんまり気持ち良すぎて、一度座ると立ち上がれなくなるので気を付けて!!
七福神の中で唯一」の日本伝来の神様、(商売繁盛の神)「恵比寿さま」は「湯元の広場」にいらっしゃいます。エビス顔と例えられるように満面の笑みで迎えてくれる神様に、心まであったかくなりますね!
「湯元の広場」には和倉温泉の開湯伝説にちなんだシラサギのブロンズ像が置かれ、源泉が湧き出ています。
ここではちょっとしたお楽しみが!!
源泉の湧き出ているところにはカゴが用意されていますので、向かいのお店で生卵を買ってそこに入れ、待つこと役12〜15分‥‥。ほんのり塩味の温泉卵の出来上がり!
なお、源泉は85度の高温になります。やけどにはくれぐれもご注意ください!
石刷りが7つ全部揃ったら、宿泊の旅館に戻って見せましょう。素敵なプレゼントが貰えますよ!
写真でご紹介できませんでしたが、その他には「少比古那神社」の(悪魔払いの神)「毘沙門天さま」、「真行寺」の(知恵の神)「福禄寿さま」、「渡月橋」の(出世の神)「大黒天さま」がいらっしゃいます。幸運を呼ぶ「七福神福々めぐり」で和倉温泉の温泉街散策、楽しんでくださいね!
2018年3月末までの期間限定ですが、今なら「七福神福々めぐり」と一緒に楽しめる「和倉温泉スイーツめぐり」もおススメです!
宿泊している「旅館のフロント」または「和倉温泉観光会館」で販売している「スイーツめぐり券」(三枚つづり500円)を購入すると、色々なスイーツ3つも楽しむことが出来ちゃいます。七福神めぐりで小腹が空いたときにピッタリ!
温泉街の中、8箇所のポイントにはドーナツやシュークリームを始め、あいすくりーむや牛乳、ヨーグルトまで揃っていて大満足です♪
温泉街に散らばる8箇所のポイントは、七福神めぐりのコースとほぼ重なっているので、一休みに利用するのがいいですね!
「弁財天さま」がいらっしゃる「弁天崎源泉公園」のすぐ近くにある「能登海鮮丼 みとね」でいただけるのが濃厚な「ソフトクリーム」です♪
「スイーツめぐり券」で健康にいい「ごま」を使った黒ゴマ味、ミルク味、ミックス味の三種類から一つえらべます!
七福神めぐりで疲れた時に喉を潤してくれるのが「(株)能登ミルク」のよ〜く冷えた「能登ミルク」です♪材料にこだわった贅沢な牛乳で、こくがあるのに後味スッキリ!
「スイーツめぐり券」で、「能登ミルク」か「のむヨーグルト」のどちらかひとつもらえます!「(株)能登ミルク」は、「布袋さま」がいらっしゃる「青行寺」の登り口にあります。
その他にも「スイーツめぐり券」では、「能登珍味なまこや」の乾燥ナマコを使った(!?)無添加プリン「パンナマコッタ」や、和倉温泉マスコットキャラクター「わくたまくん」の焼き印がはいったロールケーキ「わくたまくんロール」など、8種類のこだわりスイーツの中から3種類を選んで交換してもらえます!
「七福神めぐり」や「スイーツめぐり」など、お楽しみがいっぱいの「和倉温泉」ですが、文学好きの方なら更に「句碑・歌碑めぐり」も!!
大伴家持や十返舎一九、与謝野晶子らの歌碑や、高浜虚子の句碑など温泉街のあちらこちらに点在しています。歴史と風情にふれながら、短歌や俳句、川柳など詠むのも素敵ですよね!
また、夜になると「湯元の広場」や「渡月橋」「弁天崎源泉公園」などライトアップされ、昼間とは違った雰囲気を楽しむことができます。
見どころ満載の「和倉温泉」で体も心もぽっかぽか!目いっぱい楽しんじゃいましょう!
〈和倉温泉の基本情報〉
和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合
住所:石川県七尾市和倉町2-13-1
電話番号:0767-62-1555
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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