写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る桂浜は、高知駅前バスターミナル(5番乗り場)からとさでん交通バスにゆられて40分ほどのところにあります。バスから降りて数分ほど歩き、駐車場や土産物屋を抜けるとすぐに桂浜が見えてきます。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る桂浜は竜頭岬から竜王岬の間にあり、弓形の形をしています。桂浜の前に風景をさえぎるものはなく、太平洋を一望できます。高知の中心部からほど近いとは思えないほど海も青く透明です。ただし、前述のように波が激しいため、遊泳することはできないので注意してくださいね。逆に考えると、泳ぐための海ではないため季節を問わず1年中楽しむことができるともいえます。
なお、桂浜は元々、嘉列浜、嘉津浦浜、勝浦浜などと記されていたといわれます。いつしかカツウラがカツラと転化し、月の名所でもあったことから月に映えるとされる桂の字があてられ、桂浜と呼ばれるようになりました。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る桂浜といえば、その絶景だけでなく落ちている石の色の豊富さも大きな特徴です。海水にぬれて波打ちぎわできらきらとかがやいているので、お気に入りの石を探してみましょう。土産屋の店頭では一袋300円くらいで売られていますが、自分で拾っても問題ありません。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る色は緑(凝灰岩)、赤(変色した玄武岩)、白(白くにごった石英脈またはチャート)、黒(黒色頁岩)、灰色(砂岩)の5色であり、そのまま五色石と呼ばれています。仁淀川を流れて海に出てきた石が、再度打ちあげられてできました。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る桂浜といえば有名なのが、太平洋を見つめる坂本龍馬像。着物にブーツを合わせ、懐に手を入れながら台座に寄りかかっている、有名な写真と同じポーズをしています。高さは5.3メートル、台座を入れれば13.5メートルもあり、銅像としては日本で1番大きいとされます。1928年に募金活動によって建立されたものであり、彼が高知県民からいかに愛されているかが伝わってきます。
余談ですが、彼が桂浜の対岸にある種崎へ遊びにきた記録はあるものの、桂浜を訪れた記録は発見されていません。とはいえ、種崎からは目と鼻の先の距離なので、彼が桂浜を訪ねて太平洋をながめた可能性は十分にありますね。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る桂浜の南側にある竜王岬に建つ、海津見神社(竜王宮)。創建は不明ですが、長曾我部元親の時代ともいわれています。御利益は、海上安全・漁業豊登・祈雨祈晴・商売繁盛・良縁成就。階段が少し急なため体力を使いますが、岬からのながめは絶景なのでぜひ登ってみましょう。
桂浜の周辺には、レトロな雰囲気の桂浜水族館、高知県立坂本龍馬記念館(2018年4月21日まで工事中)があります。桂浜だけでも十分に楽しめますが、周辺の施設も合わせれば1日たっぷり観光することができます。
<基本情報>
住所:高知県高知市浦戸
電話番号:088-823-9457 (高知市観光振興課)
アクセス:とさでん交通バス高知駅バスターミナルから桂浜行終点下車約40分。海岸まで徒歩5分。
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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