写真:Aya Hasegawa
地図を見る宮沢賢治記念館やポランの広場、宮沢賢治イーハトーブ館、宮沢賢治童話村など、花巻にはゆかりの作家、宮沢賢治にかかわる魅力的な観光施設がいっぱい。どっぷりと文学散歩を楽しんだら、地元産のワインに舌鼓を打つというのも一興です。ワイン好きの方ならワイナリー見学もおすすめです!
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地図を見る花巻市のワインづくりの中心地ともいえる大迫(おおはさま)地区までは、新幹線が停車する新花巻駅から車で約30分。その大追でブドウ作りが始まったのは戦後間もなくのこと。朝晩の寒暖差の大きさ、少ない降雨量、石灰石の土壌が、世界きってのワインの名産地、フランス・ボルドーに似ていることから当時の知事がブドウの栽培を推奨したのがきっかけでした。今では街のあちらこちらでブドウ畑を目にします。
写真:Aya Hasegawa
地図を見るワインだけでなく、新鮮なブドウもぜひ賞味したいところです。
写真:Aya Hasegawa
地図を見るワイン作りは当初、屑ブドウ対策としてスタートしたそうですが、今では地域を支える重要な産業のひとつに。毎年9月に行われる「おおはさまワインまつり」には、県外からも多くの人が足を運び、当日は周辺のホテルは満室状態になるほどの盛況ぶりです。ちなみにワインまつりは、ぶどうの大食い競争や昔のワイン作りの一部を再現した「ぶどう踏み」が行われたり、ブドウやワインをはじめ、特産品の紹介や販売されるといった、ご機嫌なイベントです。
2017年現在、岩手県内には10のワイナリーがあり、うち3つが大迫地区でワイン作りを行っています。その中心となるのが、1962年創業、1964年に赤ワインの販売をスタートした「エーデルワイン」。名峰・早池峰(はやちね)山を望むのどかな田園地帯の中に、ブドウ畑、総合案内所兼ショップ「ワインシャトー大迫」、ワイナリーが手がけるレストラン、ホテル、工場があり、ちょっとしたワインエリアとなっています。
写真:Aya Hasegawa
地図を見るワインのビン詰・醸造・樽熟庫の行程は無料で見学可能です。ブドウがおいしいワインに変わっていく流れを目の当たりにすると、さらにワインがおいしくいただけそうですよ。
写真:Aya Hasegawa
地図を見る「エーデルワイン」が、岩手県産のブドウ、そして、おいしさにこだわりワイン作りをスタートして半世紀以上。今では年間約40銘柄を出荷するようになりました。シャルドネ、リースリング・リオン、カベルネ・ソーヴィニョン──。ショップにはさまざまなブドウ品種を使ったワインが並び、まずその種類の多さに驚かされます。ワインをテーマにした人気漫画の「神の雫(しずく)」でも同社のワインが取り上げられたことがあります。
写真:Aya Hasegawa
地図を見るショップでは試飲(有料、無料どちらもあり)ができるので、いろいろトライしてみてください。アルコールが苦手な方は、ぜひ地のブドウをふんだんに使用した本格ジュースを。豊かな大地で育まれた、ブドウの自然の甘みを存分に感じることができます。
写真:Aya Hasegawa
地図を見る「五月長根葡萄園」「ハヤチネゼーレ」、ブドウをそのまましぼったような味わいの「蔵出しにごり」など、ワイナリーを代表する銘柄を中心に、試飲を楽しんでみてはいかがでしょうか。
写真:Aya Hasegawa
地図を見るショップをのぞいてみると、扱っているブドウ品種の多さに驚くはず。ちょこちょこいろいろなワインを試し飲みにして、お気に入りを探してみるのもいいかもしれませんね。文学散歩のあとは、日本のワイナリーで日本のブドウを使ったワインに酔いしれてみるのも楽しい選択です。
住所:岩手県花巻市大迫町大迫10-18-3
電話番号:0198-48-3200(ワインシャトー大迫)
アクセス:花巻インターチェンジから約20km、新花巻駅から車で約30分
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(2024/3/19更新)
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