写真:岡本 大樹
地図を見る弐拾dB(にじゅうでしべる)は尾道の路地裏に居を構えた古本屋です。2016年の4月にオープンし、雑誌などでも取り上げられているお店。
町の主要道路である国道2号線から少し入った場所ではありますが、入り口はかなり狭い路地に面しているので、初めての方はすぐには見つけられないかもしれません。行く前には地図をチェックしてから行ってくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見る営業中には看板に明かりが灯っているので、それを目印にして向かいましょう。
入り口に辿り着くとユニークな時計が目に入ります。この時計は時間を刻んでいるわけではなく、店主の現在の状況を指し示すものとなっています。
写真:岡本 大樹
地図を見る知らない方は驚くかもしれませんが、弐拾dBの平日の営業時間は深夜のみ。23時にオープンして翌深夜3時までが基本的な営業時間です。オープンしている時はこの時計は12時のところを指しています。
土日は11時から19時までの営業ですが、木曜日は休みとなっているので、訪問の際には曜日と時間帯に注意が必要です。お店の公式SNSで一ヶ月の営業予定が投稿されているので、下記リンクからチェックしてみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見る中にはもちろん本がずらり。太宰治や夏目漱石など、王道の名作があるのはイメージ通りかもしれませんが、近年に話題になった小説であったり、数は少ないながらマンガも置かれていることがありますので、本はそんなに読まないという方でも一度お店を覗いてみると素敵な作品と出会えるかも。
奥には本に囲まれたスペースに椅子も置かれていて、それほど広いわけではありませんが、こんな書斎があったら素敵だなぁ、と思える空間造りがされています。
椅子に座って内容をちょっと確認しようと思ったら読みふけってしまった、なんてことにもなりかねません。でも、本好きにとってはそんな時間も幸せですよね。
写真:岡本 大樹
地図を見るここまででお気付きの方ももしかしたらいるかもしれませんが、こちらのお店は以前は医院だった場所を使って営業しています。古くなっているところもありますが、不思議な居心地の良さが感じられます。
レジにある計りやその他の照明など年季の入った物たちも、用途を代えてそのまま使われています。
写真:岡本 大樹
地図を見るこれはお薬?と思いきや、ブックカバーです。こんな点から店主のちょっとした遊び心も垣間見えます。本という薬を処方してもらうような気持ちで一冊選んでみてはいかがでしょうか。
写真:岡本 大樹
地図を見る現在は、電子書籍の台頭で紙の本はなくなるのでは?といったことも言われている時代。実際にもう全ての本を電子端末上で読んでいるという人もいるでしょう。
でも、一方で本は紙じゃないと…という人も多いのが現状です。弐拾dBはまさにそんな紙の本の魅力を再確認できる場所でもあります。
写真:岡本 大樹
地図を見るもし「今読みたいと思っている本がない」という場合は、店主にオススメを聞いてみるのも一つの手です。本に熱い店主のお話を聞いていたら、ついつい何冊もの本を買ってしまうかも。そんな本との出会いも楽しいのではないかと思います。
写真:岡本 大樹
地図を見るなお、お店の名前の元になった20デシベル。まずデシベルというのは音の大きさを表す単位、というのは多くの方がご存知だと思います。では20dBはどれくらいの大きさか、ご存知でしょうか。
それは「葉っぱのカサカサという音」と言われています。つまり、気にしていなければ聞こえないけれど、耳をすませば聞こえる、というくらいの音の大きさを表しています。
林芙美子の「放浪記」、志賀直哉の「暗夜行路」など名作の舞台として描かれた文学の町尾道で、本が生み出す音に耳を傾けてみる夜もいいのではないでしょうか。
住所:〒722-0045 広島県尾道市久保2-3-3
電話番号:080-3875-0384
アクセス:JR尾道駅から徒歩20分
営業時間:23:00〜3:00(月火水金)11:00〜19:00(週末)
定休日:木曜日
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/11更新)
- 広告 -