「New American Grill KANADE TERRACE(ニューアメリカングリル カナデテラス)」は2017年9月1日(金)にオープンしたグリル料理を中心としたレストランです。「New American Cuisine」をテーマとしており、アメリカ料理だけではなく、各国の料理を融合させています。店の名前は「和で洋を奏る」というコンセプトから命名されたように、和の技法やひと手間加えた調理法を用いており、有田焼をはじめとする和皿で洋食を彩っています。
リノベーション以前は西欧料理のランチブッフェでしたが、新たにグリル料理も提供されるようになり、さらに魅力的になりました。
ダイニングはいくつかのゾーンに分かれており、雰囲気が異なっているので、様々な用途に利用できます。写真はフローリングのダイニングスペースです。ソファ席も設けられており、ゆっくりと寛げるでしょう。
こちらは店内中央にある開放感のあるダイニングスペース。壁が大きく開かれており、店内から外が見えるので非常に気持ちがよいです。中庭の滝を臨めるレストランはそうそうありません。
水菜、ルッコラ、豆苗、赤軸水菜など約10種のアイテムに、トッピングもドレッシングも約6種類用意されているので、サラダだけでも何度も楽しめます。
ドレッシングで特にお勧めしたいのは、さっぱりとした柚子ドレッシングです。色々と試してみて、好みのトッピングやドレッシングを見付けましょう。
これだけたくさんの冷前菜が置かれているブッフェはあまりありません。冷たいフラン(茸ペースト)、とうもろこしのブランマンジェはヴェリーヌで本格的なフレンチ。エスカベーシュ、チーズソースのポテトサラダといった定番に加えて、見た目が華やかなカリフォルニアロール、オープンサンド(卵&ナッツ、緑豆ペースト&ヨーグルトマリネチキン&柑橘)も用意されています。
創作的な前菜も取り揃えられているので、どのような味わいなのか楽しめるでしょう。
パン・オ・レ、クロワッサンなど6種類のパンが用意されています。注目したいのはパンに合わせるスプレッド。小松菜 Butter スプレッド、はちみつ&クリームチーズ スプレッドなどオリジナルのスプレッドが4種類もあります。どのパンにどのスプレッドを付けるかで全く味が異なるので、新しい発見があるかも知れません。
温菜には、人気のホテルカレーから季節野菜のポタージュ、メカジキのグリル(バルサミコとエシャロット、ジンジャーBBQソース)などの魚料理やパスタも提供されています。どれも大きな石鍋で提供されており、洋食メニューながらも和の装いです。
グリルのブッフェ台では、牛肉の塩水グリル、鶏もも肉のグリル、スペアリブが目の前で焼かれており、好きなものをオーダーできます。牛肉、豚肉、鶏肉と、3種類もの肉を同時に食べることもできます。グリルのコンディメントも豊富で、それぞれの肉によって複数のコンディメントが用意されています。
料理のブッフェ台から少し離れた場所、ちょうどパティスリーショップの裏側にデザートのブッフェ台があります。早生柿のコンポート、桂花陳酒のジュレはヴェリーヌで、甘味が強くて香り高いです。リモーネフロマージュやムースショコラはアントルメなので、見た目にも華やか。
「コールドミート」
モルタデッラ、ロースハムなどコールドミートが美しく盛り付けられています。お酒にもよく合いますし、オリーブともよく合うでしょう。
「牛肉の塩水グリル」
グリル料理の中で特にお勧めしたいのが、牛肉の塩水グリルです。牛肉を塩水に短時間漬け込むことによって、素材全体に下味が付き、やわらかくもなっています。さらには、グリルする直前にブイヨンスープを吹きかけているので、よりジューシーに仕上がっているのです。
「塩キャラメルのタルト」
しっかりとしたアーモンドクリームのタルト生地に、塩キャラメルのクリームとたっぷりのアーモンドスライス。メリハリの効いた一品で、料理の後は特においしく感じられます。
「New American Grill KANADE TERRACE(ニューアメリカングリル カナデテラス)」は、広い店内をゆったりと使って、ブッフェがプレゼンテーションされています。豊富な前菜を食べた後に、イチオシのグリル料理を堪能し、居心地のよい席でデザートとドリンクをゆっくりと楽しめます。
和で洋を奏でるという新しいコンセプトもブッフェでは新しいです。席数は多いですが、人気店で満席となることもあるので、できれば予約した上で訪れて楽しんでください。
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