写真:LUI
地図を見る京都の嵐山と大宮、北野白梅を結ぶ京都で唯一の路面区間を持つ京福電気鉄道。愛称を嵐電(らんでん)と言います。京都の町の中を走り、地元京都の人や観光客に愛される電車です。行く先々の駅名が京都を感じさせる旅情を高めてくれる京都の交通手段のひとつです。
また、四月初旬には嵐電北野線「鳴滝」駅から「宇多野」駅間の"桜のトンネル"を楽しむことができます。
嵐電天神川で京都市営地下鉄、西院、四条大宮駅で阪急電車に乗り換えできます。また、人気観光エリアの嵐山にも行くこともできます。
お得な乗車券、嵐電1日フリーきっぷ(大人500円、子供250円)を使うのがオススメです。
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地図を見る言わずと知れた学問の神様、菅原道真を祀った北野天満宮。有名なのはご利益だけではなく初春の梅の花も同じです。梅のシーズンには広大な境内のいたるところに咲いた約1500本の梅の花やその香りを楽しみにきた観光客でにぎわいます。
「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」 と菅原道真が詠った梅の花からの香りは安らぎと春の気配を感じさせてくれます。
見ごろは2月中旬から3月下旬ごろまでです。
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地図を見る等持院は等持院駅から歩いて5分ほどの所にあります。
足利尊氏の菩提寺として知られています。庭園は夢窓国師作と伝えられ、衣笠山を借景にした池泉式回遊庭園です。その庭園の中でも魅力的なのが椿。有楽椿といい樹齢約400年の古木が美しいピンクの花を咲かせます。散り椿と苔むした緑の色合いもまた美しいです。
見ごろは2月中旬から3月中旬です。
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地図を見る枯山水の名庭園で知られる世界遺産の龍安寺(りょうあんじ)。石と砂であらわされた枯山水庭園の小宇宙はそれだけでも一見の価値があります。
いつもは落ち着いた雰囲気で悟りや瞑想を促す庭園ですが春になると塀の後ろに咲く桜の花がアクセントになりぱっと明るく彩られます。春の桜の時期にしか見られない季節限定の眺めです。また敷地内には立派な桜が何本も植えられた場所があり、桜の花が視界一面に広がり、迫力があります。
桜の見ごろは京都各地と同じぐらいで例年4月初めごろです。
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地図を見る仁和寺(にんなじ)は御室仁和寺から歩いてすぐの京都の世界遺産の一つです。
徒然草にある一節「仁和寺にある法師」で、その名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
仁和寺では御室桜と呼ばれる遅咲きの桜が咲きます。桜林を通り抜ければいかにも古都らしい五重塔と一面の桜の組み合わせの景色が見ることができます。例年の見ごろは4月初旬〜中旬で過去の見ごろシーズンが仁和寺HPに掲載されています(下記MEMO参照)。
また、他にも見所として立派な仁王門や五重塔が借景になっている庭園、花びらが緑色に咲く御衣黄 (ぎょいこう)という珍しい品種の桜があります。
春の花といえば桜という方も多いですが京都は桜以外にもきれいな花の名所があり、それらの花が彩りを与えるいつもと違う一面を楽しむのもオススメです。ぜひ京都の路面電車「嵐電」で旅情を高めながら春の京都の花めぐりにでかけてみませんか?
この記事を書いたナビゲーター
LUI
関西在住の社会人です。社会人でも中身の濃い旅行がしたい!という自分の素直な気持ちに従い遊びも仕事も両立させるスタイルで旅行をしています。旅のメインは写真撮影、温泉、グルメ。おもなエリアは関西周辺です。
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