限定アイスも！ベン＆ジェリーズ誕生の地バーモントで工場見学

更新日：2017/11/20 18:09

2012年にアメリカから表参道に上陸して以来、日本でも大人気のアイスクリーム「ベン＆ジェリーズ（Ben&Jerry’s）」。今や世界37ヶ国にお店を構えるベン＆ジェリーズですが、工場見学を行っているのはベン＆ジェリーズ誕生の地であるバーモント州のウォーターベリーだけ。ファンなら一度は訪れてみたいベン＆ジェリーズのファクトリー・ツアーと、現地でしか味わうことのできないアイスクリームをご紹介します！

世界でここだけ！ベン＆ジェリーズのファクトリー・ツアー

写真：三谷めぐみ

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工場見学ができるファクトリーがあるのはアメリカ北東部に位置するバーモント州。1978年にバーモント州サウス・バーリントンで誕生して以来ずっと、バーモントに拠点を置いているベン＆ジェリーズ。決してアクセスしやすいとは言えない場所にもかかわらず、アメリカ国内だけでなく世界各地からファンが訪れる理由。それは、ファクトリー・ツアーを行っているのは世界中でここだけだから。

ベン＆ジェリーズの代名詞とも言えるチョコレート・チャンク（チョコレートの塊）や、クッキー、ナッツ、フルーツがゴロッと入ったリッチなアイスクリームができる工程をさっそく見に行きましょう。

写真：三谷めぐみ

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敷地内にはインスタ映えするフォト・スポットがいくつもありますが、まずはこちらの建物へ。中に入るとファクトリー・ツアーの受付があります。

ツアーは毎日（サンクスギビング、クリスマス、元旦を除く）30分ごとに行われており、料金は大人$4、60歳以上は$3、12歳以下の子供は無料です。繁忙期は10～15分おきにツアーが行われますが、時期によっては売り切れたり1時間以上待つことも。時間に余裕を持って早めの時間帯に行くことをオススメします。

写真：三谷めぐみ

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ツアー開始時刻になるとツアー・ガイドがチケットに記載された時間を確認してツアーがスタート。

最初に向かうのはムービー・シアター。ベン＆ジェリーズがどのようにして生まれたのか、フレーバーに関する秘密や原材料に対するこだわり、ベン＆ジェリーズが取り組んでいることなどをユーモアを交えた楽しい映像で学びます。

次に案内されるのが、実際にアイスクリームを作っている工場。どのようにしてベン＆ジェリーズのアイスクリームが作られるのか、その工程を知ることができます。こちらのファクトリーでは1日1フレーバーのアイスクリームを作っていますが、その量はなんと5万リットル以上だとか。ちなみに工場内部は撮影禁止です。

そして最後に案内されるのはフレーバー・ルーム。1986年から1995年まで創業者のベンとジェリーが様々なフレーバー開発をした部屋で、一番人気の「チェリー・ガルシア」や「チョコレート・チップ・クッキー・ドウ」が生まれたというベン＆ジェリーズにとっては特別な場所。ここでちょっとした嬉しいサプライズがあるのですが、それは行ってからのお楽しみ♪

限定のフレーバーもあるスクープ・ショップ

写真：三谷めぐみ

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世界中のベン＆ジェリーズ・ファンがわざわざバーモント州まで来る理由はファクトリー・ツアー以外にもあります。

通常のスクープ・ショップ（路面店のアイスクリーム・ショップ）では15種類ほどのフレーバーしかありませんが、ファクトリーでは30種類以上！ここでしか味わえないファクトリー限定フレーバーや新作のアイスクリームがあるんです。

写真：三谷めぐみ

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スモール・サイズ（写真左）は2種類のフレーバーを、ラージ・サイズ（写真右）は3種類のフレーバーを選べます。コーンも通常のシュガー・コーンから、チョコレートにディップしてスプレーをトッピングしたワッフルコーンまであるので、自分好みにカスタマイズが可能。

ファクトリー限定のメープル・ウォールナッツ・クランチは、メープル・シロップの産地としても有名なバーモントならではの味。濃厚なミルクと上品な甘さのメープル・シロップに、歯ごたえのあるクルミが絶妙なバランスで入っていてオススメです。

他にも発売したばかりのフレーバーや、バーモンスターと呼ばれるモンスター級のアイスクリーム（20スクープのアイスクリームにクッキー、ブラウニー、バナナ、クルミ、ファッジ、キャラメル、ホイップ・クリーム、8スクープ分のトッピングが乗ったもの）もあるのでグループで行く場合はぜひチャンレジしてみてくださいね！

ここでしか手に入らないグッズをお土産に

写真：三谷めぐみ

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アイスクリームを食べたあとはお土産も忘れずに。デザイン豊富なTシャツから、アイスクリーム・ボウル、アイスクリーム・スクープ、スプーン、タンブラー、マグカップ、トートバッグ、犬用のクッキーからベン＆ジェリーズらしい遊び心いっぱいのオモチャまで、ここでしか手に入らないグッズがたくさんありますよ。

また、敷地内には「フレーバーの墓場」と呼ばれる販売終了になったフレーバーのお墓も。二度と食べることができないユニークだけれど残念な味のフレーバーを探してみるもの楽しいかもしれません。