1999年にシアトルにて最初のエースホテルは誕生しました。ホテル業界の歴史をも変える革新的なこのホテルチェーンは、現在シアトルの他、ロサンゼルスやニューヨークなど9店舗まで拡大し、世界で最も注目されるホテルグループの1つにまで成長します。ポートランドは2006年に開業しました。
共同創設者・故アレックス・カルダーウッド氏は、ラグジュアリーを優先する価値観をもつホテルではなく、平等主義の世界を思い描き、その世界観を表現するホテルを理想としてホテルを創設しました。
彼の理想の通り、エースホテルは他のラグジュアリーホテルとは一線を画しています。
エースホテルのロビーは開かれた空間で共有スペースの中心です。ふらっと立ち寄りくつろぐ人や待ち合わせする人。全ての人に開かれた空間となっており、誰でも自由に出入りできます。人の集まりこそが最も重要と考えるホテルのポリシー通り、オープンマインドのロビーといえます。
ホテルのフロントでは、人懐こいホテルクルーが出迎えてくれます。観光案内などはフロントデスクの客側側面にありますので、そこから必要な情報を集めると良いでしょう。
ホテルのロゴ入りTシャツ(35ドル)やホテルで使用されているガウンなどの販売もしています。
夜になると隣接するレストラン・バー「Clyde Common」で一杯を楽しむ人がロビーに場を移してくつろいでいます。個性豊かな人々が集うホテルには、昼夜を問わず人が行き来しています。
2階には、共有パソコンも置かれる開かれた空間があります。昼間には、隣接するStumptownのコーヒーを片手にパソコンをしている人の姿も多く見られます。
エースホテルとなる以前は、旧クライドホテルという名のホテルでした。クライドホテルだった当時、1989年製作「Drugstore Cowboy(ドラッグストアー・カウボーイ)」というマット・ディロン主演の映画がこのホテルで撮影されています。撮影に使用された部屋は現在の428号室ですので、映画ファンの方やマット・ディロンファンの方は、この部屋に泊まってみるのも楽しいかもしれません。
各客室にはそれぞれ違ったアートが描かれています。Amy Ruppel氏などの地元アーティストが華やかにそして斬新に壁一面思い思いの作品を描いています。
使用されているブランケットも地元メーカーPendleton社のものが使用されています。
部屋には、館内案内書や聖書などではなく、新刊雑誌が置かれています。この辺りにもモダンさが出ています。
室内には一通りの飲み物や食品(有料)が置かれ部屋でくつろぐには重宝します。
水回りのシンクは昔のままのものを使用しています。ちょっと小さくて使いづらいのですが、ノスタルジックを味わうのも悪くはないです。
STANDARD DOUBLEの日本テイストの部屋には、写真のように鏡の中に日本語と可愛いお地蔵さんの絵が描かれています。この部屋のアーティストは作者不明とのことでホテルでも作者を把握していないのですが、日本人または日系アーティストではと想像してしまいます。
シャンプーなどはハーブやフルーツの香りで日本でも人気のMALIN+GOETZ(マリン アンド ゴッツ)のものが置かれています。
ホテルの朝食スペース「The Spread」。オレゴン産の新鮮な食材で朝食(12ドル)を提供しています。ホテルの一室を改装したスペースで席は相席となりますが、共有をコンセプトにしているホテルなので隣の席の人と会話を楽しむ機会となるでしょう。
ホテルに隣接しているStumptownは、サードウェーブコーヒーの代表ともいえる珈琲店です。多くの人がコーヒーを飲みながらくつろいでいます。
古い建物をリノベーションしたデザインホテル「Ace Hotel」。スタイリッシュでホッとするアナログ感がなぜか不思議と心地よい。クリエイティブ都市ポートランドを象徴するモダンヒッピーなホテルでノスタルジックな雰囲気を味わってみるのも時には良いものです。
ポートランドのモダンヒッピーなデザインホテルは、オープンマインドの新しい感覚のホテル。個性豊かな人々が集うホテルです。
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