那覇には2つのロワジール、「ロワジール スパタワー 那覇」と「ロワジールホテル 那覇」があります。場所は同じで共通施設を有しますが、それぞれの滞在スタイルによってこの2つを使い分ければより一層快適な滞在が可能になります。
2つのホテルのエントランスは同じ。空港からは「うみそらトンネル」を使えばあっという間。タクシーでも1500円かからないくらいの近さですので、複数人ならゆいレールよりもタクシー利用もオススメ。もちろんゆいレール利用なら「旭橋駅」からも歩けますし、国際通りも徒歩圏内です。
建物は、ロワジールホテル(本館)とスパタワーに分かれていて、スパタワーの低層階がロワジールホテルのイースト館という構造になっています。
エントランスを入ってすぐのロビーラウンジは、結婚式にも使われる開放的な美しい空間。ガラス扉の向こうには南国ムードたっぷりのヤシの木が寄り添うプールがあり、青い空にとても映えます。館内には屋内プールの他、充実したショッピングプラザも。ORIXのレンタカーデスクも1階にありますので、ここを拠点にしたレンタカーの旅にも便利。
写真:東郷 カオル
地図を見るここで楽しめる2つの滞在のうち、まずは「ロワジール スパタワー 那覇」からご紹介しましょう。
チェックインは専用ラウンジでコンシェルジュがおもてなし。沖縄特産ジュースをいただきながら、ソファーに座ってゆっくりと手続きできます。
写真は「スパデラックスツイン ベイビュー」。琉球の香り漂うインテリアが素敵なお部屋です。至るところに南国のお花が飾られていて、リゾート感もたっぷり。このお部屋は少人数でゆったりと過ごす女子旅にオススメですよ。
写真:東郷 カオル
地図を見る水回りも女子旅向き。ダブルベーシンは忙しい朝にも"順番待ち"の時間ロスから解放される優れもの。奥はビューバスになっていて、蛇口をひねれば温泉が出るという贅沢なお部屋。温泉重視の女子にはこの上ない幸せ!
アメニティはアーユルヴェーダに基づいたオーガニックブランド「スンダリ」。人工香料が使われていない自然な香りに包まれて女子力UPを感じてください。
ひとしきりお部屋のチェックが終わったら早速温泉へ。三重城温泉は平成元年に試掘に成功した正真正銘の天然温泉。沖縄で天然温泉は珍しいですよね。源泉はなんと約800万年前の化石海水というから驚きです。本土に多い火山性の泉質とは異なる海の温泉ですので、何度も入って沖縄の海の恵みをたっぷりとお肌から吸収してくださいね。
スパタワーにあるのが「海人の湯」、本館にあるのが「島人の湯」。スパタワー宿泊者はこの両方が無料で楽しめます。特にこの「海人の湯」は外来利用者や本館・イースト宿泊者は別途料金が必要となるため、スパタワー宿泊者は混雑することなくゆっくりと入浴を楽しめます。
続いては「ロワジールホテル 那覇」。こちらはスパタワーよりもリーズナブルな価格設定と、グループや家族で泊まれる部屋があるのが魅力。写真はデラックスツインのお部屋にベッドを4つ並べた状態。
2階には先ほど少し触れた三重城温泉「島人の湯」があります。泉質はスパタワーの「海人の湯」と同じです。「ほぐし処」も併設されていますので、低価格で手軽に飛行機移動の疲れを取りたい人にはぴったり。24時までオープンしていますので、遅い時間の到着にも対応可能なのも嬉しいポイントです。
写真:東郷 カオル
地図を見る「ロワジール スパタワー 那覇」「ロワジールホテル 那覇」、どちらにお泊りでも時間があればぜひ受けていただきたいのが「スパトリートメント CHURASPA inspired by SMART ARYURVEDA」のスパトリートメント。
なぜお勧めするのかというと、実はここ、世界トップクラスのスパ施設を選ぶ「ワールド ラグジュアリー スパ アワード 2016」の「ザ・ベスト ラグジュアリー リゾートスパ」を受賞したスパなんです!国内のスパ施設が「ザ・ベスト ラグジュアリー リゾートスパ」部門で受賞したのは初めてのこと。
琉球文化とインドのアーユルヴェーダが融合した神秘的なトリートメントは体験の価値あり。五感が研ぎ澄まされ、感覚の鋭い人だと施術トリートメントの直後から味覚・資格・聴覚などに不思議な効果が現れる場合がありますよ。こればかりは実際に体験してみないと感じられないことですので、是非体感してみてください。
写真:東郷 カオル
地図を見る国際通りが近いので夕食は外で済ませるのもいいのですが、実は本館2階の「琉球ダイニング花風(はなふう)」は地元の人もわざわざ訪れる人気のお店。コース料理よりも地元の人がオーダーしているものを真似て頼んでみると、思いもよらない絶品郷土料理が見つかるかもしれませんね。
写真はスタッフ一押しの「美ら島あぐースペアリブのスパイシー炒め」。カリッと焼きあげられた表面が甘辛く味付けされていて、食の進む一品です。
写真:東郷 カオル
地図を見るスパタワーの朝食は、1階の「オールデイダイニング フォンテーヌ」で。噴水に面した明るいレストランで清々しい朝食タイムを楽しめます。
沖縄の食材を中心にしたバラエティに富んだビュッフェは食べ応えもありますが、自分で作るしゃぶしゃぶや、好みの野菜やフルーツを投入して作るコールドプレスジュースなんかの体験的メニューも人気です。
2つのロワジール、どちらにするか迷うことろですが、温泉は同じ。人数や予算感で本館かスパタワーを選べば間違いありません。
女子旅やご夫婦ならスパタワー、グループや家族で楽しむなら本館という考えを基本に、あとは予算で選ぶとわかりやすいかも。もちろんこの2つに一泊ずつしてみるというのも面白いかもしれませんね。
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