写真:Akiko Nilsen
地図を見る「パディントン」は南米に住んでいたクマがロンドンに訪れるところから話が始まります。パディントン駅は現在でもロンドンとイングランド西部とを繋ぐターミナル駅のため、旅行客やビジネスマンたちが多く行き交っている大きな駅です。そんな混雑した駅内で、知り合いもおらず途方に暮れていた所、優しい家族に保護されその駅の名が名付けられ「パディントン」となりました。
そんなパディントン駅には、パディントンの像が置かれています。以前は駅の待合室に置かれていましたが、現在は映画でパディントンが座り込んでいたプラットフォームの隅と同じ場所に置かれています。パディントン駅は鉄道駅と地下鉄駅とがありますが、鉄道駅の西の端にあるマクドナルドのそばにありますので容易に見つけられます。改札を通る必要もなく、無料で訪れることができるのも嬉しいですね。
先日、イングランド王室のウィリアム王子・キャサリン妃もパディントン駅を訪れ、パディントンベアの着ぐるみとダンスを踊る姿が報道されました。映画公開に向けて盛り上がっているスポットです。
<基本情報>
住所:Praed St, London W2 1HQ, UK
電話番号:+44-345-711-4141
アクセス:地下鉄・鉄道Paddington駅すぐ
提供元:Distant Drumlin
https://distantdrumlin.wordpress.com/映画ではパディントンの家はカラフルな家々が並ぶいかにもロンドンらしい素敵な場所でした。映画の中でその住所はWindsor Gardens, Notting Hillとなっていますが、実際はその場所にこの素敵な家々はありません。実際のロケ地はノッティングヒルから北に上がり、リージェンツパークの北側にあります。
すぐそばにはプリムローズヒルと呼ばれる小高い丘があり、その丘は市民の憩いの場として愛されています。プリムローズヒルからはロンドン市内が一望できますので、コーヒーやサンドイッチを片手にのんびり休憩するのがおすすめです。
周辺もオシャレなカフェや雑貨屋さんなどが点在するエリアですので、ゆっくりと時間をとってエリアを散策するのもいいですね。
<基本情報>
住所:30 Chalcot Cres, London NW1, UK
アクセス:地下鉄NChalk Farm駅より徒歩約7分
写真:Akiko Nilsen
地図を見る映画「パディントン」の中でパディントンが囚われた自然史博物館は、中央のエントランス内に吊り下げられた大きな恐竜の化石が圧巻です。入館料無料なのが申し訳なく感じるぐらいの建物と展示品の素晴らしさです。
館内は4つのゾーンに分かれており、それぞれのゾーンで自然にまつわる貴重な展示品が鑑賞できます。恐竜の化石や珍しい動物のはく製などがわかりやすく展示されており、どなたでも楽しめるように工夫されています。
写真:Akiko Nilsen
地図を見る自然史博物館は、中だけでなくその建物自体も見る価値があります。建物のガーゴイル(雨どいの役割をする彫刻)だけでなく、窓枠や屋上部分に様々な動物がかたどられた彫刻が置かれています。決して大々的にではなく、こっそりとこういう仕掛けがあるのはロンドン観光の醍醐味でもあります。隅々までチェックしてお気に入りの彫刻を探してみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:Cromwell Rd, Kensington, London SW7 5BD, UK
電話番号:+44-20-7942-5000
アクセス:地下鉄South Kensington駅より徒歩約5分
写真:Akiko Nilsen
地図を見るパディントングッズはパディントン駅に併設されています。ロンドンを代表するキャラクターですので、お土産に買っていくと喜ばれること間違いなしです。そんなパディントングッズは、最も品ぞろえの良いこの本店で手に入れましょう。
写真:Akiko Nilsen
地図を見るパディントングッズは大人用から赤ちゃん用まで幅広く展開されています。例えばオイスターカード(ロンドン市内で使える電車や地下鉄用のICカード)用のケースなどは、旅の間に役立つだけでなくその後も日本でカードケースとして活躍してくれそうです。
また、児童文学のキャラクターというだけあって赤ちゃんや子ども用の玩具の品揃えが豊富です。最近のアニメや漫画のキャラクターによく用いられるような奇抜な色合いはなく、昔から愛されてきたような優しい色使いのグッズが多く流行に左右されることもないのでお子様のいる方へのお土産にはぴったりです。
<基本情報>
住所:146 Praed St, London W2 1BA, UK
電話番号:+44-20-7402-5209
アクセス:Paddington駅構内
映画「パディントン」のロケ地に選ばれたスポットは全て、ロンドンの魅力をあらわしたスポットとなっています。
自然史博物館は代表的な観光スポットですが、その建物自体にも面白い工夫がされており、そういった遊び心はロンドンの得意技です。また、パディントンの名がついたパディントン駅はもちろん、プリムローズヒル近くの住宅街など観光スポットではない通常の場所ですら多くの人を惹きつける魅力を持っているのもロンドンならではです。
映画の公開時期に伴い、「パディントン」も「パディントン2」も秋から冬にかけてのロンドンが舞台となっています。一般的にヨーロッパの冬は旅行のオフシーズンと言われていますが、実はこの時期は街の美しさが最も際立つ時でもあるのです。この時期ならではのロンドンの美しさをぜひその目で確かめてくださいね。
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
Akiko Nilsen
イギリス・ロンドン在住6年の英語・日本語教師。ロンドンを中心にヨーロッパの旅行情報をお届けします。個人旅行の一人旅・女子旅を得意としています。ヨーロッパの可愛らしい街並み・雑貨、そして食べ物に目があり…
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