雲洞庵の土踏んだか?新潟・魚沼の庵寺「雲洞庵」が神々しい

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雲洞庵の土踏んだか?新潟・魚沼の庵寺「雲洞庵」が神々しい

雲洞庵の土踏んだか?新潟・魚沼の庵寺「雲洞庵」が神々しい

更新日:2017/12/24 20:39

八岳木 流泉のプロフィール写真 八岳木 流泉 温泉ライター

新潟県南魚沼市。中越地方に位置する同市は八海山や巻機山などの山地や、魚野川に三国川などの清流に包まれた自然豊かな地です。さらに、六日町温泉などの温泉地からスキー場まで、観光名所は溢れるほど。そんな南魚沼市にあって、名刹「雲洞庵(うんとうあん)」を忘れることはできません。“”雲洞庵の土踏んだか”との標語もあるほど有名なこちらのお寺は、実に神々しい庵寺(尼寺)なのです。

歴史の赤門は味わい深く

歴史の赤門は味わい深く

写真:八岳木 流泉

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雲洞庵は“越後一の寺”“日本一の庵寺”を自称する曹洞宗の古刹です。奈良時代、藤原房前の母が出家し、この地に湧き出る水などで傷病者を救済してきました。その後、房前の母が亡くなり、房前が建立したのがこちらの雲洞庵です。当時から女人救済の庵寺として知られ、広く信仰を集めてきました。

そんな雲洞庵への端緒となるのが赤門です。大きなわらじが掛かり、おみくじが結ばれるこの赤門。かつては一年に一度しか開かれず、参拝者はその貴重な開門日を狙って訪れたということです。

雲洞庵の土踏んだか

雲洞庵の土踏んだか

写真:八岳木 流泉

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雲洞庵における売りのひとつは、赤門をくぐった場所から始まる参道です。この参道では敷石に注目!敷石一枚一枚の下には法華経を一字ずつ記してあるのです。つまり、参拝者は法華経を踏みながらお参りする形式ですね。参道を歩けば罪業消滅や万福多事の御利益があると伝わり、踏まれても御利益を与える仏教・禅宗の教えは寛容そのものであると言われています。

また、法華経を踏んで御利益を得ることにより、古くから“雲洞庵の土踏んだか”という標語まで存在しています。“遠くとも一度は参れ善光寺”のように、参拝することを勧める標語ですね。

一年に一度のみ赤門が開いていた時代は、参拝者がこぞって赤門からその敷石を踏み歩いていたそうです。

本堂内部も見どころ満載

本堂内部も見どころ満載

写真:八岳木 流泉

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鬱蒼とした木々に囲まれる本堂は、新潟県指定の有形文化財です。室町時代、上杉憲実により創建され、江戸期に同県出雲崎地区の大工により再建されました。

またここは、雲洞庵は上杉景勝や直江兼継を預かって住職が教育したお寺でもあります。新潟県を代表する歴史上人物に教えを授けた、実に由緒正しい名刹ということですね。

本堂内部も見どころ満載

写真:八岳木 流泉

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本堂に入ってまず目に留まるのは「長生きの水」。こちらは藤原房前の母が発見した水で、飲用可能な清水です。雲洞庵の間近にそびえる金城山より湧き出しています。まずはこちらで口を清め、のどを潤し、本堂めぐりといきましょう。

本堂内部も見どころ満載

写真:八岳木 流泉

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本堂の内部も、見学可能です。本尊の釈迦牟尼仏が鎮座する内陣はとりわけ荘厳で、歴史の木目と匠の装飾を間近で見ることができます。内陣に向かって右に進めば宝物殿、左に進めば百体観音が安置される観音堂です。

坐禅堂で体験も

坐禅堂で体験も

写真:八岳木 流泉

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坐禅堂に入ると、どこか張りつめて緊張感の漂う雰囲気が味わえます。整然と置かれた坐禅用の座布団、坐蒲が格好良く、綺麗に磨かれた木の床が渋いですね。雲洞庵では坐禅の体験も可能。料金は、坐禅体験に拝観ガイド込みで大人1200円、子ども900円です。

歴史の赤門にはじまり、法華経が記された敷石。長生きの水に坐禅堂など、雲洞庵の見どころは片手に収まり切れません!それらを巡っていると神々しさを強く感じ、ホッと肩の力も抜けていきます。特に敷石は有名なパワースポット!敷石を踏みしめながら、両端の木々からの木漏れ日を受ける。そんな心洗われる旅路はいかがでしょうか。

雲洞庵の基本情報

住所:新潟県南魚沼市雲洞660
電話番号:025-782-0520
アクセス:関越自動車道「塩沢石打IC」や「六日町IC」を利用。JR上越線(ほくほく線)「塩沢駅」や「六日町駅」下車。
拝観時間:9時から17時(4月中旬〜11月)/10時〜15時30分(12月から4月中旬)
拝観料:300円

2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/18 訪問

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