野鳥が放し飼い!?地味にすごいネオパークオキナワの魅力とは?

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野鳥が放し飼い!?地味にすごいネオパークオキナワの魅力とは?

野鳥が放し飼い!?地味にすごいネオパークオキナワの魅力とは?

更新日:2017/12/11 12:42

まるい くにおのプロフィール写真 まるい くにお オキナワントラベラー

「ネオパークオキナワ」は、沖縄県名護市にある名護自然動植物公園のことです。様々な動物に触れ合うことができる単純な動物園としての顔を持ちながら、世界的にも希少な野生生物を保護し、繁殖させている国際種保存研究センターというアカデミックな施設も併設しています。
国内の動物園では珍しいスタイルの動植物公園・ネオパークの魅力をご紹介しましょう。
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沖縄軽便鉄道が園内の見どころをご案内!

沖縄軽便鉄道が園内の見どころをご案内!

写真:まるい くにお

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ネオパークオキナワは、沖縄の気候を活かして温かい地域に住む鳥、動物や魚を飼育、展示しており、多くの生き物を野生に近い状態で触れ合うことが出来る施設です。

園内3箇所のエリアは巨大なフライングゲージで覆われており、人間と鳥たちに垣根はありません。これだけ広いフライングゲージを持つ施設はなかなかお目にかかることが出来ません。

沖縄軽便鉄道が園内の見どころをご案内!

写真:まるい くにお

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初めてネオパークオキナワを訪れたなら、最初に沖縄軽便鉄道に乗ってみてください。全長1.2kmの線路でネオパークを一周、乗車中に園内の見どころをアナウンスしてくれます。乗り場はネオパークのチケット売り場から2階に上がり、おみやげコーナーを抜けた先にあります。

沖縄軽便鉄道とは1914年から1945年まで那覇駅(現在の那覇バスターミナル付近)から嘉手納、与那原、糸満方面へ実際に運行されていた鉄道です。当時は名護まで延長する計画もありましたが、太平洋戦争で破壊されてしまい、その後軽便鉄道が復活することはありませんでした。

当時の軽便鉄道を再現した園内ガイド鉄道にはB型タンク機関車と国鉄D51形蒸気機関車を模した2台の電気機関車が存在しますが、人気が高いのは当時走行していたB1型タンク機関車です。

沖縄軽便鉄道が園内の見どころをご案内!

写真:まるい くにお

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乗車するとすぐにフラミンゴの湖を右手に眺める場所で一時停止します。左手のメインハウス内にはマダガスカルに生息するワオキツネザルを見ることが出来ます。次にアフリカのサバンナの池で鯉や鴨たちに餌をあげることができます。その後、ペッカリー牧場、リャマの丘、オセアニアエリアを過ぎて終着駅に戻ってきます。

軽便鉄道の所要時間は約20分。一周回っただけでも多くのエリアが存在することがわかります。ただし、これだけでは概要を知っただけに過ぎません。正面入口を入って歩いて園内を周っていきましょう。

<沖縄軽便鉄道の基本情報>
乗車料:大人(中学生以上)660円/小人(3才〜小学生)440円
時刻表:10:00、10:30、11:00、11:30、12:00、12:30、13:00、13:30、14:00、14:30、15:00、16:00、17:00

フライングゲージの中で野鳥たちがエサをフライングゲット!

フライングゲージの中で野鳥たちがエサをフライングゲット!

写真:まるい くにお

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国内でも珍しい「フライングゲージ」という展示方法を採用しているネオパーク。野鳥たちの自然な生態を見ることが出来ます。入口を入ってまず目に留まるのはフラミンゴの湖という広い池で歩き回るたくさんの野鳥たち。その大半は人に馴れていて、一番エサを欲しがるトキの仲間アフリカクロトキです。その他にも11種類の鳥たちが生活をしています。

鳥や動物の殆どにエサをあげられる点も他の動物園に比べると珍しいのではないでしょうか。エサは一袋200円で販売していますが、彼らの食欲が多い日はとても一袋では全然足りません。とはいえ園内の各所で販売していますので、惜しみなくエサやりを楽しんでください。

ちなみに鳥の数と大きさは5歳ぐらいのお子様と同じぐらいです。自分より大きな鳥たちが目の前に現れるのにびっくりして、泣き出してしまうお子様も少なくありません。

フライングゲージの中で野鳥たちがエサをフライングゲット!

写真:まるい くにお

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フラミンゴの湖を抜けると新たな柵を越えてアマゾンのジャングルエリアに入って行きます。左手にアマゾンをテーマにした池が広がっており、最初に目に留まるのは、鮮やかなショウジョウトキ。海岸や川岸のマングローブ林に住んでおり、カエルやカニ、エビなどを食料としています。

このエリアには全部で7種類の鳥類がいます。水の中には水辺の奥にはベニイロフラミンゴがいます。ものすごくキレイな色をしているのですが、少し警戒心が強いようであまり人には近寄って来ません。でも池をぐるっと回った先からこっそり眺められる場所があるのでご安心を。

フライングゲージの中で野鳥たちがエサをフライングゲット!

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アマゾンのジャングルエリアの池を過ぎるとすぐにトンネルが目に入ります。このトンネルは池の中が見える水中ドームになっていて、巨大淡水魚のピラルクーやブラックコロソマ、レッドテールキャットなどアマゾン川に生息する魚たちが優雅に泳ぐ姿を見ることができます。

各エリアに居住する鳥や動物について、さまざまな解説や雑学を手書きのガイドや可愛いイラストも見どころのひとつです。これは全国の獣医学系や農業系の大学や専門学校の生徒が書いたもので、読みやすくてタメになります。

ふれあい広場で心置きなく動物たちと触れあえる!

ふれあい広場で心置きなく動物たちと触れあえる!

写真:まるい くにお

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アマゾンのジャングルエリアを越えてしばらく進むとふれあい広場が見えてきます。ここは別料金になっているのですが、ハムスター、ウサギ、小型犬などがたくさんいて、エサをあげながら触れ合うことができます。

奥にはカピパラ、ブタなどにもエサをあげることができますが、子ども達に人気なのは巨大なアルダブラゾウガメ。かなり大型で、子どもを背中に乗せた状態で歩いてくれますので、お子様連れに人気の記念撮影のスポットとなっています。

<ふれあい広場の基本情報>
入場料:300円(4歳以上一律)
※4歳未満は無料ですが保護者の付き添いが必要です。
※ふれあい広場でのエサやりについては、専用のエサとなっています。(青い袋に入ったエサはやる事ができません)

ふれあい広場で心置きなく動物たちと触れあえる!

写真:まるい くにお

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ふれあい広場のさらに奥にはダチョウのゲージがあり、首の高さに合わせた台からエサやりが可能です。痛くはないですが、結構な勢いで手を突っついてくるのでびっくりします。

園内で売っているエサは青いビニールの袋に入っているのですが、間違えてダチョウが食べてしまうと病気になってしまうので、取られてしまわないように注意しましょう。

ふれあい広場で心置きなく動物たちと触れあえる!

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ふれあい広場をあとにするとマダガスカルの動物や植物を見れるマダガスカルロードに入ります。道路の脇にはバオバブの木が茂り、檻の中にはキツネザル属のレムールたちも見ることができます。

ところで、そろそろお腹が空いてくる頃ではないでしょうか。ネオパーク内で唯一のお食事処、パーラー・バオバブが見えてきました。ここにはかき氷、アイスクリームをはじめとしたスイーツから、沖縄そば、カレーやピラフまであり、池の畔で涼みながら食事をすることもできます。

ペッカリー牧場&オセアニアの花・鳥エリアでクジャクとご対面!

ペッカリー牧場&オセアニアの花・鳥エリアでクジャクとご対面!

写真:まるい くにお

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マダガスカルロードを過ぎるとペッカリー牧場が現れます。ペッカリーとはイノシシの仲間。ここではぬかるんだ泥地で身を寄せ合いながらジャレたり寝ている姿がとても愛らしい見た目ですが、エサや陣地を取り合って喧嘩している様子もよく見られます。

ペッカリー牧場&オセアニアの花・鳥エリアでクジャクとご対面!

写真:まるい くにお

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ペッカリーの牧場を過ぎると新しい柵を越えます。ここのフライングゲージにはオセアニアの鳥たちが飼育されています。エミューやヒクイドリ、コクチョウなどオーストラリアに生息している鳥たちを見ることができます。

彼らも珍しいですが、ここの魅力は何といってもクジャクでしょう。求愛の時に広げるその美しい羽はなんとも言えません。クジャクはいつも求愛をしているわけではないので、タイミングよく見ることができたらラッキーですね。

国際種保存研究センターで種の保存について考えよう!

国際種保存研究センターで種の保存について考えよう!

写真:まるい くにお

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オセアニアの花・鳥エリアを拔けて少し歩くと現れる国際種保存研究センター。この施設では絶滅が危惧される希少種の保護をしていくのはもちろん、この施設で繁殖も目的としています。敷地面積2000平米の中に哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類など30種100点、国内ではここでしか見ることができない珍しい動物を展示しています。

2017年7月13日、ここで飼育されているコモンリスザルに赤ちゃんが生まれました。それを記念して訪れた観光客に名前を募集し「ティオ」と「タオ」という名前に。まだまだ小さいうちはお母さんの背中から離れられませんが、可愛い赤ちゃんの姿を見られるのは今のうちです!

国際種保存研究センターで種の保存について考えよう!

写真:まるい くにお

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明治時代に放たれたマングースが沖縄の生態系を壊してしまっていることもあり、沖縄の固有種は絶滅の危機に瀕しています。ここには有名なヤンバルは現在ここにはいませんが、クイナオリイオオコウモリ、リュウキュウヤマガメ、セマルハコガメ、カラスバトなどが飼育されています。

この施設で飼育されている鳥や動物たちは希少動物のために触れ合うことはできませんが、毎日12時から13時ぐらいの間に飼育員たちによる餌やりがあるので、その時間を狙うと餌を求めて活動的になる動物たちを見ることができます。

国際種保存研究センターで種の保存について考えよう!

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まだまだ紹介し切れないほどの多くの見どころが詰まったネオパークオキナワ。国内屈指の巨大なフライングゲージは鳥好きにはたまらないでしょう。名護周辺を観光する際は、鳥や動物たちと触れ合いに訪れてみてはいかがでしょうか。

ネオパークオキナワの基本情報

住所:〒905-0012 沖縄県名護市字名護4607-41
TEL:0980-52-6348
アクセス:那覇空港より車にて約1時間15分
入園料:大人660円/中人(中高生)330円/小人(4才〜小学生)220円
入園料+鉄道セット:大人1,100円/中人(中高生)770円/小人(4才〜小学生)550円
国際種保存センター入場料:300円(4歳以上一律)※ネオパーク入園料とは別料金です。

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/11/19 訪問

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