写真:岡本 大樹
地図を見る鰐淵寺(がくえんじ)は島根半島の西側、北山の山中に位置するお寺です。かつて室町時代頃までは修験道の霊地として広く知られていた場所ですが、現在ではひっそりとした佇まいとなっています。
松江生まれの武蔵坊弁慶が様々な伝説を残している場所としても有名で、周辺の自然はとても美しく、境内はその自然の中に溶け込んでしまっているかのような神秘的な雰囲気を醸し出しています。
写真:岡本 大樹
地図を見るその自然の美しさが最高潮を迎えるのは秋。鰐淵寺は山陰屈指の紅葉名所と言われており、境内を彩る紅葉は例年11月中旬から見頃を迎えます。
境内で見られるモミジは「いろはもみじ」という種類のもので、キレが非常に深く葉が小さいという特徴があり、そんなモミジの葉が幾重にも重なりながら作るトンネルは目を見張る美しさです。
写真:岡本 大樹
地図を見る境内でも場所によって色づきのピークが違うことにより、タイミングが良ければ頭上と足元で二つの紅葉を楽しむことができます。
こちらの写真は仁王門を通り過ぎた滴翠館そばの石段のものですが、階段を真っ赤に染める敷きモミジが見事な風景を造り出しています。さらに階段上にはモミジのトンネルが見えていますね。
写真:岡本 大樹
地図を見る紅葉との相性バッチリな苔生したテーブルや椅子もあるので、ここでゆっくり紅葉狩りをするという風情たっぷりの楽しみ方もできますよ。
11月中旬から下旬(2019年は11月9日〜24日)にかけて紅葉まつりが行われるので、時期を合わせて訪問する事をオススメします。
写真:岡本 大樹
地図を見るとはいえ、境内で注目すべきなのはモミジだけではありません。
根本堂の隣にある摩蛇羅社常行堂の前にはとても背が高く立派なイチョウの木があり、晩秋には社の前を真っ黄色に染め上げます。
写真:岡本 大樹
地図を見る境内はかなり広く、道も一本だけではないので、いろいろな場所を散策してお気に入りのスポットを見つけてみてくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見るさらに秋咲きの桜なんてものもあり、紅葉+桜というかなり珍しい写真を撮ることもできるかも。
これは先ほどご紹介した石段を上った広場付近での写真ですが、あまりお目にかかれない風景なので、ぜひ記念の一枚を撮ってみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見る鰐淵寺発祥の場所とも言われるのが、こちらの浮浪(ふろう)の滝。この滝周辺もとても大きな岩壁に囲まれていて自然スポットとして見応えがある場所です。
弁慶が修行で浴びたとされる滝、その滝壺の奥には蔵王堂が建てられていて、とても神聖な空気を感じられます。仁王門からは徒歩で15分程かかる上に足元がよくない部分もあるので、歩きやすい靴での訪問をオススメします。
写真:岡本 大樹
地図を見る鰐淵寺の境内で禁止されていることもあるので、事前にチェックして注意しておきましょう。
・ペット同伴での入山
・山野草の採取
・駐車場以降の場所での三脚や一脚等の使用
以上は全て禁止事項となっています。
また紅葉のピーク時期には毎年混雑が予想されるので、時間に余裕を持って訪問するようにしてくださいね。
住所:島根県出雲市別所町148
電話番号:0853-66-0250
拝観時間:8:00〜17:00(入山受付は〜16:30)
入山料:大人500円、中高生300円、小学生200円
<紅葉まつり2019について>
開催時期:2019年11月9日〜24日
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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