写真:Etsuko Ciao
地図を見るイタリア人の多くは「並ぶくらいなら、空いている店に行けばいい。」と、入店するために行列を作ることは殆どありません。お昼時とはいえ、ALDINAの行列ぶりは大都会ミラノですら見かけない光景。ビルの1階ではなく2階。看板らしいものはすぐ目につかず、ビルの階段脇の壁に張ってある表札のみ。にもかかわらず連日モデネーゼが列をなす地元で大人気のトラットリアなのです。
12時開店ですが、12時20分過ぎにはテーブルが埋まる可能性が高いです。入店のための列は14時半過ぎても絶えず続いています。できれば12時開店時の到着をおすすめします!
写真:Etsuko Ciao
地図を見る店内に紙のメニューはテーブルに置いていません。ホールスタッフが、口頭で本日のメニューを説明してくれます。その際、「英語?イタリア語?」と聞かれるので、どちらかご自身の得意な言語で説明をお願いします。
スタッフによっては少し早口に感じるかもしれませんので、聞き取れない場合は再度聞き直すか、ゆっくり話してほしいとお願いするといいでしょう。せっかくですからご自身の食べたいメニューを注文されて。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るエミリア・ロマーニャ州の名物パスタ「トルテリーニ」は、パスタ生地の中にひき肉やパルミッジャノレッシャーノ、ナツメグ等を入れた詰め物パスタ。三角に折った生地をリングのように丸い形にしています。小さな餃子のようで、手間のかかるパスタです。
お店の名物料理でもある「トルテリーニ・イン・ブロード」は、あっさりとした優しい味のスープの中に、トルテリーニを入れていただく料理です。この地方のクリスマスでいただくメニューとしても有名です。あっさりしたスープと、トルテリーニの中に詰められたお肉との絶妙な味加減。このハーモニーがクセになりそうな一皿でおすすめです!
写真:Etsuko Ciao
地図を見るエミリア・ロマーニャ州のもう一つの名物パスタ「トルテローネ」。トルテリーニの大きいバージョンで、同じく詰め物パスタ。ほうれん草とリコッタチーズが入り、ボリュームたっぷり。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る日本でもお馴染みのラザニエは、平たいパスタとミートソース等のソースを何層も重ねたパスタの一種です。ラザニエの一番上部分には、小麦粉、バター、牛乳で作ったベシャメルソースをのせ、焼き色をつけています。
ちなみに日本ではラザニアと呼ばれていますが、ラザニアは単数形(lasagna)でパスタ生地1枚のみを指します。イタリアでは通常、複数形であるラザニエ(lasagne)で言いますので、注文の際はお気を付けて!
写真:Etsuko Ciao
地図を見るモデナと言えば、バルサミコ酢(aceto balsamico)の産地として世界的に有名。バルサミコ酢は果実酢の一種。原料がブドウの濃縮液で甘酸っぱい味わいが特徴。塩、コショウで焼かれたお肉のソースとしてよく合います。バルサミコソースをよく絡めていただきましょう。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るプリモ(一皿目パスタ)、セコンド(二皿目メイン)といただいた後は、やはりドルチェで食事の最後を飾りたいものです。
イタリアのクラシックプリンは、しっかりとした形をお皿にとどめています。ほろ苦さを感じるカラメルは、大人にもぴったりなドルチェです。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る街に根付いたレストランやオステリアは、その地方独自の食文化をダイレクトに知ることのできる場所。その土地でしか食べることのできない貴重な機会です。
美食家のモデネーゼに交じって、土地の名物料理をじっくり味わってみませんか?予約を受け付けていない「ALDINA」へは、お昼早めの来店を!
営業時間は月曜〜土曜の12:00〜14:30、日曜定休
*金曜、土曜の夜営業、関連MEMOのHPよりご確認お願いします。
<基本情報>Trattoria ALDINA
住所:Via Luigi Albinelli 40, 41121, Modena, Italy
電話:+39 059 236106
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(2024/3/29更新)
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