写真:木内 つばめ
地図を見る2005年にオープンした「海記合桃坊甜品」は豊富な種類のスイーツを気軽に食べられるお店。なかでも店内のメニューやポスターで目立つのが紫色のスイーツ。「芋圓」というモチモチの芋団子を使ったスイーツが香港では人気なのです。
芋圓は色によって素材が違います。紫色は紫芋、黄色はさつまいも、薄紫色はタロイモとまさに芋づくし!白玉のような弾力があり、カラーごとに甘みの違いを感じます。またその甘みがチョコレートのようにガツンとくるものではなく、柔らかく優しいものなので飽きないのです。
この芋圓シリーズだけでも数種類のメニューがあるのですが、写真は下に豆腐花(豆腐プリン)がたっぷり入っているもの。ほかには薬草ゼリーやココナッツスープがベースになっているものなどがあります。自分好みの組み合わせでぜひ食感のハーモニーを味わってみてください。
海記合桃坊甜品は店舗がいくつかあるので、道中でお店に行けるチャンスが多いところも滞在時間が貴重な旅行者には嬉しいところです。
<海記合桃坊甜品(太子店)の基本情報>
住所:太子西洋菜街232号
電話番号:+852-2399-7937
アクセス:MTR太子駅B2出口から徒歩2分
営業時間:13:00-1:00
写真:木内 つばめ
地図を見る幅広いスイーツのラインナップを揃える下町の甘味処「松記糖水店」。良心的な価格でボリューミーなスイーツを味わえるローカルなお店です。「アイスかフルーツかあんこか決まらないけど、とにかく甘いものが食べたい!」という時にはとりあえずここへ。選択肢が多いので理想の一品に出会える確率が高い、押さえておきたいお店です。
メニューの写真を見てびっくりなのは、フルーツやアイスを巧みに操ってできあがったスイーツの色彩。日本では見ないような組み合わせで、香港らしさを存分に味わえるところもこのお店の魅力です。なかでもこんなデザートみたことないというのが「琉璃之恋」(写真)というロマンチックなネーミングの粒々デザート。蛍光灯に照らされて輝く透明なものはこんにゃくの粒。そこに織り交ぜられたフルーツが粒々から透けて見え、幻想的になっています。
食感を大いに楽しめる粒々スイーツ。あっさりとしてヘルシーなので、食後の軽めなデザートをお望みの方にはオススメです。
<松記糖水店(佐敦店)の基本情報>
住所:佐敦白加士街23号
電話番号:+852-2736-7895
アクセス:MTR佐敦駅C2出口から徒歩3分
営業時間:12:00-1:30
写真:木内 つばめ
地図を見る旺角にある香港式カフェ「中国氷室」。こちらにはモザイクタイルに彩られたレトロな佇まいにとっても似合うフルーツ氷というメニューがあります。
グラスの下にはシロップ漬けのカットフルーツ、そしてその上にはこんもり盛られたクラッシュアイス。まさにドリンクとかき氷が一体になったありそうで他にはないメニュー。氷を少しずつ崩してシロップに浸して食べてもよし、フルーツを一緒に頬張ってもよし、はたまた下のシロップ水だけをストローで吸い上げてもよし。思いのままにいただいてみてください。凝ったデザートを食べ続けてあとに、このシンプルさはほっとします。
最近は氷室(喫茶店)でも、リノベーションして意図的にノスタルジックな雰囲気を作り出しているカフェも見受けられますが、この中国氷室は50年以上も続く正真正銘の伝統的な香港喫茶。映画「PTU」のロケ地としても有名なお店なので、店内の様子ももう1つの楽しみとして訪れてみてください。
<中国氷室の基本情報>
住所:旺角廣東道1077A舖
電話番号:+852-2392-7825
アクセス:MTR旺角駅C2出口から徒歩4分
営業時間:6:00-19:00
今回は華やかな見た目、そしてその見た目からだけでは味が想像できないようなものを選んで紹介してみました。香港を訪れた際には、スイーツ店巡りをしてご自身の舌で確認してみてください。
香港のマンゴープリン、エッグタルトはほんとうに美味しくて滞在中何個でも食べられるくらいですね。香港の王道を食べつくしたら、次はローカルが通うようなお店やデザートにもチャレンジを!食の幅が広げられると、次の香港旅行がさらにパワーアップしたものになります。
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/19更新)
- 広告 -