写真:フルリーナ YOC
地図を見る「一生に一度は、読んだ子ども達の心にいつまでも残るような傑作を発表したいと思っています。」―藤子・F・不二雄ー
その言葉のとおり、藤子・F・不二雄の作品は50年以上もの間、子どもたちの心に優しさ・温かさ・勇気・好奇心・夢を与え続けています。その作品は、どんなに凹んでいても思わず笑顔になってしまう、「ふしぎ」な力と魅力を持っています。
その藤子Fワールドを思い切り楽しめるのが、川崎市「藤子・F・不二雄ミュージアム」。そこは夢と優しさに満ちたスペシャルな場所!さあ、それでは「どこでもドア」をくぐりぬけ、藤子Fワールドへ出発です!
写真:フルリーナ YOC
地図を見るミュージアムは、2017年12月25日までの「クリスマスフェア」の真っ最中!キャラクターたちと遊べる「はらっぱ」には、イルミネーションが点灯。大長編ドラえもん「のびたの恐竜」に登場するピー助に乗ったドラえもんとのび太も闇に美しく浮かび上がります。
そしてクリスタルのイルミネーションが輝く高さ6mのシンボルツリーには、願いをかなえてくれるひみつ道具「ねがい星」が隠されています!ぜひ「ねがい星」を見つけて、そっとお願いしてみてくださいね。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るそしてホールには、大きな大きなクリスマスツリー!もう皆さんお気づきですよね。これは2018年3月3日公開予定の新作映画「のび太の宝島」をテーマにしたクリスマスツリー。インスタスポットとしても人気です。映画と同じ船、映画と同じドラえもんの雄姿!映画公開が待ちきれなくなっちゃいます!
階段の上からはツリーの上部も眺められるので、じっくり細部まで眺めてくださいね。可愛いドラちゃんをいっぱい発見できるはず!
写真:フルリーナ YOC
地図を見るこのミュージアムは、「原画をバラバラにすることなくまとめて展示をして、みなさんに見ていただく・・・。ファンのみなさんへの恩返しとして、また今後まんが家を目指す人へ、何かお役にたてる場所ができないか・・・」という、藤子F夫人の思いからスタート。さらに藤子・F・不二雄プロ・川崎市が協力し、2011年にオープンしました。
藤子・F・不二雄の「パーマン」「ウメ星デンカ」「新オバケのQ太郎」「エスパー魔美」などの懐かしい原画が並びます。手書きの書き込みやセリフや原画の修正などには、思わず見入ってしまいます。この写真は1971年・小学二年生11月号掲載の「新オバケのQ太郎」より「スリル仮面が読みたい」の扉絵。
こちらは1973年・小学三年生12月号に掲載された「ドラえもん」より「重力ペンキ」の扉絵。
その他にも「ウメ星デンカ」の中から「ベニショーガのサンタ」など、クリスマスやウインターシーズンに関するまんが原画や直筆カラー原画が「展示室1」に展示されています。
この展示室で「あれ?」と思うのは、展示されている原画の位置が低い事。子どもでも顔を近づけて見ることができる位置にあります。実はこれドラえもんの背の高さなんです。
ドラえもんは身長129.3cm。体重も129.3s…あらら!ウエストもバストもヒップも129.3cm。そしてまあ!ネズミから逃げる速さは何と時速129.3km!この数字は「ドラえもん」が連載された学年誌『小学一年生』〜『小学四年生』の最上級生4年生の、連載当時の平均身長だとか。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るまた、展示室2では2018年1月15日(月)まで<コロコロコミック40周年展>が開催されています。コロコロコミックは『ドラえもん』が読める雑誌として、1977年に創刊。40年の長きにわたり、子どもたちを夢中にさせてきました。コロコロコミック創刊号は約520ページのうち200ページがドラえもん!その後1980年からは“大長編ドラえもん”シリーズの掲載が開始。この大長編シリーズは映画製作へと展開していきました。
その『コロコロコミック』の創刊40年周年を記念して、2017年、ミュージアム初のコラボレーション企画が実現。『ドラえもん』と『コロコロコミック』が共に歩んだ40年の歴史を、当時の編集担当者やアシスタントの視点を交え、厳選した原画でたどります。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る<コロコロコミック40周年展>では、創刊号から40年分の雑誌も展示。原画も数多く展示され、藤子・F・不二雄氏が原稿完成後に手を入れた切り張りや、修正も目にすることができ、とても興味深い展示となっています。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るこちらは「コロコロコミック」の表紙の下絵。「表紙なので目立つドラえもんを」。という編集部の声に応え、藤子・F・藤子氏は初めてマジックを用いてドラえもんを描いてみました。その試みは見事に成功しインパクトのある表紙に!
大胆な線は、修正ペンを用いて細部まで修正がなされ、作者のこだわりと緻密さがうかがえます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るここは、藤子・F・不二雄氏の仕事部屋を再現した「先生の部屋」。愛用の机や小物が、仕事場そのままに再現されています。流れる音楽も、藤子F氏が大好きだったクラッシック音楽・・・主にモーツアルトが流れています。藤子F先生が、机に座ってまんがの原稿を書いているような・・・、そんな温もりが胸に迫ります。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る頭上に設置された巨大な本棚には、藤子・F・不二雄氏が用いた膨大な資料の数々。藤子F氏は「子どもたちにうそをつくわけにはいかない」と、まんがに登場する恐竜や動物、植物や歴史などを、徹底的に調べ検証したそうです。「コロコロコミック40周年展」の中では、恐竜の足の指の本数に新説が登場した時に、原稿の恐竜の足の指の本数を全て書き直した、というエピソードも紹介されています。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るこちらは藤子・F・不二雄氏が尊敬し、愛してやまなかった手塚治虫氏が、藤子F氏のまんが家25周年のお祝いに描いたドラえもんの色紙。外側からグルグルと円を描くように書かれた手紙にも、手塚治虫氏の独創的なアイディアが偲ばれます。神様のように仰ぎ、慕っていた手塚氏からの心のこもった贈り物…どれだけ嬉しかったことでしょう。胸が熱くなる展示の一つです。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るミュージアムの「まんがコーナー」「キッズスペース」「みんなのひろば」「はらっぱ」では、ゆっくりと展示を見ることができない幼い子ども達も楽しく遊べます。
この「まんがコーナー」は、自由に藤子F氏の作品を読める人気のスペース。小さい子どもがドラえもんに抱きついたり、どらえもんと並んで「どらえもん」を読んだり・・・思わず微笑んでしまう光景に出会うことも。
もちろん撮影スポットとしても人気。どら焼きをモグモグ食べながら、もう一個のどら焼きも離さない食いしん坊なドラえもんの愛らしいこと!また「きれいなジャイアン」も人気の撮影スポットなのでお見逃しなく!
写真:フルリーナ YOC
地図を見るこちらはミュージアムだけでしか観ることのできないオリジナル作品を上映する「Fシアター」。200インチスクリーンで迫力あるオリジナル短編映像を上映します。扉はドラえもんのお腹!
また、ミュージアムは、外壁にもエントランスにもトイレにも…あちこちに思わずクスっと笑ってしまう楽しいデザインが仕掛けられているので細部まで目を凝らしてくださいね。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るこちらはミュージアム限定のガチャ第6弾。可愛いドラえもんのマスコットは全5種類、どれが出るかはお楽しみ。全種類揃えたくなっちゃいますね。
「藤子・F・不二雄ミュージアム」には、「ミュージアムショップ」と「ギフトショップ藤子屋」があり、ミュージアムオリジナルの可愛いキャラクターグッズや、ミュージアム限定のお土産やお菓子が揃います。
また生田緑地に続く緑豊かな「はらっぱ」を望むおしゃれなミュージアムカフェでは、キャラクターを模ったインスタ映え抜群のメニューが!「クリスマスフェア」中は、ドラちゃんサンタが可愛いクリスマス限定スイーツや、ラテアート、「ドラえもんシチュー・ド・ライス」などが揃います。インスタ映え抜群なので投稿も楽しみですね!
「藤子・F・F不二雄ミュージアム」は、日時指定の完全予約制となっています。入館時間は10時、12時、14時、16時の1日4回。各回とも入れ替え制ではないので、入館したら退出時間は閉館まで自由です。1日居ても十分に楽しめますので、ぜひゆっくりと訪れてくださいね。入館チケットはローソンのみで販売していますので、必ずチケットを入手してから来館してください。なお、展示室は作品保護のため撮影不可となっていますのでご注意を。
それでは、みなさん。ドリーミーな旅を!
©Fujiko-Pro
<藤子・F・不二雄ミュージアムの基本情報>
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
電話番号:0570-055-245(9:30〜18:00)
アクセス:登戸駅よりミュージアム直行バスあり
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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