九州の玄関口「北九州市」の中心地・小倉。JR小倉駅新幹線口からすぐ目の前にある、ポップカルチャーの複合商業施設「あるあるCity」の5・6階に「北九州市漫画ミュージアム」はあります。アクセス抜群で、目的地として来る場合だけではなく、空き時間にちょっと立ち寄る時にも便利な立地です。
JR小倉駅新幹線口を出ると、駅から歩道橋があり「あるあるCity」に直接つながっています。駅から徒歩2分。歩道橋は屋根付きですので雨の日でも濡れずに行けます。「北九州市漫画ミュージアム」が入っている「あるあるCity」は、漫画喫茶やアニメキャラクターグッズ店、コスプレスタジオなど、ビル全体がポップカルチャーであふれています。東京でいう「中野ブロードウェイ」のような雰囲気です。1階にはメイド喫茶もあり、ワクワク感満載のビルです。
「北九州市漫画ミュージアム」は6階が常設展示エリアで、さまざまなコーナーが設置されています。入口横にある自動販売機で入場券を買います。大人400円で営業時間中ずっといられ、漫画が読み放題なので安いですよね。その日であれば出入りも自由です。
入口を入るとすぐに受付カウンターがあり、「銀河鉄道999」の人気キャラクター「メーテル」のコスチュームに身を包んだ女性が出迎えます。とても魅力的なメーテルです。
入ってすぐにあるのは、「キャプテンハーロック」の等身大フィギュアで、記念撮影が可能です。また、北九州市ゆかりの漫画家松本零士氏のコーナーは、松本零士氏の生い立ち紹介や作品が展示され、奥のスクリーンではオリジナルのアニメ作品を見ることができます。
オススメは体を使って遊べるキネクトのコーナー。漫画のキャラクターのポーズをまねる「なりきりカメラ」は、得点や順位も出て盛り上がること間違いなし!
また、キネクトでは漫画ができる過程や漫画の仕組み、歴史などが紹介されていて、漫画を「学習」することができます。
次は「漫画タイムトンネル」のゾーンです。1945年から現在まで、戦後の漫画を社会の歴史と照らし合わせながら漫画単行本を読めるようになっています。貴重な第1巻の漫画単行本が並んでいます。
館内では、定期的に展示内容が変わるミニ企画展示のコーナーがあり、北九州市出身の漫画家や新進クリエーターの作品が紹介されています。
閲覧ゾーンは空間が開放的でゆったりしており、くつろげます。椅子やクッション、マットなどいろんな形態がありますので、自分の好きな形で読めます。
写真のようなマットのスペースもあり、寝転がってくつろいで漫画が読めます。ゆったりと一日中過ごせるのは嬉しいですね。しかも、館内の5万冊の漫画が読み放題です。漫画ファンにはたまらない空間ですよね。
松本零士氏が名誉館長ということで松本零士氏の作品しかないと思っている人もいるようですが、館内には様々なジャンルの漫画がたくさんあります。
閲覧ゾーンの一画には「ソムリエコーナー」があります。カウンターにいる漫画ソムリエに「こういう感じの漫画が読みたい」といえば5万冊の中からその人の要望に会った漫画をチョイスしてすすめてくれます。展示されていない漫画でもソムリエにたずねれば収蔵庫から出してきてくれます。漫画ソムリエが常時待機しているわけではありませんが、いる場合には気軽に利用してください。また、ソムリエがいない場合でもスタッフが対応してくれます。
5階の企画展示室では、人気の全国巡回展やオリジナル企画展が開催されます。有名漫画家の展示や地元作家の展示など、1年を通じて漫画やアニメ関係の展示を行っています。
取材時は少女漫画を中心に多くの作品を描いた有名漫画家竹宮惠子氏の企画展示が行われていました。作品やキャラクター展示の他にも、美しい装飾で構成されており素敵な展示です。
一部のコーナーには、竹宮惠子氏が上京し、腕をみがいたアパートの当時の部屋の様子が再現されています。
住所:福岡県北九州市小倉北区浅野二丁目14-5 あるあるCity5・6階
電話番号:093-512-5077
開館時間:11:00〜19:00(入館は閉館の30分前まで)※毎週火曜日休館
入館料:(常設展)一般400円、中高生200円、小学生100円
※企画展は別途入館料必要
アクセス:JR小倉駅新幹線口から徒歩2分
2017年11月10日現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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