写真:沢木 慎太郎
地図を見る「奈良の大仏さま」。正式名は、「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」です。こんなにも大きなお姿は、無限大の宇宙を表現しているため。すべての人々を救うためにつくられました。兵火によって何度か焼け落ちましたが、人々の心を支えるシンボルとして復興。おおらかで、のんびりしたお姿は、日本国の発祥地にふさわしい品格と美しさがあります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る奈良の大仏さまがいらっしゃるのが、「東大寺 大仏殿(金堂)」。世界最大級の木造建築です。世界的に人気のイギリス人ソプラノ歌手、サラ・ブライトマンがライブコンサートを行ったことがありますが、東大寺には奈良時代から世界の文化を積極的に受け入れてきた歴史があるため。国宝で、世界遺産でありながら伝統に縛られず、最先端の異文化を柔軟に受け入れてしまえる、そんなおおらかさが東大寺の魅力です。
<基本情報>
住所:奈良県奈良市雑司町406-1
電話:0742-22-5025
アクセス:市バス「大仏殿春日大社前」
東大寺の建物のひとつ、「二月堂」。早春に行われる“お水取り(修二会)”で知られています。このお祭りは、奈良時代の8世紀から、現在に至るまでの約1300年間、一度も途切れたことがありません。奈良の大仏さまが焼け落ち、太平洋戦争中や戦後の混乱期も行われ、常に日本人を勇気づけてきました。日本の幸福を今に伝え続ける、美しいお祭りです。
<基本情報>
住所:奈良県奈良市雑司町406-1
電話:0742-22-5025
アクセス:市バス「大仏殿春日大社前」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る奈良県で、のんびりとした幸せが感じられる観光スポットが「奈良公園」です。広大な公園は歩いていても気持ちよく、東大寺や春日大社、興福寺が点在。東大寺修二会、なら燈花会、正倉院展、春日若宮おん祭りといった伝統行事を見ることができます。桜や紅葉の名所。神域なので数多くの原始林が生い茂り、神の使いである野生の鹿とも触れあうことができます。門や柵はなく、入園無料で、24時間いつでも散策できるのも、奈良のおおらかさ。
<基本情報>
住所:奈良県奈良市登大路三番町
アクセス:近鉄・JR「奈良駅」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る奈良公園の中で、幸せが感じられる観光スポットが、春日大社の「夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)」。縁結びの「大国主命(オオクニヌシノミコト)」を祀った神社は多いですが、夫婦の大国様を祀る神社は、日本全国の中でも奈良だけ。良縁・縁結びだけでなく、「夫婦円満」「夫婦和合」にご利益があるので、ご夫婦で訪れてみてはいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:奈良市春日野町160−7
電話:0742-22-7788
アクセス:市バス「春日大社本殿」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る奈良公園のエリアにある「氷室神社」には、“奈良一番桜”と呼ばれる枝垂れ桜があり、奈良で一番早く咲く桜として知られています。寒い冬が終わり、暖かな春の気配が感じられるスポット。淡い桜に、幸せと優しさが感じられます。
<基本情報>
住所:奈良県奈良市春日野町1-4
電話:0742-23-7297
アクセス:バス「氷室神社・国立博物館前」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いて、奈良で幸せが感じられる乗り物をご紹介。生駒山頂を結ぶ日本最古のケーブルカーには、「ミケ」と呼ばれるラブリーな車両があり、ファミリーに人気があります。遊園地の乗り物ではなく、鉄道営業線として普通に走っているのも、奈良のおおらかさ。さらに、ミケのお友だちには、お茶目な「ブル」や「ドレミ」「スイート」も。
<基本情報>
住所:奈良県生駒市
アクセス:近鉄「生駒駅」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る次のご紹介は、生駒山の山頂にある「飛行塔」。1929年(昭和4年)に開園した「生駒山上遊園地」にある人気アトラクションですが、大型の遊具としては日本で最古という超レアもの。スピードやスリルが要求される現代の遊園地にあって、昔ながらにゆっくり回り続ける姿は、どこかのんびりとした幸せが感じられます。冬季は人がいないので休園、というのも奈良らしさ。
<基本情報>
住所:奈良県生駒市菜畑町2312-1
電話:0743-74-2173
アクセス:生駒ケーブル「生駒山上駅」
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらも、ゆっくりのんびりした幸せが感じられる乗り物で、奈良県天川村にあるトロッコ列車。森林作業に使う簡易モノレールをそのまま観光用に使っています。定員は5人なので、お子さんを背中やひざに乗せて出発。帰りはUターンではなく、バックして戻ってくるのも、奈良らしいおおらかさ。
<基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村大字洞川686-139
電話:0747-64-0188(ごろごろ水茶屋)
アクセス:バス「洞川温泉」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る奈良で絶対に泊まりたいホテルで、必ず上位にランキングされる「奈良ホテル」。“関西の迎賓館”として、明治42年(1909年)に開業しました。本館の設計は、東京駅舎を手がけた辰野金吾らが担当し、純和風とドイツ風の重厚なインテリアが素晴らしい。奈良への旅で、のんびり優雅な幸せが感じられるホテルです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「奈良ホテル」は、“100年のホテル”と言われるだけあって、世界的な著名人が数多く滞在。映画「ローマの休日」で知られるイギリスの女優、オードリー・ヘップバーンが宿泊したこともあります。ヘップバーンは奈良ホテルを見て、「ビューティフル、ワンダフル」を連発。特に気に入ったのが、写真のシャンデリアです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る“世界の恋人”と言われるヘップバーンを魅了した「奈良ホテル」。宿泊しなくても、本館のティーラウンジでゆっくりとくつろぐことができるので、のんびり優雅な奈良旅を楽しまれてみてはいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:奈良県奈良市高畑町1096番地
電話:0742-26-3300
アクセス:近鉄「奈良駅」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る奈良で、のんびりゆったり温泉に浸かるのなら、秘湯の「洞川(どろがわ)温泉」がおすすめです。古くから修験者たちが疲れを癒し、幸福感を味わった温泉。お肌がつるつるになる“美人の湯”で知られています。純和風木造が建ち並ぶ洞川温泉郷は、女人禁制の大峯山のふもとにあり、鬼伝説が残るなど、奈良の歴史の深さが感じられます。
<基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村大字洞川
アクセス:バス「洞川温泉」
写真:沢木 慎太郎
地図を見るファミリーで楽しく、のんびり過ごすのなら、「みたらい(御手洗)渓谷」の川遊びがおすすめです。バーベキューやハイキングも楽しむことができ、家族やカップルなど、みんなが幸せになれる観光スポット。深いエメラルドグリーンに輝く清流が美しく、大自然の恵みに、ほっと心が安らぎます。
<みたらい渓谷の基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村北角
アクセス:バス「天川川合」
写真:沢木 慎太郎
地図を見る最後にご紹介する奈良の幸福スポットは、「天河大辨財天社」(天河神社)。日本三大辨財天の一つで、芸能の神として知られるパワースポットです。深山にある神秘の神社は、心を休めるのに最もおすすめ。天河は、人生の原点となる“誕生”の部分に当たる地とされ、不思議なエネルギーを秘めた美しい自然に癒されることでしょう。
<基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村坪内107
電話:0747-63-0558
アクセス:バス「天河神社前」
のんびりとした幸せが感じられる、奈良のおすすめ観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?奈良は交通が不便な場所も多いのですが、その不便さを楽しみましょう。ゆったりとしたおおらかな時間の流れを感じるところに、奈良の魅力が隠れています。
なお、ご紹介した奈良の観光スポットの詳細については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
2017年11月現在の情報となります。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。
この記事の関連MEMO
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(2024/3/19更新)
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