あのサムハラ発祥の地、岡山県津山市サムハラ神社奥の宮に神秘のルーツを訪ねる

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あのサムハラ発祥の地、岡山県津山市サムハラ神社奥の宮に神秘のルーツを訪ねる

あのサムハラ発祥の地、岡山県津山市サムハラ神社奥の宮に神秘のルーツを訪ねる

更新日:2018/04/15 17:54

佳後 マリ子のプロフィール写真 佳後 マリ子 レトロ旅ライター、パワスポ・ナビゲーター

持ち主の身を守るとされる不思議な神代文字が記されたお守り指輪が大人気の大阪のサムハラ神社。元々は岡山県の山間の町に古くから鎮座していた社で、そこに残る奥の宮をはるばる訪れる人も急増していますが、神様に呼ばれた人だけが辿り着けると言われているほどアクセス困難な場所とされています。

サムハラ神社奥の宮の詳細とわかりやすいアクセスの仕方を、この奥の宮がある町の元住民でもあった私がご案内します。

「サムハラ」の起源と由来

「サムハラ」の起源と由来

写真:佳後 マリ子

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お守り(指輪)の効果などに関しては他サイトや記事である程度ご存知の方が多いかと思いますので、ここではサムハラ神社とお祀りされている御祭神の由来、現在の評判へと繋がった経緯についてガイドさせていただければと思います。

まず「サムハラ」というのは、この宇宙の森羅万象を創造した「造化三神」と言われる「天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)「高産巣日大神(たかみむすびのかみ、高皇産霊大神)」「神産巣日大神(かみむすびのかみ、神皇産霊大神)」の総称で、この造化三神が「サムハラ大神」と称されていることに由来します。

この世を造った神様と言うと、伊邪那岐命や伊邪那美命、天照大神といった名前を思い浮かべる方が多いかと思いますが、サムハラ大神はこうした神々にとっても親神にあたる存在で、つまり神様をも創造したまさに宇宙の根源的な存在とされているのです。
サムハラ神社は、このサムハラ大神を御祭神として祀っている世界唯一の神社でもあります。

「サムハラ」の起源と由来

写真:佳後 マリ子

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そのような由来からもその起源は相当古いものとする見方が強く、古来より一部の人の間で信仰されてきたようですが、その存在と霊験が広く知られるようになったきっかけが、戦後に大阪の市街地に建立されたサムハラ神社ということになるでしょう。

大阪にサムハラ神社を築造した田中富三郎氏は、サムハラ神社が元々あった岡山県苫田郡西加茂村(現・岡山県津山市加茂町)の出身。 村にある、中に石が祀られた古い社を拝むとマムシ除けになり怪我もしないという話を聞き山仕事の前にお参りしたり、また古老の話からその古宮にあった石がサムハラ大神の御神体であるということを昔から知っておられたようです。

そういった体験から田中氏は自らが日清・日露戦争等で戦地に赴いた際にはサムハラの護符を持参、無事生還し、また第二次大戦中には出征する兵士に作製したお守りを贈り、そのおかげで救われたという人々やその話を伝え聞いた人々が戦後に大阪の神社に参拝するようになったといういきさつがあります。

霊験あらたかとされるお守りの評判、サムハラへの信仰はそういった経緯を経て現在まで繋がっているというわけです。

不思議の四文字が刻まれた、奥の宮を参拝する

不思議の四文字が刻まれた、奥の宮を参拝する

写真:佳後 マリ子

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それでは、田中富三郎氏もかつて通っていたサムハラ神社の発祥地である「サムハラ神社奥の宮」をご案内してまいりましょう。

奥の宮は岡山県津山市加茂町中原の日詰山という山の中にあるのですが、ここには金刀比羅神社も祀られています。(前段の大鳥居や境内の写真は、金刀比羅神社のものです。)
金刀比羅神社は「こんぴらさん」と呼ばれ、地元では昔から非常に馴染みのある神社ですが、ほぼ同じ敷地内にも見えるすぐ傍らに奥の宮があります。

不思議の四文字が刻まれた、奥の宮を参拝する

写真:佳後 マリ子

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奥の宮は元々は、金刀比羅神社からもう少し奥に分け入った場所にありましたが、2005(平成17)年に現在の場所に移築遷宮されました。お守りなどにもある不思議な神代文字「サムハラ」が、鳥居と祠、石碑に刻まれています。
遷宮以前の奥の宮の祠もいまだ残されていますが、それについてはまた後ほど解説します。

お参りする前に、この土地の氏神様でもあるお隣の金刀比羅神社にも手を合わせられると良いと思います。また、石段の昇り降りが多いので、歩きやすい靴でのご参拝がおすすめです。

不思議の四文字が刻まれた、奥の宮を参拝する

写真:佳後 マリ子

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サムハラ信仰の「ルーツ」の場所にも参拝しよう!

サムハラ信仰の「ルーツ」の場所にも参拝しよう!

写真:佳後 マリ子

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金刀比羅神社の社殿の右奥に、さらに山の中に分け入って行く坂道があります。その道をわずかに歩くと、頂上の展望台方面に続く上り坂の道と、途中で緩い下りになる平坦で鬱蒼とした山道とに分かれている地点がありますので、その平坦な道の方をしばらく歩いていくと数十メートル先でやや開けた場所に出ます。 

そこが、移築遷宮される前にサムハラ神社奥の宮があった元々の場所です。 遷宮後も祠が残っており、先にご紹介した新しい祠と併せてこちらにも参拝される方が多いようです。

サムハラ信仰の「ルーツ」の場所にも参拝しよう!

写真:佳後 マリ子

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古来よりサムハラ大神が鎮座していたという場所は、素朴かつ神秘的な空気感に包まれています。祠まで上る石段の手前にはポツンと唐突に佇む不思議な存在感を醸し出している石もあり、「さざれ石」(が巌となったもの)として神聖視する方もおられます。

祠へ上る石段は部分的に壊れている箇所もあり、石段とその先の祠へは原則的に立入禁止となっています。そもそも石段の幅自体が非常に狭く足元が危ないですので、石段の下からお参りするのが無難かも知れません。

帰りには、緑深い山々と町が一望出来る頂上の展望台にも是非寄り道してみてくださいね!

サムハラ信仰の「ルーツ」の場所にも参拝しよう!

写真:佳後 マリ子

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奥の宮へのわかりやすいアクセス方法

奥の宮へのわかりやすいアクセス方法

写真:佳後 マリ子

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それでは、サムハラ神社奥の宮へのアクセス方法をご説明したいと思います。

まず車で向かう場合ですが、津山の市街地から県道6号線を加茂方面に北上します。加茂町の区域に入りしばらくすると、左手に県道6号線・右手に県道68号線(旧道)という2つの道に分岐する地点に出ますので、ここも左手の県道6号線バイパスの方を進みます。しばらく走ると右手に「ポプラ」「コメリ」などの店舗、その少し先に「ローソン」がありますので、ローソンがある交差点を左に曲がり、下に川の流れている橋(東西橋)を渡ります。

橋を渡り終えてすぐの地点を右折しても良いのですが、わかりやすいのは橋を渡ってから2本目にある筋を右折するルート。右折後この道路をしばらく走ると「サムハラ神社奥の宮1km」と書かれた案内看板が左手に見えて来ますので、その看板がある箇所を左折してください。

奥の宮へのわかりやすいアクセス方法

写真:佳後 マリ子

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次に列車で向かう場合ですが、JR因美線・美作加茂駅で下車します。
駅があるのは先ほどの車の走行ルートで説明した二股に分かれる分岐点の旧道側の方になるのですが、実は駅のホームから北西方向に神社のある日詰山が見えていますので、ホームで大体の方向と距離感を把握してから向かうと道に迷う可能性が少なくなると思います。
頂上付近の草木がこんもりと輪っかのような形になって見えているのが、日詰山です。

道路は、ローソンのある交差点以降は車の経路と同じ道を歩くとわかりやすいと思います。 駅からですと、神社到着後の石段の昇り降りなどを含め徒歩35〜40分は見ておいた方が良いかも知れません。

奥の宮へのわかりやすいアクセス方法

写真:佳後 マリ子

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美作加茂駅から地元のタクシー(加茂タクシー)を呼んで向かうというのも確実な方法です。

タクシーに乗車する際に、事前に目的地を伝えると神社に関する資料をプリントアウトしたものを用意してくださっていることもあります。毎回必ず頂けると確約されるものではないかも知れませんが、このような参拝客向けのサービスも現在は行われているようですので、早く確実に辿り着ける上にお得かと思いますよ!(タクシー料金は駅から1300円程度) 

尚、美作加茂駅は列車の止まる本数が非常に少ないですので、時刻表を事前によく確認した上でスケジューリングされることをおすすめします。

「サムハラ」は神の故郷か

私は30年程前までこの奥の宮がある町で暮らしていましたが、その頃にはこのような不思議な云われのある神社が金刀比羅神社の真傍に存在することを知りませんでした。私のみならず家族や周りの友人、大人達の大半も知らなかったようですが、今こうして呼ばれないと辿り着けないとされている神聖な社の場所にいとも簡単に足を運べることが、非常に幸運なことのように思えます。

私事になり恐縮ですが、是非皆様も機会がありましたら、神秘パワーのルーツであるサムハラ神社奥の宮にお運びいただければと思います!
ただしお守りなどはここでは授かることはできませんので、大阪でご入手くださいね。

<基本情報>
住所:岡山県津山市加茂町中原900−3
アクセス:美作加茂駅から徒歩約35〜40分 タクシーで5〜6分

2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/10/25 訪問

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