写真:麻生 のりこ
地図を見る鮮やかなエメラルドグリーンの果肉を持ち、ビタミンCが豊富なことなどから女性に人気の高いキウイフルーツ。その歴史はまだ浅く、「キウイフルーツ」という名前も20世紀半ば頃につけられたばかり。
静岡県掛川市の「キウイフルーツカントリーJAPAN」は、昭和51年(1976年)にアメリカから持ち込んだティースプーン1杯の種をもとにスタートしました。その広さは国内最大規模! 現在では80品種ほどのキウイを栽培し、新しい品種も次々と誕生しています。なかには果肉が赤くとろける甘さの「紅鮮」なども。
園内では年間を通じて完熟キウイの食べ放題が楽しめ、毎年10月1日から翌年1月31日まではキウイ狩りもできます。
写真:麻生 のりこ
地図を見るキウイは性質上、樹上では完熟しません。そのため長期間の貯蔵が可能となり、都度、追熟させて食べ頃を迎えます。キウイフルーツカントリーJAPANでは、年間を通し適宜追熟させ、まさに今が食べ頃のキウイが食べ放題! 季節により提供される品種が異なるのもキウイ好きには嬉しいですね。
食べ放題のシステムですが、まずは園内入口手前、右側にある売店で受付を。入園料を支払いプラスチック製のナイフとスプーンを受け取り園内へ入りましょう。
食べ放題会場となる「なかよしハウス」では通路右側のテーブル上に食べ頃のキウイが入った保冷箱やカゴ、トレイなどが並んでいます。保冷箱上部や側面にはキウイの品種と説明文のほか甘さと酸味を表したイラストも添えられているので、それらを目安に選ぶと良いでしょう。
カゴの中に食べたいキウイを入れ、トレイを持ったら好きな席へ。のびのび広場は大きなビニールハウスの中なので、雨天でも安心です。
写真:麻生 のりこ
地図を見る選んだキウイはトレイ上で切ると便利です。ナイフとスプーンは捨てなければ何度でも使えるので、休憩しながら食べることもできますよ。
こちらの品種は左からピュアカントリー、ゴールデンイエロー、細長いのがブルーノです。黄色い果肉を持つピュアカントリーは同園のオリジナル品種。世界中で栽培しているのは、ここだけ!
キウイを食べた後、果肉に含まれる たんぱく質分解酵素により口中がピリピリしたり喉がイガイガする方は、水道水で口中を洗ったり60度以上の飲み物を飲むと治まるといわれています。お子さんにキウイアレルギーがあるかないか分からない場合は、少しずつ食べさせて様子を見てくださいね。水道は通路右側のテーブル付近にあります。
写真:麻生 のりこ
地図を見る存分にキウイを食べたら腹ごなしに園内散策はいかがでしょうか。なかよしハウスを出れば、そこはキウイ畑。左右どちらの道を選んでも、ぐるっと1周できます。
足元の雑草は日照時間を教えてくれるバロメーター。園内は除草剤を使わず、人の手と草を食べてくれるヒツジやウサギたちによって整備されています。そのため時折ウサギの姿を見ることも。
写真:麻生 のりこ
地図を見る普段、公園やカーポートの屋根の上で栽培しているキウイを見ている方でも、その広さに驚くでしょう。この機会にぜひ、ご覧ください。
写真:麻生 のりこ
地図を見る毎年10月1日から翌年1月31日まではキウイ狩りも楽しめます。キウイ狩り希望の方は受付時にその旨を伝えると、その時に収穫できる品種と、それが園内のどのあたりにあるかを教えてくれます。聞き忘れても、収穫できる品種の幹や枝には案内も出ているので大丈夫。
キウイの収穫はとても簡単。実と軸をそれぞれ手に取り、実を軸方向へ少し傾ければポロンと取れます。ハサミ不要なので小さなお子さんも挑戦可能です。
なお、取ったキウイは1個ずつ買い取りとなります(サルナシ類はグラム単位)。帰りに受付で清算してくださいね。
写真:麻生 のりこ
地図を見るこちらはキウイフルーツカントリーJAPANのオリジナル品種・ティアドロップ。涙型をしたこの品種は、ここでしか入手できない貴重なもの。自分の手で狩り取ってみたいと思いませんか?
そのほかのオリジナル品種はサンゴールド、グレープキウイ、クラッキーなど。市場にも出回らない味を楽しめるチャンスです。
写真:麻生 のりこ
地図を見るなかよしハウスではキウイの食べ放題以外にBBQも楽しめます。果実に含まれる たんぱく質分解酵素のおかげで消化が促されるため、キウイとBBQの相性は抜群!入園料とは別料金になりますが、肉・カット野菜・紙皿などすべてを用意してくれるので荷物も不要。家族や仲間たちと一緒にキウイ棚の下で楽しいひとときを過ごせます。詳細は記事下欄にある【この記事の関連MEMO】から公式サイトを。
写真:麻生 のりこ
地図を見る受付のある売店では園側で収穫した様々な品種のキウイやジャムなどを販売中。お土産にいかがでしょう。ジャムは赤・黄色・緑と果肉の色別に瓶詰されています。食べ比べもできますね。収穫したキウイは清算すると、スタッフが保存方法を教えてくれます。
なお、売店と農園の間は「のびのび広場」と呼ばれ、ヒツジやウサギなどが飼われています。売店入口付近には彼らのエサも用意されています(有料)。
キウイ畑の奥にはターザンロープやツリーハウスが設置されています。入園者は自由に遊ぶことができるので、時間や体力がある方はこちらへもどうぞ。空気が澄んでいる時には、お茶畑の向こうに遠く富士山も望めますよ。
キウイフルーツカントリーJAPANで、楽しい1日をお過ごしくださいね。
住所:静岡県掛川市上内田2040
電話番号:0537-22-6543
アクセス:東名高速道路「掛川」I.Cから車で約5分 / 東名高速道路「菊川」I.Cから車で約10分(無料駐車場完備)
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -