ペナン島の水上生活者村「クラン・ジェティ」の見どころはここ!

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Mizuki Yoshiのプロフィール写真 Mizuki Yoshi 歴史街道トレッカー、伝統の「ワザ」案内人、日本クルーズ&フェリー学会員

マレーシアペナン島世界遺産の街、ジョージタウンにある水上生活者村クラン・ジェティは、はしけ係留や荷揚げ荷下しや材木置き場として政府が開発した場所に、中国系住民が住み着き形成されました。やがて小屋が建ち住居が増え、同姓一族が集まり出来たのがクラン(一族)ジェティ(桟橋)。周、李、林などの「姓」がつき「姓周橋」のように呼ばれます。「クラン・ジェティ」に隣接する仏教寺院「玄母殿」も併せてご紹介します。

見どころ満載のクラン・ジェティ「姓周橋」

見どころ満載のクラン・ジェティ「姓周橋」

写真:Mizuki Yoshi

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6本あるクラン・ジェティ。全部行くのはなかなか大変です。時間のない方には、一カ所「姓周橋」をおススメします。信心篤い住人が多いクラン・ジェティの入り口の寺院が目印です。

見どころ満載のクラン・ジェティ「姓周橋」

写真:Mizuki Yoshi

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「姓周橋」では、巨大ガジュマルのたくましい生命力を放つ根元を祠にしたものもあるのでご覧になって下さい。

見どころ満載のクラン・ジェティ「姓周橋」

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「姓周橋」はツーリストに最もフレンドリーで人気の桟橋。細い通路の両側にビッシリと雑貨店や飲食店、カフェが並んでいます。通路まであふれ出る雑多な雰囲気がクラン・ジェティの魅力の一つです。

[クラン・ジェティの基本情報]
住所:Weld Quay, Georgetown ペナン島、マレーシア

何気ない生活感が漂う、姓周橋

何気ない生活感が漂う、姓周橋

写真:Mizuki Yoshi

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桟橋を散策すると、何気ない生活感を感じることが出来るのも、クラン・ジェティの魅力です。軒先で魚とりの仕掛けを作る様子なども身近に見ることが出来ます。

何気ない生活感が漂う、姓周橋

写真:Mizuki Yoshi

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無数の杭の上に水上生活者達の家が建ち並ぶ光景がユニークです。19世紀末に政府が開発を始めたころには木材置き場でした。その後小屋が少しずつ増え、不法占拠者ですが定住者が増えていったそうです。

何気ない生活感が漂う、姓周橋

写真:Mizuki Yoshi

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桟橋先端までいくと、足元に打たれた多くの杭を見ることが出来、海上にいることを実感しますよ。桟橋同士は一族も異なり、荷役仕事のライバル関係、以前はけんかや争いが頻発する時代がありました。現在ののんびりとした雰囲気に浸ってみてはいかがでしょう。

パワースポット玄母殿へお参りしよう

パワースポット玄母殿へお参りしよう

写真:Mizuki Yoshi

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姓林橋、姓周橋、姓李橋などの先端から良く見えるのが仏教寺院玄母殿。玄母殿はクラン・ジェティ群の南端にあり、杭上桟橋に建つ2階建ての仏教寺院です。海に浮かぶ全景はクラン・ジェティ「姓李橋」先端から眺めるのがおススメ。信者の奉納の際にはドラや太鼓の音が海を渡り、クラン・ジェティの先端では、すぐそばで賑やかに鳴っているように感じることでしょう。

パワースポット玄母殿へお参りしよう

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海に向かって建つ、玄母殿の本堂は2階、南海観世音菩薩がご本尊です。2階フロアーを支える4本の柱にも龍が立ち昇っているのも大迫力です。

パワースポット玄母殿へお参りしよう

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1階に龍が立ち昇る巨柱や、カラフルな龍門はこのお寺の見どころ。1階龍門屋根と2階本殿の屋根の上に一対の龍がいるので、眺めてみてはいかがでしょう。

[玄母殿の基本情報]
住所:No. A Reclamation Area, 52, Pengkalan Weld, George Town, 10300 George Town, Pulau Pinang, マレーシア

咆哮する龍、伝説の24英雄像

咆哮する龍、伝説の24英雄像

写真:Mizuki Yoshi

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次に本殿がある2階フロアーに上がってみて下さい。龍が目の前で咆哮する姿を堪能できます。

咆哮する龍、伝説の24英雄像

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観世音菩薩が鎮座する本堂は中国風の屋根の下にモダンな赤レンガ造り!

咆哮する龍、伝説の24英雄像

写真:Mizuki Yoshi

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ご本尊と共に、迎えてくれるのが伝説の24人の英雄像。12人ずつ2列で訪問者を迎えてくれます。神聖な祈りの場の守護神たちです。このお寺は、南海観世音菩薩の慈悲の心、開運、繁栄、長寿のパワースポットとして有名です。龍門から運気が立ち昇るようですよ。

静かな桟橋の「姓李橋」と「姓林橋」、界隈には人気のフードコートも

静かな桟橋の「姓李橋」と「姓林橋」、界隈には人気のフードコートも

写真:Mizuki Yoshi

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玄母殿の北側にあるのが「姓李橋」のクラン・ジェティ。商店は少なく一般の住居が多いので静かに散策してはいかがでしょう。以前は7つあったクラン・ジェティですが、1つが火事で焼け6つに減りました。

[クラン・ジェティの基本情報]
住所:Weld Quay, Georgetown ペナン島、マレーシア

静かな桟橋の「姓李橋」と「姓林橋」、界隈には人気のフードコートも

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クラン・ジェティ「姓林橋」の目印は入り口の寺院、日月壇。こちらも静かな桟橋です。

クラン・ジェティでは「不法占拠者」として定住がはじまったため、19世紀後半まで水や電気などインフラのない状態が続きました。水は灯油缶を持って陸側へ汲みに行ったとか。又、水上生活者のファミリーで税金を払ったことのある人は居ないそうです。その理由は「陸上に住んでいないから」。質素な生活のクラン・ジェティですが、意外なお金持ちの方もいるそうです。

[クラン・ジェティの基本情報]
住所:Weld Quay, Georgetown ペナン島、マレーシア

静かな桟橋の「姓李橋」と「姓林橋」、界隈には人気のフードコートも

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「姓周橋」と「姓李橋」の中間、ペンカラン・ウェルド通り反対側にある「進福飲食中心(フードコート)」は観光客にも人気のスポットです。入り口は狭いですが、意外な奥行きに驚くことでしょう。休憩やランチに立ち寄ってみてはいかがでしょう。

[進福飲食中心の基本情報]
住所:56, Gat Lebuh Armenian, George Town, 10300 George Town, Pulau Pinang, マレーシア

おわりに、

CATバスと少しの歩きでユニークな水上生活者村がみられるクラン・ジェティと仏教寺院玄母殿への散策はいかがでしょう。玄母殿で海側の東屋に座り、ゆったり流れる時間に身を任せてみたいもの。夕陽が迫る頃は絶景が訪れます。

世界遺産の街ジョージタウンでは、無料CATバス利用がお得です。15分間隔で、ジョージタウンのコア・ゾーンのリトル・インディアなどの歴史的建物が集中するエリアとその外側のバッファー・ゾーンの概ね2km四方の地域に19のバス停を配置し、くまなく巡ります。バス停間隔は最長500m程度なので、CATバスを利用すればめぼしい観光スポットに無料でアクセスできます。ビクトリア・メモリアル時計台をコーンウォリス砦側に少し入った観光案内所などでCATバス路線図の入手がおススメ。クラン・ジェティに行くには、ウェルド・キー・バス・ターミナル下車が便利です。

2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/11/07 訪問

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