写真:浦 カオリ
地図を見るドイツ東部の町・ドレスデン。ここはかつてザクセン王国の首都として栄えた古都。今もその当時の栄華を思い起こさせる、バロック様式の建築物が立ち並ぶ美しい街。ドイツ最古のクリスマスマーケット「シュトリーツェル・マルクト」はここドレスデンで毎年催されており、クリスマスシーズンには国内外から数多くの観光客が訪れます。
写真:浦 カオリ
地図を見るこのドレスデンより電車で約30分。チェコとの国境沿いにザクセンスイス国立公園があります。その広さは約3万6千ヘクタールという広大な面積!エルベ川の浸食によって造りだされた渓谷や奇石群が特徴で、ミミズクやカワウソといった稀少な野生動物も生息する自然豊かな保護区です。
写真:浦 カオリ
地図を見る電車で訪れる場合、山へのアクセスは渡し船で対岸に渡ります。乗船時間はわずか2分という短い船旅です。日本ではなかなか体験できない、ゆったりとした渡し船の時間を楽しみましょう。
写真:浦 カオリ
地図を見る渡し船を降りると可愛らしい家が立ち並ぶ住宅地。ここにはホテルやレストランもあります。エルベ川のほとりに宿泊して、都会の喧騒から離れるのもよし!
写真:浦 カオリ
地図を見るさて、バスタイ橋へ進みましょう。渡し船からバスタイ橋のある山頂までは徒歩で約30分。ゆっくり歩いても1時間以内には山頂に着きます。村の中にあるバスタイ橋への看板を頼りに進んで行きましょう。
住宅地を抜けるとすぐ山道に入ります。山頂までは比較的緩やかな坂が続きます。登山というよりもハイキングのような感覚で歩けるので、気兼ねなく散策を楽しめますよ。
足場は枯葉が積み重なっていて滑りやすいので、スニーカーなど歩きやすい靴で行きましょう。冬場は防寒着もお忘れなく!
写真:浦 カオリ
地図を見る山頂近くになると、道中に大きな岩山がところどころに現れてきます。白亜紀にエルベ川の浸食によってできたというザクセンスイス国立公園の奇石群。バスタイ橋はその巨大な奇石を繋いだ人口の橋なのです。橋の間からは眼下に広がるエルベ川と公園内の豊かな自然も見渡せます。
写真:浦 カオリ
地図を見るバスタイ橋を渡って進んで行くと山頂の風景を見渡せる展望台があります。ここから見る景色は圧巻の一言!奇石の間をつなぐバスタイ橋の奥にはテーブル型の形をした珍しい山・リリエンシュタイン山も見えます。
写真:浦 カオリ
地図を見るバスタイ橋の反対側は奇石が広がり、まるでトルコのカッパドキアのよう。この展望台もバスタイ橋も完全に無料なので、是非この絶景を楽しんでください。高所恐怖症の方はそれなりの覚悟が必要ですが(笑)。
ドレスデンから日帰りで行ける観光地、ザクセンスイス国立公園のバスタイ橋。電車は頻繁に走っていますが、クリスマス当日前後は間引き運転になるので注意してください。
住所:Basteiweg, 01824 Lohmen, ドイツ
電話番号:+49 (0)35022 / 900 600
アクセス:ドレスデン中央駅よりSバーンKurort Rathen駅下車、Kurort Rathen Fährstelle Oberrathenよりフェリー乗車約2分、Kurort Rathen Fahrstelle Niederrathenより徒歩約30分
2017年12月現在の情報となります。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/28更新)
- 広告 -