台南でお茶しよう!おしゃれ・リノベ・隠れ家・和のカフェ4選

台南でお茶しよう!おしゃれ・リノベ・隠れ家・和のカフェ4選

更新日:2018/07/24 13:20

田中 六花のプロフィール写真 田中 六花 台湾的ライター、台湾おいしいもの探求家、台湾ドリンクマニア、台湾おみやげハンター
台湾の京都ともいわれる、台南。ここ数年、建ち残る古い建物をリノベーションしたカフェやゲストハウスが続々オープンしています。今回は、それぞれカラーの違う個性あふれるカフェをご紹介。新旧が隣り合った街並みにとけ込む空間で、お茶しましょう!

「PARIPARI パリパリ APARTMENT」の話題カフェ

「PARIPARI パリパリ APARTMENT」の話題カフェ

写真:田中 六花

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レトロでセンスの良いアプローチが、台南っ子の間でも話題の「PARIPARI パリパリ APARTMENT」。パリパリとは、パリッとおしゃれを決めている様子を表す日本語から生まれた台湾語です。3階建ての1階にアンティークショップ鳥飛古物店、2階にカフェ「St.1 CAFE & MEAL」、3階にゲストハウスが入っています。

壁や通路には、昔ながらのタイルなどがアートがうまく調和したインテリアが施されています。見逃さないように階段を上がって、カフェに続くドアへ進みましょう。

「PARIPARI パリパリ APARTMENT」の話題カフェ

写真:田中 六花

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「St.1 CAFE & MEAL」の広々としたフロアには大理石が敷かれていて、床だけでなく窓際のテーブルにも同じ素材が使われています。落ち着いた雰囲気ですが、堅苦しさはありません。暮らしにまつわる雑誌や、空間に似合うアナログな音色楽しめるレコードなどがあり、楽しみ方はさまざまです。
反対側にはカウンター席があり、座る場所によって雰囲気が変わります。一人で行っても、窓の外の景色を見ながらのんびりできますよ。

「PARIPARI パリパリ APARTMENT」の話題カフェ

写真:田中 六花

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「St.1 CAFE & MEAL」で試したいのが、可樂珈琲。これは、コーラコーヒーのことです。レモンが加わり、甘みと苦みと酸味がミックスされた特別な味わい。一口目は初めての口触りに驚きますが、慣れてくると癖になるおいしさです。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

コーヒー&スイーツなどのカフェ使いはもちろん、メニューにはブランチや台湾クラフトビールも。ゆったり起きた朝ご飯&ランチ使いにぴったりです。

<基本情報>
住所:台南市忠義路2段158巷9號
電話番号:+886-6-221-3266
アクセス:観光スポット「赤嵌樓」から徒歩5分

リノベーションブームの先駆け「甘單珈琲館」

リノベーションブームの先駆け「甘單珈琲館」

写真:田中 六花

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迷路のような小路を抜けるとお寺「開隆宮」の前に、温かい灯りに包まれる「甘單珈琲館」があります。老房子(古民家)リノベーションブーム以前から変わらないスタイルが人気の、台南を代表する存在。

店の外にはテイクアウト専用のカウンターがあり、いつもの味を買い求める人や店前のベンチがお目当ての人が並びます。

リノベーションブームの先駆け「甘單珈琲館」

写真:田中 六花

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メニューはコーヒー中心で、クッキーやケーキが少しあります。あくまでも、おいしいコーヒーを楽しみに行きたいカフェ。
こだわりの味わいは、自家焙煎の豊かな香りが楽しめるシングルオリジンとエスプレッソベースのコーヒーです。お気に入りの味を探してみましょう。

リノベーションブームの先駆け「甘單珈琲館」

写真:田中 六花

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店のほとんどは、オーナーとスタッフによるリノベーション。形の違う窓の並びや、打ち抜きっぱなしの壁など、整え過ぎていない姿が魅力です。飾らない居心地の良さに、ついつい長居してしまうので気をつけて。

店内にはおみやげにもなりそうなドリップバッグコーヒーや、地元アーチストの雑貨などもあるのでチェックしてみましょう。

<基本情報>
住所:台南市中西區民權路二段4巷13號
電話番号:+886 6 222 5919
アクセス:デパート新光三越台南中山店から徒歩約6分。お寺「開隆宮」正面
※毎月最終週の月〜木は休み

隠れ家「暁珈琲」の本格派コーヒー

隠れ家「暁珈琲」の本格派コーヒー

写真:田中 六花

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静かな住宅街の中にたたずむ「暁珈琲」。店名のあかつきには、そっと夜明けを告げるようなコーヒーの香りを届けたいという思いが込められています。
オープンは15:30〜24:00と遅めで、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとくつろげます。深夜に訪れる際は、周辺の迷惑にならないよう静かに楽しんで。

隠れ家「暁珈琲」の本格派コーヒー

写真:田中 六花

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シングルオリジン・エスプレッソベースの珈琲のほか、お茶やココアとデザートがいただけます。直火式で焙煎されたコーヒー豆はインターネット販売もされている知る人ぞ知る名店。もちろん店内で購入することもできるので、チェックしてみてくださいね。

こちらのコーヒーは、シングルオリジンの西達摩・古吉・凱樂・G1。エチオピア産でパイナップル・熱帯フルーツ・キャラメル・いちごの風味があり、酸味の後にキャラメルのような甘さが漂うおいしさです。奥深いうま味をじっくりと味わってみましょう。

隠れ家「暁珈琲」の本格派コーヒー

写真:田中 六花

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店の一番奥には、家のようにくつろげるデスクと本棚のあるスペースがあります。読書を楽しむも良し、旅の記録を綴るも良し、思い思いの時間をどうぞ!

<基本情報>
住所:台南市中西區忠義路一段84巷6弄2號
電話番号:+886-912-812-850
アクセス:デパート新光三越台南新天地から徒歩約6分

台南で京都を感じる「衛屋茶事」

台南で京都を感じる「衛屋茶事」

写真:田中 六花

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京都に似ているといわれることも多い台南。「衛屋茶事」は、ここは京都?と錯覚しそうになる雰囲気の和カフェです。

1920年代日本統治時代の木造建築で、古くは宿舎として使われていました。店の看板は出ていないので、"衛"のマークを目印にしてください。引き戸をガラガラと開けて、靴を脱いで上がります。そこには純和室の空間がていねいに手入れされ、見るだけでも価値がある伝統建築の世界が広がります。

台南で京都を感じる「衛屋茶事」

写真:田中 六花

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お茶をいただく居間は、畳敷きで床の間や縁側が設えられています。骨董品ともいえる家具や道具も、じっくり眺めてみましょう。貴重なものが多く、建物も古く傷みやすいこともあり、10歳以下の子どもさんの入店は不可なので気をつけて。

「衛屋茶事」のコンセプトは日本の文化をコピーするのではなく、急速に変わりつつある台南でさまざまな文化を吸収した独自の文化を伝えること。日本と台湾の文化が交じる空間を堪能してくださいね。

台南で京都を感じる「衛屋茶事」

写真:田中 六花

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「衛屋茶事」でいただけるのは日本茶と和菓子。本格的な抹茶は京都産で、月替わりの和菓子や抹茶スイーツも人気です。
抹茶清水は、ふわっと香り立つ濃厚なグリーンティー。つるんとした口当たりの羊羹との相性はぴったりです。台南にいることを忘れそうなほどの味わいを体験してくださいね。

<基本情報>
住所:台南市北區富北街74號
電話番号:+886-926-251-122
アクセス:台湾鉄道台南駅から徒歩約10分

台南で人気の行きたいカフェ4選!

台湾の中でもグルメな街として知られる台南。新しいカフェもどんどん増えて、その個性は豊かです。旅のシーンに合わせて選び、ほっとひと息つきましょう。
カフェめぐりも楽しい台南で、お気に入りを見つけてくださいね!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/10/12−2017/10/13 訪問

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