戦国時代の激戦地・兵庫県加古川市は今や焼肉激戦地!?軍師官兵衛の妻「光姫」ゆかりの地で肉を喰らう!!

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戦国時代の激戦地・兵庫県加古川市は今や焼肉激戦地!?軍師官兵衛の妻「光姫」ゆかりの地で肉を喰らう!!

戦国時代の激戦地・兵庫県加古川市は今や焼肉激戦地!?軍師官兵衛の妻「光姫」ゆかりの地で肉を喰らう!!

更新日:2017/02/13 14:40

塚本 隆司のプロフィール写真 塚本 隆司 ぼっち旅ライター

大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公黒田官兵衛の妻「光(てる)姫」が生まれた志方(しかた)城跡。大河ドラマ放映を機にゆかりの地として注目を集めている。

そんな志方城のあった加古川市志方町では、戦国時代20日間に及ぶ激戦が繰り広げられたと云う。それから400年以上たった今‥この地はなんと焼肉激戦地となっている! この地に残る歴史に触れながら、美味しいお肉がいただけるこの町の魅力をご紹介しよう。

姫路城と志方城の間にある山岳崇拝の聖地「高御位山」

姫路城と志方城の間にある山岳崇拝の聖地「高御位山」

写真:塚本 隆司

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焼肉が気になるところだろうが、まずは官兵衛の妻「光姫」が生まれた志方城について説明しよう。

官兵衛の姫路城と光姫の生まれた志方城は、有馬街道と呼ばれた道でつながっている。別名「湯山(ゆのやま)街道とも呼ばれ、姫路から有馬温泉を経て京へと続く近道だったという。

両城の間には、播磨富士とも呼ばれる「高御位山」がそびえ立つ。その名が示す通り姿美しくひと際高いこの山は、山全体を御神体とする播磨の山岳崇拝の聖地でもある。今でも登山(ハイキング)に訪れる人が多く周辺の山とあわせ播磨アルプスの呼び名をもつほどだ。また播磨地域でも指折りのパワースポットとして霊的な話題にも事欠かない。きっと官兵衛夫妻もこの景色を眺めたはずだ。

秀吉が志方城攻めの際、この山の中腹に腰を掛け采配を揮ったという太閤岩がある。そこからの眺望は素晴らしく加古川一帯はもちろん、遠くは淡路島まで見渡すことができる。

光姫の実家、志方城跡に建つ観音寺

光姫の実家、志方城跡に建つ観音寺

写真:塚本 隆司

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光姫は、主君・小寺氏にとって家臣の娘であり姪にもあたり、主君と家臣間の絆を深めるための政略結婚により官兵衛の妻となった。時に官兵衛22歳・光姫15歳と云われる。才徳兼備な妻であったとされ、官兵衛は側室をおかず光姫だけを愛したという。

志方城は櫛橋家が4代・約90年にわたって治めた。今は本丸跡に観音寺が建ち、隣接する志方小学校に二ノ丸があったとされ、僅かに城跡の面影を残すのみだ。観音寺の敷地内にある櫛橋家累代の墓と書かれた五輪塔だけが当時を偲ばせてくれる。

観音寺は大きな寺ではなく観光地でもないが、大河ドラマの影響で注目されている。駐車場も少なく民家に囲まれ周辺道路も広くはない。小学校も隣接しているので車で来られる際には十分注意して欲しい。
バスで行くのもいいだろう。JR加古川か宝殿駅北口から出ている神姫バス西牧行きに乗り約10分、志方西口下車で徒歩5分だ。

苦難の時代を乗り越えた山号額

苦難の時代を乗り越えた山号額

写真:塚本 隆司

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天正6年(1578)、志方城は織田勢に攻められ落城する。城主らは自害したとも官兵衛の嘆願により助命されたとも伝わっているが定かではない。天正15年(1587)になって櫛橋家の墓碑を守るため禅寺が建立されたのが観音寺のはじまりだという。

落城の際、重要物品は井戸に投げ込まれたそうだ。観音寺建立の際、井戸から発見されたものを袈裟がけに綴りあわせて作られたのが、この山号額だ。当時の激戦を物語る貴重な品である。本堂は現在改修中であり、一般公開されていないので拝観したい場合は観音寺に問い合わせるといい。

加古川市志方周辺は焼肉激戦地!

加古川市志方周辺は焼肉激戦地!

写真:塚本 隆司

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観音寺のある加古川市志方周辺は、焼肉屋や精肉店が多く営業している。かつての激戦を教訓に焼肉で力をつけるため・・・そんなわけはない。明治6年、ここに屠畜(とちく)場ができた。日本人の食肉需要が増えだす頃だ。以来150年、今もここ加古川の食肉センターには全国から選りすぐりの牛が運ばれてくる。焼肉屋や精肉店が多いのは品質のよい食肉が手に入るからなのだ。

そんな焼肉激戦地の中から1軒、「牛義」さんをご紹介しよう。
この店のこだわりは、厳選した雌牛を選りすぐっていることにある。特に赤身は口どけが良く、柔らかで甘みがある。そして香りだ。上質の肉が焼ける時のあの香りがたまらない。

写真は満足セット1,300円。かなりのボリュームだ。厚めに切られたタンはサクッと噛み切れる食感がたまらない。驚くことにスープとライスはお替わり無料!筆者もついつい食べ過ぎてしまった。他にも光姫さんにちなんだ「光姫御前」や加古川名物「かつめし」もある。

牛義 加古川本店 
営業時間:
ランチ :11:30〜15:00(L.O.14:30)
ディナー:16:30〜21:30(L.O.21:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休)

小腹空いたら揚げたてメンチカツ・お土産にはこだわりの牛肉を!

小腹空いたら揚げたてメンチカツ・お土産にはこだわりの牛肉を!

写真:塚本 隆司

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観音寺から車で5分ほど走ったところにある大浦ミートさんでは、注文すればその場でメンチカツなど揚げてくれる。アツアツのメンチカツの肉汁がジュワーっと口の中に広がる幸せなひとときを味わえるだろう。もちろん牧場の運営から一貫した自社運営の安全・安心・リーズナブルな美味しい肉を買って帰ることもできるのだ。

大浦ミート 本店 
営業時間: 9:00〜18:30(無くなり次第終了)
定休日:水曜日(その他休日あり 営業カレンダー参照)

おわりに

官兵衛さんの妻・光姫さんゆかりの志方城跡(観音寺)と志方のおいしいお肉の話、いかがでしたでしょうか?
志方城跡で歴史を感じた後は、焼肉を堪能して帰るもよし、アツアツのメンチカツを食べるのもよし、リーズナブルで美味しい牛肉を買って帰るのもよし。有名地ではありませんが、いいところありますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/21 訪問

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