スペイン「グラナダ」有名無名のおすすめモニュメント集

| スペイン

| 旅の専門家がお届けする観光情報

スペイン「グラナダ」有名無名のおすすめモニュメント集

スペイン「グラナダ」有名無名のおすすめモニュメント集

更新日:2018/09/04 13:28

みな きむのプロフィール写真 みな きむ スペイン・グラナダの日本人向け代理店勤務

南スペインのグラナダと言えばアルハンブラ宮殿!一生に一度は来たいという方も多いはず。また旅行に来たらモニュメント巡りや歴史建築物、ミュージアムは外せないという方も多いことでしょう。
今回はグラナダのモニュメントを有名処から穴場までタイプ別にいくつかご紹介します。そんなモニュメントやバスチケットがセットになった便利なパスもありますので、上手に使ってみましょう。

グラナダに来たら外せない「アルハンブラ宮殿」

グラナダに来たら外せない「アルハンブラ宮殿」

写真:みな きむ

地図を見る

アルハンブラ宮殿は観光平均所要時間が3時間という、広大な敷地に建てられた王宮・要塞・離宮・教会・アラブ浴場などの建築群。イベリア半島最後のイスラム・ナスル王朝の建築群で、初代の王様が要塞のアルカサバから建築を開始。その後歴代王によって徐々に増築されたものです。

アルハンブラ宮殿に行けないならグラナダに立ち寄るのは止めます!
そんな衝撃の言葉すらよく聞く人気のモニュメントですが、訪問者数がどんどん増える一方でそのチケットは年々取りにくくなっているのも現状です。

グラナダに来たら外せない「アルハンブラ宮殿」

写真:みな きむ

地図を見る

アルハンブラ宮殿観光のメインはやはりナスル宮殿。
歴代王が住んだ王宮で、アルハンブラ宮殿内で最も華やかな場所です。ライオンの中庭やアラヤネスのパティオなどガイドブックでお馴染みですが、2018年8月末には10年の修復を終えたばかりの諸王の間の天井画がお披露目。その他幾何学模様の壁タイルや天井、垂れ下がる漆喰装飾、どこを見ても立ち止まらずにはいられないでしょう。

ナスル宮殿ばかり注目されますが、春の離宮ヘネラリーフェはマスト訪問。5月〜6月中旬頃まではバラのアーチや咲き乱れる花々で最も美しい季節。まさにパラダイスです。

要塞アルカサバから、は本来の防衛機能を活かしてグラナダ市内やアルバイシン地区を一望できます。少なくともいくつかの塔は登ってみましょう。階段は無理という方はアルマスの広場へ。地面と同じ高さでありながら、気付けば塔の天井の上を歩いてる不思議感。

グラナダに来たら外せない「アルハンブラ宮殿」

写真:みな きむ

地図を見る

観光でネックになるのがナスル宮殿の入場時間。30分ごとに入場者数制限があり、夏なら朝、冬なら午後と見学しやすい時間からチケットは売り切れていきます。まずアルハンブラ宮殿のチケットを押さえてから、その他のプランや移動時間を決めるのも手ですね。

<基本情報>
住所:c/Real de la Alhambra s/n 18009
電話番号:0034-958-027971
アクセス:イサベル・ラ・カトリカ広場近くから市バスC30かC32

レコンキスタで有名なカトリック両王ゆかりの地「カテドラル&王室礼拝堂」

レコンキスタで有名なカトリック両王ゆかりの地「カテドラル&王室礼拝堂」

写真:みな きむ

地図を見る

アルハンブラ宮殿やアルバイシン地区など、イスラム建築のイメージが強いグラナダですが、セントロはカトリック色が強くレコンキスタ完了直後に計画・建設されたこの2つは必見。ごく近くにありながら入り口の場所は離れています。

カトリック両王の死後、孫のカルロス5世統治下の1523年から約180年かけて建てられ、ゴシック・ルネサンス・バロックの3つの建築様式が融合したカテドラル。ルネサンス様式の建物として非常に重要です。

通常カテドラルというと暗く重々しく荘厳。しかしグラナダのカテドラルはその歴史的重要性に拘らずかなり明るくエレガント。中央祭壇をぐるりと取り囲む宗教画やステンドグラスが美しく、またドーム部分が水色に金色の水玉なのもたまらなく可愛らしいのです。

<基本情報>
住所:Gran Vía de Colón 5, 18001
電話番号:0034-958-222959

レコンキスタで有名なカトリック両王ゆかりの地「カテドラル&王室礼拝堂」

写真:みな きむ

地図を見る

レコンキスタを終了させた土地として特別の愛着があったグラナダに、カトリック両王は王室礼拝堂を建てることを決意。しかし皮肉なことに、この王室礼拝堂の完成をカトリック両王どちらも見ていません。イサベル女王死後1年後に建設開始、フェルナンド王死後1年後に建築終了しています。

イサベル女王の大好きなゴシック様式の王室礼拝堂には、カトリック両王、その娘フアナ狂女王とフェリペ1世美男王の立派な彫刻のお墓があります。頭脳明晰で有名なイサベル女王の頭部の窪みを、フェルナンド王よりも強調しているのが面白い。地下聖堂には、上述4名に加えて孫のミゲル王子の5体の遺体が安置されています。

礼拝堂内美術館には、コロンブスの航海費用にするため宝石を売ったイサベル女王の冠も展示されています。

レコンキスタで有名なカトリック両王ゆかりの地「カテドラル&王室礼拝堂」

写真:みな きむ

地図を見る

王室礼拝堂周辺にはカトリック両王のシンボルがそこここに散らばっています。
フェルナンド王のFとイサベル女王のYという文字(ラテン語ではIはYとなります)。建物の上部、石畳、扉などそこここで見られるでしょう。
そして両王のシンボル頸木(くびき)と矢。グラナダ市内ではいろんな所で見られますが、まずは礼拝堂内の荘厳な鉄柵を見てくださいね。

<基本情報>
住所:c/Oficios S/N, 18001
電話番号:0034-958-227848

修道院は質素じゃない?「サン・ヘロニモ修道院&ラ・カルトゥハ修道院」

修道院は質素じゃない?「サン・ヘロニモ修道院&ラ・カルトゥハ修道院」

写真:みな きむ

地図を見る

グラナダ市中心部にあるサンヘロニモ修道院は、レコンキスタ後にカトリック両王の命で建設された、ゴシック・ルネッサンス様式が混在した最初の修道院です。

この修道院を語る上で、イサベル女王のお気に入りで片腕として活躍したグラン・カピタンという武将は外せません。故グラン・カピタンの妻が建設資金援助をしたことから彼とその末裔のお墓はこの教会内にあり、更に中央祭壇の両側にはグラン・カピタン夫妻の肖像画も。宗教と政治が密着し、教会が非常に権力があったことが伺えます。

修道院は質素じゃない?「サン・ヘロニモ修道院&ラ・カルトゥハ修道院」

写真:みな きむ

地図を見る

また現在も利用されている第二修道院。見学は不可ですが、ここにはカルロス5世の妻イサベル妃もアルハンブラ宮殿の寒さから逃避して一時期滞在していたことがあります。

<基本情報>
住所:c/Rector Lopez Argueta 9, 18001
電話番号:0034-958-279337

修道院は質素じゃない?「サン・ヘロニモ修道院&ラ・カルトゥハ修道院」

写真:みな きむ

地図を見る

市内北西部にあるカルトゥハ修道院は16世紀バロック様式の見事な修道院。
絢爛豪華な教会は集会の時にのみ使用し、修道士達が日常過ごした部屋は質素でそのギャップに驚きます。日曜日以外は食事も自分の部屋で一人でとり、とにかく静けさと祈りを大事にしたカルトゥジオ会修道士達。
芸術に秀でた修道士も多く、その一人コタンの手描きの祭壇の礼拝堂と教会のキラキラが隣り合わせにあるのは不思議な感じです。

カルトゥハ修道院は少し遠いのでバスでどうぞ。
カルトゥハ修道院の詳しい情報は関連MEMOをご覧ください。

<基本情報>
住所:Paseo de Cartuja, s/n, 18011 Granada
電話番号:0034-958-161932
アクセス:市バス8

穴場の「クアルト・レアル&ティロス邸ミュージアム」

穴場の「クアルト・レアル&ティロス邸ミュージアム」

写真:みな きむ

地図を見る

クアルト・レアルはレアレホ地区の端にある13世紀の建物。当時は広大な敷地に果樹園なども併設された王族の館で、ナスル朝最後の王の母アイシャがラマダン期に利用した館でした。

現存するのはアルハンブラ宮殿のコマレス宮に似た部分だけですが、タイル装飾はアルハンブラ宮殿とは色味が異なり金色や爽やかな青や緑の色調が目を引きます。建物2階は美術館となっています。

<基本情報>
住所:Plaza de los Campos, 6, 18009
電話番号:0034-958-849111

穴場の「クアルト・レアル&ティロス邸ミュージアム」

写真:みな きむ

地図を見る

ティロス邸はレアレホ地区のセントロ寄りの16世紀のお屋敷。
数々の伝説のヒーローの彫刻や建物名の由来である銃鉄が、元々は城壁の一部であった建物から突き出ています。
建物上階は博物館となっておりロマン主義時代の版画や絵画、家具などが展示されている他、他に例を見ない写真の黄金の間の天井画に目が釘付けです。

<基本情報>
住所:c/Pavaneras, 19, 18009
電話番号:0034-600-143176

クアルト・レアル、ティロス邸については記事下の関連MEMOもご参照下さい。

全てを網羅した「グラナダ・カード」が便利

如何でしたか。この他にもグラナダにはまだまだ大小モニュメントは存在します。

ところで今回ご紹介のモニュメント全てに入れる便利な「グラナダ・カード」というパスがあるのをご存知ですか。グラナダ市内の有名処も穴場も網羅していて正にモニュメント好きには涎物のパスですね。パスは全部で6タイプ。アルハンブラ宮殿無しのタイプもあるのでタイプ選びはお間違いなく。

気になる料金はベーシックなタイプで40ユーロで、使用開始日とその日から5日間の間にナスル宮殿の日時を選びます。チケットにはアルハンブラ宮殿用のQRコードとその他施設のQRコードがついており、3〜11歳のお子様用もあります。

今回ご紹介した中で一番チケット入手が難しいのは言わずもがなのアルハンブラ宮殿。公式サイトが完売となっていてもこちらの「グラナダ・カード」は残っているのはよくあること。アルハンブラ宮殿以外のモニュメントにも行く予定があるならチケット取得のオプションの1つとしてどうぞ。

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/22−2018/08/12 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらLINEトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -