南北戦争始まりの地へ!チャールストン「サムター要塞」フェリーの旅

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南北戦争始まりの地へ!チャールストン「サムター要塞」フェリーの旅

南北戦争始まりの地へ!チャールストン「サムター要塞」フェリーの旅

更新日:2017/12/20 10:13

いしい ひいのプロフィール写真 いしい ひい 元旅行会社勤務、アメリカ旅行ライター、フードコーディネーター

サウスカロライナ州チャールストンのサムター要塞は、歴史好きには外せない場所!1861年、この地で南北戦争の火ぶたが切られたのです。現在はナショナル・モニュメントとなり、チャールストンの港からフェリーで行く2時間のツアーが、観光客に大人気。アメリカ国旗掲揚に参加するという貴重な体験もできるかも!チャールストンの沖に浮かぶ要塞から、アメリカの歴史を眺めてみませんか。

フェリーに乗って、南北戦争始まりの地へ

フェリーに乗って、南北戦争始まりの地へ

写真:いしい ひい

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チャールストンと言えば、アメリカ南部らしい建築物が立ち並ぶ歴史地区が有名ですが、それとともに是非訪れたい観光ポイントが、サムター要塞(Fort Sumter)。チャールストンの沖合いにぽっかりと浮かぶ要塞は、アシュレー川とクーパー川がぶつかるところに位置し、南北戦争の火ぶたを切ったことで知られています。

1860年11月、奴隷制の拡大に反対していたエイブラハム・リンカーンがアメリカ合衆国大統領に当選。12月、サウスカロライナ州は奴隷制存続を主張して、真っ先に合衆国からの脱退を宣言し、それに続いて南部の他州も合衆国から脱退しました。

そして1861年3月、リンカーンが大統領に就任。サムター要塞の司令官アンダーソン少佐は合衆国に忠誠を近い、南部連合軍が要塞を撤退するよう要求したのを拒否したため、4月12日に南軍が砲撃を開始し、南北戦争が始まりました。

フェリーに乗って、南北戦争始まりの地へ

写真:いしい ひい

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サムター要塞に行くには、チャールストン市内のマリーナから、パークレンジャーによるツアーに参加する必要があります。ツアーは1日3回出発(9:30、12:00、14:00)。マリーナでチケットを購入したら、待合室の展示を見ながら南北戦争の歴史について予習しておきましょう!

マリーナからサムター要塞までは、フェリーで約25分。チャールストンの東から隣町を結ぶ美しい橋Arthur Ravenel Bridgeなどを眺めつつ、風光明媚なフェリーの旅を満喫しているうちに要塞に到着です。

要塞の1日の始まりは、国旗掲揚から!

要塞の1日の始まりは、国旗掲揚から!

写真:いしい ひい

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サムター要塞行きのツアーは、朝一番の9:30のツアーがおススメ!何故なら、1日の始めにアメリカ国旗を掲揚する儀式を体験できるからです。

パークレンジャーの指示に従って、ツアー参加者は2列に分かれて並び、綺麗に折りたたまれた国旗を両側から持ち、少しずつ広げていきます。ボーイスカウトやガールスカウトで鍛えられているアメリカ人観光客は、国旗が地面についたりすることのないよう手馴れた様子で作業するので、見よう見まねで一緒にやってみましょう。

要塞の1日の始まりは、国旗掲揚から!

写真:いしい ひい

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大切なのは、国旗への敬意を持って参加すること。皆と一緒に青空にはためくアメリカ国旗を見ていると、ちょっとした達成感がありますよ!

サムター要塞200年の歴史

サムター要塞200年の歴史

写真:いしい ひい

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ツアーには経験豊かなパークレンジャーが同行しているので、サムター要塞の見所について詳しい説明を聞くことができます。

アメリカ独立戦争の英雄トーマス・サムター将軍にちなんで名付けられた要塞は、1812年の米英戦争の後に築かれました。頑丈なレンガ造りで135門の大砲を収容することができます。戦争の場ではありますが、アーチを描くレンガの壁はなかなかに優雅なデザイン。戦場経験豊かなフランスの技術者の指導によるものです。

サムター要塞200年の歴史

写真:いしい ひい

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レンガの壁には砲弾のあとも残り、かつての戦いの激しさを感じさせます。南北戦争のあとサムター要塞はしばらく荒廃していましたが、その後復旧されて無人の灯台として使われました。また、第1次および第2次世界大戦中には軍隊が配備されたこともあります。

そして1948年にナショナル・モニュメントに指定され、現在は大勢の観光客が歴史を学ぶ場所となっているのです。

要塞の中には博物館も!

要塞の中には博物館も!

写真:いしい ひい

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サムター要塞の中に作られた博物館も見逃せません。観光客が水上に浮かぶ要塞を上から眺めることはできませんが、展示されている模型を見ると全体の構造が分かりやすいでしょう。建物は中央のグラウンドを取り囲むように、やや不規則な五角形になっています。

博物館では、チャールストン周辺でよく見かけるパルメットという椰子の木が描かれた旗も探してみてください。1861年4月14日北軍の撤退のあと、南軍のパルメット警護団(Palmetto Guard)というチャールストンの民兵の部隊が、チャールストン市街地に対面する場所に掲げたもの。今ではぼろぼろになった旗ですが、その当時、我が勝利を誇らしく伝えた様子が目に見えるようです。

要塞の中には博物館も!

写真:いしい ひい

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サムター要塞での滞在時間は1時間余り、要塞の中で迷子にならないように注意してくださいね!ナショナルパークとして保護されているので、要塞では禁煙、ゴミなどを残さないようにしてください。

見学が終わったら、またパークレンジャーとともにチャールストンのマリーナにフェリーで戻ります。もっと見たいと思っても、要塞に居残ることはできませんよ!

サムター要塞の基本情報

住所:340 Concord Street, Charleston SC 29401
電話:+1-843-722-2628
営業時間:8:30〜17:00

2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【取材協力:チャールストン観光局】

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/11/14 訪問

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