写真:miyoshi yuca
地図を見るコーヒー産地の町として有名な「サレント」は、カラフルな街並みと素朴な雰囲気がとても心地よいのどかな田舎町。またサレントの街は「コーヒー産地の文化的景観」として世界遺産登録の決め手ともなっている、この土地独特の伝統的な建築が有名です。さらに、今回ご紹介する「ココラ渓谷」への移動が便利なことや、豊かな自然、そしてもちろん美味しいコーヒーの存在が国内外から多くの観光客を呼んでいます。
写真:miyoshi yuca
地図を見る「ココラ渓谷」へは昔ながらのジープで移動。道無き道を思い荷物を運んで移動することが多いコーヒー産地ならではの移動手段です。拠点の町「サレント」から「ココラ渓谷約」へは30分ほどで行けます。
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地図を見る「ロス・ネバドス国立公園」として保護区域の一部にも指定されている「ココラ渓谷」は、ワックスヤシという種類のヤシの木が有名。コロンビア名産の木で、国民のアイデンティティにもなっています。
高さにして70メートルにもなることもあり、世界で一番高いヤシの木としても知られ、世界でここでしか見ることのできない「ココラ渓谷」の景観を生み出します。
写真:miyoshi yuca
地図を見る「ココラ渓谷」内のトレッキングルートは短めのコースと長めのコースが選べますが、大自然を最大限に満喫するならフルコースがオススメ。初心者でもゆっくりペースを保てば問題ありません。渡橋や、小川など道なき道を進みます。耳をすませば、さまざまな鳥の鳴き声やそよ風の音が響き渡り、大自然を全身で感じることができます。
写真:miyoshi yuca
地図を見る登り道が続き疲れもピークに達した頃、見渡すと広大な高原が目の前に広がります。トレッキングの達成感も相まってひときわ感動が身にしみます。遮るものがなく、空高々と生えるヤシの木は途切れることなく地平線まで続き、その清々しい景色に写真を撮ることも忘れ見とれてしまいます。
風になびいて揺れるヤシの木と葉がかすれる音が心地よい空間を生み出し、自然の偉大さを感じずにはいられません。
写真:miyoshi yuca
地図を見るコーヒー産地にせっかく来たのだからコーヒー農家を訪問してみましょう。家族経営の小さな農園から世界中に輸出している大型の農園まで、さまざまなタイプがあるので気になる農園を探し、ツアーを申し込むことができます。
コーヒー畑で収穫の仕方や、昔ながらの焙煎の仕方などを教えてくれます。コーヒー豆としてわたしたちの手元に届く前の姿はあまり見慣れないので新鮮です!
写真:miyoshi yuca
地図を見るコーヒー農園の訪問後はもちろんコーヒーの試飲も!長いトレッキングの疲れも忘れるような香りと味わいの深さを堪能してください。大自然が広がるテラスで楽しむコーヒーはかなり贅沢気分。一味も二味も違います!
いかがでしたか?
コロンビアのコーヒー産地は標高が高く、木々が爽やかな日陰を作りコーヒー生産に最適の気候のため、年中を通して大変過ごしやすく、避暑地としても国内外の観光客に人気です。世界遺産として登録されているコロンビアの「コーヒー産地の文化的景観」には見所がたくさんありますが、特に「サレント」と「ココラ渓谷」は注目度の高い人気スポットです。是非コロンビア観光の際には参考にしてみてください!
この記事を書いたナビゲーター
miyoshi yuca
日本生まれボリビア育ちベルリン在住。世界の文化遺産保護の研究をするためドイツの大学院に在籍。幼い頃から海外に住む経験があったためか、私にとって日本と海外の境目は常に曖昧でした。多様な世界で異なることが…
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