写真:miyoshi yuca
地図を見るバリチャラの中心に位置する中央公園は住民が木陰に涼みに来る憩いの場所。そんな中央公園に面して建てられたバリチャラ大聖堂(Catedral de la Inmaculada Concepción)は18世紀に建てられた立派な教会で、街で一番大きな建造物です。土色のファサードが街の雰囲気と調和され、親しみやすい建築で、街の住民のみならず訪れる人々に癒しの空間を与えてくれます。
写真:miyoshi yuca
地図を見るバリチャラといえば美しく保存されているコロニアル調の街並みが有名。コロンビア人にとっても憧れの場所です。スペイン語圏の映画やドラマの定番のロケ地なのだとか。オレンジ色の瓦と真っ白な壁のコントラストが印象的です。
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地図を見るバリチャラを楽しむのにはブラブラと街を散歩するのが一番ですが、小高い丘に面する「バリチャラ」は坂が多く、かなり急勾配な坂も。小さい街ですが、一通り歩き回ると疲れます。坂を登りきり、振り返ると、まっすぐ下る道と美しい山の景色が背後に広がり新たな街の景観を作り出します。
写真:miyoshi yuca
地図を見るバリチャラの中央公園から北へ歩き続け、坂を登りきると現れるのが 「サンタ・バーバラ教会(Iglesia de Santa Bárbara)」 。大聖堂と同じく18世紀に建てられたレンガ造りが美しい小さな教会です。派手な装飾や彫刻などはなく大変素朴な作りながらも、街の人に愛されているのが思い浮かばれる可愛らしい教会です。
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地図を見るというのも、中に入ると修復されたばかりかのように綺麗な祭壇が。とても丁寧に手入れされているのが伺えます。鮮やかな色がシンプルな外観とは対称的。
写真:miyoshi yuca
地図を見るバリチャラ最北端の教会「サンタ・バーバラ教会」からほど近くにある展望台。ここから一望する景色は見事です。この展望台の先から続く「カミノ・レアル」というハイキングコースは丘のふもとの「グアネ」という街につながっており、美しい自然の中を下っていく人気のアクティビティの一つです。
写真:miyoshi yuca
地図を見るバリチャラの中心部に戻るにはまた坂を下っていかなくてはなりません。バリチャラは大変小さな町で観光化もさほど進んでおらず、静けさとのどかさが十分に残る田舎町です。それに加え、街の北部はほとんど住宅地であることから、さらに素朴な街の雰囲気を垣間見ることができます。
写真:miyoshi yuca
地図を見るお昼はバリチャラが位置するサンタンデール県で有名なカブリート(Cabrito)という子ヤギのグリルとカルネ・オレアダ(Carne Oreada)と呼ばれる干し肉のステーキを注文しましょう!ランチで盛り合わせになっていることが多いのでボリュームたっぷり!お腹いっぱいになること間違いなしです。
添えられているのは淡白だけどもちっとした食感と優しい味が特徴の南米特産のおいも、ユカ(yuca)。
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地図を見るバリチャラは近郊の町サンヒルやブカラマンガなどの都市を拠点にアクセスも充実していることから日帰りで訪れる観光客が多いですが、時間が許せば是非一泊することをおすすめします!日が暮れてポツポツと光が灯る街並みや、日差しを避けていた地元の人たちがやっと外に繰り出し、思い思いに中央広場で団らんしている様子などが見られます。ライトアップされたバリチャラ大聖堂も昼間とは一味違った雰囲気を醸し出します。
日本人にも人気の南米ですが、コロンビアは比較的最近になって観光ブームが訪れ、急激に観光客が増えているのが現状。理由として長年問題だった治安の改善などが挙げられます。実際、私も女子一人旅でしたが安全に快適に旅することができました。もちろん、場所問わず注意は必要です。責任を持って、そしてリスペクトを忘れずに、知られざるコロンビアの魅力を発見してみませんか?
この記事を書いたナビゲーター
miyoshi yuca
日本生まれボリビア育ちベルリン在住。世界の文化遺産保護の研究をするためドイツの大学院に在籍。幼い頃から海外に住む経験があったためか、私にとって日本と海外の境目は常に曖昧でした。多様な世界で異なることが…
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(2025/2/9更新)
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