写真:渡辺 裕希子
地図を見る「アマミンブルー」と称される奄美大島の海は、淡い水色から紺碧まで、緻密なグラデーションが魅力。透明度が高くサンゴも元気で、足がつく場所でもカラフルな魚が泳いでいます。
こんなに美しい海なのに、観光客の姿はまばら。トップシーズンの夏休み中ですら混雑することはほとんどなく、のんびりと過ごせます。
奄美大島は冬〜春のオフシーズンもおすすめ。真冬でも平均気温は20度近くまで上がるので、ドライスーツを着ればダイビングやシュノーケリングもOK。陽光を浴びてキラキラに輝く海は、眺めているだけでも癒されます。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る奄美大島にはオンザビーチのホテルがいくつかあり、全体的に価格は手頃。
テラスでビールを飲みながら海を眺めたり、そのまま砂浜に駆け出して貝殻を探したり。時の流れに身を委ねて、優雅な休日が楽しめます。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る夕暮れ時のビーチは、一段とドラマチック。
橙色の空にきらめく水平線を眺めながら、穏やかな波の音に耳を傾けていると、心も体も浄化されていくような感覚に包まれます。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る日本で1番大きなマングローブは沖縄の西表島にありますが、2番目は奄美大島。「黒潮の森」の周辺では、季節を問わずカヌーでの探検が楽しめます。
予約なしで気軽に体験できますが、注意したいのは時間帯。マングローブのトンネルをくぐりたいなら満潮前後、干潟で生き物をじっくり観察したいなら干潮前後の時間帯に出かけるといいでしょう。
夜行性の生き物に出会えるチャンスがある、ナイトツアーも人気です。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る市街地から車で30分ほどのところにある「金作原原生林」は、樹齢100年を超える木々が生い茂る亜熱帯の森。神秘的かつ新鮮な空気に癒される、パワースポットです。
個人で行くこともできますが、おすすめは地元のネイチャーガイドが案内しするエコツアー。奄美大島固有の植物について教えてくれたり、空を飛ぶルリカケスを見つけてくれたりと、より印象深い体験ができます。
山道を車で探索するナイトツアーなら、特別天然記念物のアマミノクロウサギに高確率で出会えますよ。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る大きな葉を傘のように広げた「ヒカゲヘゴ」は、奄美大島以南に自生する日本で最大のシダ植物。1億年以上前から存在するとされ、その葉はかつて恐竜の餌だったとも言われています。
太古の森へと、タイムトリップしたような感覚に。思わず、深呼吸したくなりますね。
奄美を訪れたら、必ず食べたいのが郷土料理の「鶏飯」。ご飯の上に細かく裂いた鶏のささみや椎茸、海苔、錦糸卵、パパイヤの漬物などの具材をのせて鶏ダシのスープをかけた、お茶漬けのような料理です。新鮮な丸鶏から手間ひまかけてとったダシは、身体に染み渡る優しい味わい。最後の一滴まで、飲み干したくなる美味しさです。
有名なのは、鶏飯の元祖といわれる「みなとや」や、地元の人々に人気の「ひさ倉」。店によって味が違うので、あれこれ食べ比べてみるのもおすすめです。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る写真:渡辺 裕希子
地図を見る奄美大島の瀬戸内町は、知る人ぞ知る「クロマグロの養殖日本一のまち」。一年を通して温暖な大島海峡で養殖されたクロマグロは品質の良さで知られており、口の中でとろけるような食感と濃厚な旨味が楽しめます。
また、奄美の新鮮なフルーツを使ったジェラートや、石窯で焼き上げるパンなど、女性好みのグルメも充実。最近は、地産食材にこだわったお洒落なカフェも増えているので、ますます目が離せません。
「東洋のガラパゴス」と呼ばれ、手付かずの自然が残る奄美大島。ビーチフロントのホテルでのんびり過ごしたり、色とりどりの熱帯魚や亀と泳いだりと、一年中楽しめる穴場のリゾートです。
マングローブでのカヌー体験や原生林の散策など、ビーチ以外のアクティビティも豊富。加えて、空港からリゾートまでの距離が近いのもメリットで、美しいビーチが点在する北部のリゾートエリアまでは、車で10分程度の距離。時間の限られた旅行でも、到着から出発までたっぷりと遊べます。次の週末にはぜひ、出かけてみませんか?
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(2024/4/19更新)
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