写真:まつり はるこ
地図を見るカンボジア・シェムリアップにある「アンコールワット」。世界文化遺産に登録されているアンコール遺跡群の中心的な存在だということはご承知の通りですね。西向きに立てられているため、太陽が背後から昇るように見える、世界有数のサンライズスポットでもあります。
写真:まつり はるこ
地図を見る今回ご紹介するのは「アンコールワット」での初日の出鑑賞。そう、元日に拝むアレです。普段でさえ世界中から多くの旅行者がサンライズを見るために集まってくるアンコールワット。初日の出が拝める元日はかなりの人出になるので、鑑賞するためには十分な用意と覚悟(笑)が必要なのです。
写真:まつり はるこ
地図を見るまずはチケットを購入しましょう。アンコールワットをはじめとするアンコール遺跡共通のパス(一部別途料金が必要な遺跡あり)で、シェムリアップ市内からアンコールワットへ向かう途中のチケットセンターで買うことができます。顔写真はその場で撮影してくれるので、持参する必要はありません。
チケットセンターは早朝5時から営業。サンライズ目当ての観光客がトゥクトゥクやレンタサイクルで詰めかけ、この時間帯は混みあいますが、カウンターも多いのでどんなに混んでいても待ち時間は15分程度と考えておいていいでしょう。
写真:まつり はるこ
地図を見るアンコールワットの入場時間は5時30分から。シェムリアップ市内のホテルからトゥクトゥクで向かう場合、遅くとも5時には出発したいところです。(チケットを当日に買う場合はもう少し早く)
トゥクトゥクでの移動中や朝日待ちの時間はかなり冷え込みますので、長袖の上着(ダウンでもいいレベル)は持っていきましょう!ちなみにこの時間、普通にまだ真っ暗ですので懐中電灯をお忘れなく。はやる気持ちを抑え、足元を照らしつつ進んでください。
写真:まつり はるこ
地図を見るアンコールワットの朝日鑑賞スポットとしてよく知られているのが、向かって左にある「北の聖池」。ここは水鏡に映るアンコールワットの姿が楽しめます。初日の出ともなれば池の周りをズラリとカメラが取り囲むような混雑ぶり。特に正面は幾重にも列ができるので、ここで撮影したいという人は迷わず突き進んでなるべく早く陣取りましょう。暗闇に浮かぶ無数の液晶モニターの光も楽しめます(笑)。
写真:まつり はるこ
地図を見る徐々に空が白みはじめ、アンコールワットの印象的なシルエットが浮かび上がる様はまさに感動もの。そのうえ初日の出とくれば、そのありがたさも半端なし。一生に一度は見たい!多くの人がそう思うのも納得の光景をじっくり堪能してください。
写真:まつり はるこ
地図を見る多くの人が集まる北の聖池に対し、水が干上がってしまって水鏡が望めない南の聖池は比較的空いているので、心穏やかに初日の出を拝みたいという人におすすめ。持参したレジャーシートや新聞紙に座り、あたたかい飲み物でも飲みながら朝日を待つのもオツなものです。前後やお隣さんとの距離もいい感じで保てるので、「前の人のカメラの液晶の灯りが邪魔だよ……」「ちょっ……そこの自撮り棒っ!」と、新年早々落ち込んだりイラついたりすることもありません。
写真:まつり はるこ
地図を見る元日の初日の出の時間はだいたい6時30分頃。もう言わずもがなですね。小難しい歴史に興味がないという人でも、この荘厳な光景はグッとくるはず。ぜひ実際に体感してみてください!
ちなみにアンコールワットから太陽が顔を出すのは7時頃。ツアーの団体客はこの時間を待たずに帰ってしまうので、北の聖池の混雑もかなり緩和されます。力強く光を放つ朝日に、一年の幸せを願いましょう。
写真:まつり はるこ
地図を見る初日の出を十分に堪能した後は、アンコールワット内部に。早朝の涼しいうち、混雑しないうちにじっくりとレリーフなどを鑑賞できる貴重な時間帯です。また、混雑時は入場制限がかかり行列になってしまう第三回廊も、この時間なら並ばずに入れるでしょう。
アクセス:シェムリアップ中心部から北へ6.5km
時間:5:30〜17:30
入場:年中無休(ただし仏日には第三回廊はあがれません)
遺跡入場券「アンコールパス」の料金:
1日券:37ドル/3日券:62ドル/7日券:72ドル
※クレジットカードの利用も可能
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
まつり はるこ
旅との出会いは大学時代。当時は、銀座のクラブホステスとして稼いだギャラを全て旅につぎ込む“豪遊系バックパッカー”として、主に東南アジア方面での長期滞在を繰り返す。その後、体育教師、出版社での月刊誌編集…
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