写真:安藤 美紀
地図を見る伊勢二見鳥羽ラインから国道167号経由で20km(約30分)。海女の町、三重県鳥羽市相差町の神明神社にある末社の一つが、石神社です。
神明神社へ続く参道脇には、現役・海女さんによる海産物販売所がいっぱい!乾燥あおさ、ワカメ、ヒジキなど漁師町ならではの海産物がずらりと並び、どれもお土産にしたくなります。
小さな鳥居が見えてきたら、神明神社の入口です。神社自体は小ぢんまりとしていますが、ここは幸せを願う女性たちをサポートして導いてくれる所。境内は、明るいパワーで満ち溢れています。
写真:安藤 美紀
地図を見る正式な参拝方法は、石神さんよりも先に「ご本殿」のお参りを済ませること。「ご本殿」の御祭神は、相差の氏神さまである「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」。伊勢神宮と同じ神様なので、運気アップのためにも忘れずにお参りしましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る「ご本殿」の参拝は、「二礼・二拍手・一礼」が基本。お賽銭を優しく賽銭箱に入れて、深いお辞儀を2回し、拍手を2回、心の中で感謝の気持ちを伝えましょう。御祭神にお願いごとをする場合には、自分の住所や氏名を名乗ると、神様に願いごとが届きやすくなります。最後に深いお辞儀を1回したら、いよいよ石神さんへ向かいましょう!
※お願いごとの用紙を持っている方は、石神さんで使います。間違えて、お賽銭箱に入れないようにしてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見るそれでは、ここから気になる石神さんのお祈りのプロセスをご紹介していきます。
石神さんが祀られているのは、「慈母 石神」と書かれた白い織旗が並ぶお社「石神社」です。鳥居の横に長机が用意されていますので、ここで祈願用紙(料金は無料)に願い事を書きましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る願い事を書き入れるのは一つだけ。1文字1文字、思いを込めて丁寧な文字で書くよう心がけてくださいね。
ここで、何を書くか真剣に考えるので、今の自分にとって本当に必要なものとは何か、自分自身を見つめ直すキッカケにもなります。
写真:安藤 美紀
地図を見るここに祀られているご祭神は、玉依姫命という女性の神様で、高さ約60cm程の石をご神体としています。相差町の海女さん達が、安全大漁を願って密かに石神さんに祈願し続けてきたことから、石神さんは女性の願いなら一つだけは必ず叶えてくれると言われるようになりました。
石神さんは、芸能人やスポーツ選手がお忍びで通うことでも知られているんですよ。マラソンランナーの野口みずきさんが神明神社で買った「石神さん」のお守りを持って走ったところ、アテネオリンピックで優勝できた! というのも有名な話です。
写真:安藤 美紀
地図を見る祈願用紙は折りたたんで石神さんの前にある“願い箱”に入れます。ここは、みんなの願いが集まっている場所なので、強いパワーがみなぎっています。
石神さんの参拝方法は、ご本殿と同じ「二礼・二拍手・一礼」。心の中で、石神さんにもう一度あなたの願い事をそっと伝えてくださいね。
石神さんは、嬉しい事に、願いが叶ったらお礼参りをして、もう一度お願いことが出来るという、とってもありがたいところ。参拝後、彼氏ができたら、次は結婚したい・・・。そんなお願い事のおかわりも自由です。ちなみに、私の友人は、祈願用紙に“子供を授かりたい”と書いたら、その後赤ちゃんを授かりました!
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらが、神明神社で大人気の石神さんの「お守り」(900円)。「お守り」は、表に“石神”、裏にちょっと不思議なマーク“ドーマン・セーマン”が刺繍で綴られています。星柄のマークはセーマンと言われ、一筆書きでかけることから「海女さんが海に潜っても元の場所へ戻れるようになる」、格子柄はドーマンと言われ「出入口が分かり難いことから魔物を寄せつけない」という意味があります。魔除けのおまじないですね。
ビックリするのは、この「お守り」が海女さんの手作りだということ。お守りの麻の生地は、伊勢志摩の土で染められて色あせしにくい土染めの布で出来ています。麻袋の中には、石神さんの石があがった相差の海岸の石が入っています。
写真:安藤 美紀
地図を見るお守りは全部で3種類。ストラップ型の方には、三重県で養殖されたアコヤ真珠がつけられた「ストラップお守り」(1100円)と「記念お守り」(1100円)があります。真珠は恋愛運を上げたり、厄除けの効果も!カップルの方は、「ストラップお守り」をおそろいで持つと、絆がぐっと深まりますよ。
また、「御朱印帳」は2種類あって、どちらも白がベースの女性らしいデザイン。特に大判サイズの「御朱印帳」(1800円)は、「叶」が大きく書かれていて、前向きな気持にさせてくれます。
お守りを授かると、郵送用の封筒と気筒用紙も無料でいただけます。ここまで足を運べない、遠方の友人や家族の分も授かってお守りと一緒に送れば、最高のお土産になることでしょう。
神明神社(石神さん)はちょっと行きにくい立地にあるので、気軽に!というわけにはいきませんが、それでも参拝客が絶えず訪れる人気の神社です。彼氏が欲しい、結婚したい、子供を授かりたい。そんな女性の願いを一つだけ叶えてくれる、パワースポットを訪れてみませんか?
住所:三重県鳥羽市相差町1385
電話番号:0599-33-7453 (相差海女文化資料館)
アクセス:鳥羽駅から「かもめバス」に乗り「相差」で下車。そこから歩いて約5分。
駐車場:全部で4ヶ所ありますが、すべて無料。神明神社に最も近いところは「相差海女文化資料館」併設の駐車場です。
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/12/8更新)
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