写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る中央高速韮崎インターを降り、国道20号線を北上すると、名水の地で有名な『白州町』があります。20号線から旧甲州街道に入ると『台ケ原宿』と言う昔の宿場町に到着。江戸時代に宿場町として栄えていた台ケ原の街道沿いには、100年くらいタイムスリップしたような建物や本陣跡の石碑なども残っています。
その古い建物の中に『山梨銘醸株式会社』と言う酒造があり、この酒造は明治天皇が山梨を巡幸した時に、行在所となったことでも知られています。普段は静かなこの街道沿いですが、毎年10月に、台ケ原市を開催しており、たくさんの骨董やハンドクラフト商品が並び、街道が大変賑やかになります。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る山梨銘醸株式会社(北原家)は山梨県民なら誰でも知っている『七賢(しちけん)』と言う名の蔵元です。
1880年(明治13年)に、明治天皇が山梨県を巡幸しているとき行在所となった場所で、当時天皇が宿泊した部屋を見学することもできます。
見学時間帯は、午前中が10時・11時、午後が13時・14時・15時と12時を抜いて1時間ごとに見学ツアーが随時行われています。見学時間のタイミングを逃してしまっても、陶芸展やファーマーズマーケットなど、季節ごとにイベントが行われているので建物内を散策していればあっという間に時間が過ぎます。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る七賢では吟醸酒・純米酒・本醸造・生酒・古酒を醸造販売しています。昔ながらの醸造方式と最新の醸造技術を合わせて作られたお酒は、普段の食事に合うように作られているので、北杜市周辺の飲食店での提供を始め、一般家庭の食卓で楽しまれています。
また、酒造ならではの調味料『作り酒屋の塩麹ポン酢』や『鮭の塩麹漬け』などの麹を使った食品も販売しています。
発酵食品が見直されている現在、山梨県内で行われる発酵食品の普及イベント等にも積極的に参加し、七賢の麹商品も健康食として注目されています。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る山梨銘醸株式会社では日本有数の名水『甲斐駒ケ岳』の雪解け水を使用して作った酒造好適米を使い、真の地酒造りを行っています。
このカウンターでは、ココで作られた日本酒を利き酒することが出来ます。利き酒できるお酒の種類も豊富なので、くれぐれも飲み過ぎにご注意してくださいね☆
また、じっくり座ってお酒を楽しむなら、酒造の隣に直営のレストランの『臺眠(ダイミン)』があり、お酒を楽しみながら、地元で採れた食材を使ったお料理を楽しむことが出来ます。
メニューの中で、特におすすめなのが『臺眠ビーフ定食』で、5日間かけてじっくり煮込んだビーフシチューの隠し味に『七賢』のお酒と味噌を使っています。このシチューを目的に県外からも多くの人が来店しています。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る毎年2月に行われる蔵開きは、県内外からもたくさんのお客さんが来ます。その理由は、盛りだくさんのイベントが行われているからなんです!!
蔵開きの内容は、酒蔵見学・約30種類のきき酒コーナー・限定酒『蔵出し』の販売・甘酒のサービス・骨董展、陶器展、クラフト展が開催されます。しかも嬉しいことに、『酒蔵開放バス』を運行しており、東京と新宿から直行バスが期間限定で出ているので、詳しくはHPで調べてみてくださいね☆
また、蔵開き期間中に行われる『日本酒講座』や『七賢酒造りの話』なども参加することができ(要予約)、ただお酒を楽しむだけでなく、利き酒をしたり学んだりすることが出来るのがおススメポイントです。
国道20号線を走り、旧甲州街道沿いに入ったあたりにあるのが『台ケ原』です。台ケ原は今もなお宿場町の面影を残す、風情ある場所なのです。
お酒好きはもちろん、写真を撮るのが趣味な人にも嬉しい建物が多く並んでいます。
毎年10月に行われる『台ケ原市』では、貴重な骨董品やクラフトマンたちが作った世界で1つだけの商品などが街道沿いにいっぱい並びますので、あなただけの宝物を探すのもいいですね☆
また、年間さまざまなイベントが行われていますので、詳しくはHPをチェックして見てください♪
●山梨銘醸株式会社
〒408-0312 山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
TEL.0551(35)2236 (代)
●アクセス
・車の場合
中央自動車道小渕沢ICから約13km /20分(ICより国道20号線に入り甲府方面へ)
中央自動車道須玉ICから約11km/15分(ICより国道20 号線に入り諏訪方面へ)
・電車の場合
JR中央本線長坂駅・日野春駅下車、いずれもタクシーで約15分
※試飲する場合はくれぐれも運転をしないでくださいね!!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/28更新)
- 広告 -