写真:舟津 カナ
地図を見る広大な敷地を保有するオリンピック国立公園の中のひとつ「ホー ・レインフォレスト」。年間平均135インチの降雨量によって形成された、世界で唯一の針葉樹温帯雨林。
車で到着すると、まずHoh Rain Forest Visitor Centerに立ち寄ろう。天気やトレイル情報をレンジャーが教えてくれます。また、ちょっとしたお土産も購入可能です。夏のシーズンは毎日空いていますが、シーズンオフは閉まっていることがあるので、WEBサイトで確認していきましょう。
写真:舟津 カナ
地図を見るこの不思議な世界を堪能するには実際歩いてみないと感じられません。「Hall of Mosses」はVisitor Centerから出発する約1.2キロのトレイル。凹凸もなく子供から年配の人まで楽しめるショートコースですが、見どころはたくさん!
写真:舟津 カナ
地図を見る日本の温帯雨林地方は地表に広がるシダや苔が多いですが、ここでは100メートルを超える巨大樹木の枝や幹に垂れ下がるように生息するヒカゲノカズラ属のシダが主。その巨木を覆いつくす量は圧巻!世界最大級の量を保有し、繊細ながら神秘的な世界を生み出しています。
写真:舟津 カナ
地図を見るトレイル内には木の下を潜ったり、木の間を通ったりとプチ・アドベンチャー気分が楽しめます。
写真:舟津 カナ
地図を見る一年中それぞれ違う景色が楽しめますが、夏は観光客が多くゆっくり見れないことも。夏に行くなら早朝がおすすめ。また、生き生きとしたシダや苔を見たいのなら、雨が多い春先に行くのがよいでしょう。ただし、ここに行くときは傘、レインウエアを必ず持参しましょう。
オリンピック国立公園内の主な都市には、ホテルやモーテルなど宿泊施設が充実しています。しかし、もっと自然を堪能したいのならキャンプがおすすめ。
国立公園内には、海や山などさまざまロケーションのキャンプ場が整っています。ただし、夏場でも涼しいです。防寒着は忘れないようにしましょう。
数カ所温泉地もあります。アクセスしやすい「Sol Duc Hot Springs」は宿泊もできますが立ち寄りも可能。キャンプをする場合、ここで一汗ながしてリラックスするのもよいでしょう。ただし、日本のように裸で入る温泉ではないので水着は必要です。
写真:舟津 カナ
地図を見る公園内には貝やカキなどのシーフードが豊富に取れます(要ライセンス)。なので、新鮮なシーフードも魅力のひとつです。特におすすめは日本に生息しないカニ「ダンジネス・クラブ」。濃厚で日本人好みの味ですよ。
住所:18113 Upper Hoh Rd, Forks, WA 98331
電話番号:+1-360-374-6925
アクセス :シアトルから車で4時間30分
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください
この記事を書いたナビゲーター
舟津 カナ
10年間、旅行会社に勤務。その後、そのノウハウを活かし編集プロダクションで日本旅行協会の会報誌、政府観光局のパンフレットやウエブの編集、執筆を担当。取材先を選定し、一眼レフカメラを片手に取材をしていま…
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