島根県「宇都井駅」は天空の駅!三江線廃線前に行きたい人気スポット

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島根県「宇都井駅」は天空の駅!三江線廃線前に行きたい人気スポット

島根県「宇都井駅」は天空の駅!三江線廃線前に行きたい人気スポット

更新日:2017/12/15 10:41

M Okadaのプロフィール写真 M Okada ローカル線好きの旅ブロガー

「天空の駅」として有名な、JR三江線の「宇都井駅」。山間に建つ塔のような駅舎はユニークで、テレビ番組で紹介されたことが何度もあります。

その構造から希少価値のある駅ですが、2018年4月1日におけるJR三江線の廃止に伴い、この駅には列車が来なくなります。廃線となる前に、ぜひ訪れておきたいという方も多いのではないでしょうか?

今回は、鉄道ファンでなくても訪れたくなるこの宇都井駅を紹介いたします。

高さは地上20メートル!コンクリート製の塔のような宇都井駅

高さは地上20メートル!コンクリート製の塔のような宇都井駅

写真:M Okada

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宇都井駅は山間にある高架駅で、その外観はまさに“コンクリート製の塔”といった造りです。離れた位置から見てみると、その光景はインパクト満点。都会とは無縁の自然豊かな場所に塔がそびえ立つ様は、一目見たら忘れられないことでしょう。

高さは地上20メートル!コンクリート製の塔のような宇都井駅

写真:M Okada

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下から高架を見上げてみると、その姿に圧倒されます。山間の長閑な集落でこういった光景が見られる場所は、そうそうありません。

駅のホームは地上から20メートルの高さにあり、その高さは日本一。ホームへ行くためには116段の階段を上る必要があり、エレベーターやエスカレーターといった便利なものはありません。この駅から列車に乗るという行為は、それだけでいい運動になります。

宇都井駅のホームから望む絶景!赤い屋根が特徴的な集落

宇都井駅のホームから望む絶景!赤い屋根が特徴的な集落

写真:M Okada

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階段を上った先にある駅ホームは、地上20メートルという高さであることから、見晴らしがとても良いです。ホームの対面には山間の集落が広がり、その光景はまさに日本の原風景。宇都井駅は、絶景スポットでもあります。

民家の赤い屋根は石見地方で生産されている石州瓦によるもので、この辺りの地方の特徴です。遠方から来られた方は、一度目にしたら印象に残ることでしょう。

この景色を見ただけで、宇都井駅に来たよかったと思うこと間違いありません。

宇都井駅のホームから望む絶景!赤い屋根が特徴的な集落

写真:M Okada

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列車の発着は上下線で各4本のみ!

列車の発着は上下線で各4本のみ!

写真:M Okada

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宇都井駅を訪れる際、厄介なのが列車の運行本数と発着時刻です。三江線で発着数の多い駅は1日5本の列車が訪れますが、宇都井駅に関しては上下線ともに4本のみ。しかも、発着時刻は朝と夜に集中しています。

ちなみに、下り線は三次駅方面で、上り線は江津駅方面となります。

朝の発着は、下り線が6時27分と8時14分、上り線が7時12分。また、夜の発着は、下り線が17時37分と19時32分、上り線が18時09分と20時41分です。

日中の時間帯の発着は、なんと11時09分の上り線のみ!つまり一番乗りやすいと言えるこの便で宇都井駅を訪れる場合、最低でも6時間待たなければなりません。これは時間の使い道を考えておかないと、かなり過酷です。

待ち時間を長くしたくない場合は、朝か夜に訪れることになります。

山の谷間にある集落をぶらりと散策

山の谷間にある集落をぶらりと散策

写真:M Okada

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「日中の時間帯に訪れたい!」と考えて、11時09分到着の列車から宇都井駅へ降り立った方は、有り余った時間を散策に使ってみてはいかがでしょうか?

この地の魅力は、宇都井駅の一風変わった外観だけでなく、風土それ自体も含まれます。山間の静かな集落は、散策してみるのにもってこい。山の自然と田舎の暮らしを間近に感じるという貴重な体験ができます。

こういった日本の原風景の中を歩くのは、お勧めです。

山の谷間にある集落をぶらりと散策

写真:M Okada

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山間の集落なので、少し遠くへ歩いてしまうと不安に感じることも。地図や地図アプリで現在位置を確認しながら散策すれば安心ですね。

山の谷間にある集落をぶらりと散策

写真:M Okada

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さて、散策以外にも時間を使う方法はあります。宇都井駅のすぐ近くにある「うづい通信部」という民泊施設は、利用料金は必要ですが、日中の時間帯のみ休憩場所として利用することができます。とても助かりますね!

ここには鉄道関係の本が多くあるため、時間の使い方に事欠くことはありません。田舎の民家で本を読んで過ごすというのも、味があって良いのではないでしょうか?

ちなみに、ここで宿泊するためにはあらかじめ予約が必要です。当日に飛び込みで宿泊することは出来ませんので、その点はご注意ください。

<うづい通信部の基本情報>
住所:島根県邑智郡邑南町 宇都井1051
電話番号:090-8170-9894
営業時間:9時00分〜15時00分 ※図書館利用(休憩)
休憩料金:最初の1時間は500円、それ以降は30分毎に100円
宿泊料金:1泊4,000円(素泊まり) ※要予約
休日:木曜日、12月29日〜1月3日、不定期
アクセス:宇都井駅から徒歩1分

2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

宇都井駅から夜の上り線に乗る場合は注意が必要

宇都井駅から夜の上り線に乗る場合は注意が必要

写真:M Okada

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もし、宇都井駅から夜の上り線に乗る場合は、注意が必要です。20時41分の列車は浜原駅までの運行となっていて、江津駅には行きません。そのため、遠くから来た方はこの便に乗ると帰れなくなってしまいます。

浜原駅から徒歩1時間以内のエリアに宿泊場所がないこともないですが、予約なしの利用は現実的でありませんし、そもそも夜に浜原駅から歩いていくのは、よほどの猛者でないと怖いこと間違いありません。

18時09分の列車については、浜原駅で24分間停車した後に、ちゃんと江津駅へ向かいます。中国山地の山間に取り残されないよう、夜の上り線はこちらに乗車してください。

宇都井駅には、行き当たりばったりでなく、しっかりと計画を立てて訪れましょう。

宇都井駅の基本情報

住所:
島根県邑智郡邑南町 宇都井1044

列車の発着時刻:
7時12分、11時09分、18時09分、20時41分(上り線(江津方面))
6時27分、8時14分、17時37分、19時32分(下り線(三次方面))

アクセス:
三次駅から列車で約1時間10分、江津駅から約2時間20分(一部の列車は異なります)

2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/11/13−2017/11/14 訪問

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