ニューオーリンズ「カンブリアホテル」はスタイリッシュでクールなホテル!

ニューオーリンズ「カンブリアホテル」はスタイリッシュでクールなホテル!

更新日:2017/12/21 10:43

浅井 みら野のプロフィール写真 浅井 みら野 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級、JSBA スノーボード バッジテスト 1級
カッコいいホテルはお好きですか。2017年11月にオープンした「カンブリアホテル(Cambria Hotel)」は地元ニューオーリンズの特徴がぎゅっと詰まった宿泊施設。赤レンガの渋い外観はかつて倉庫エリアだった周辺の雰囲気に溶け込み、一歩中に入れば赤や金色、黒などパンチの効いた色彩が飛び交う内装は、この土地発祥のジャズ音楽のよう。まさにクールという表現が似合うホテルです。

倉庫みたいなホテルの中は…

倉庫みたいなホテルの中は…

写真:浅井 みら野

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ニューオーリンズ観光の中心地“フレンチクォーター(French Quarter)”の隣、ウェアハウス(Warehouse)地区に位置する「カンブリアホテル(Cambria Hotel & Suites New Orleans Downtown Warehouse District)」。以前は港からの荷物を保管する倉庫街(ウェアハウス)でしたが、近年はギャラリーや美術館が集まるアート地区として注目されています。

倉庫みたいなホテルの中は…

写真:浅井 みら野

まるで昔から建っていたような趣ある外観ですが、実は空き地だった土地を買い取り、一から建物を建てたとのこと。ロビーにはモダンさが感じられつつ、昔の倉庫街だった雰囲気を壊さないよう、あえて天井を無機質なコンクリートにしているというこだわりです。

ジャズ音楽やアートなどの要素がそこかしこに

ジャズ音楽やアートなどの要素がそこかしこに

写真:浅井 みら野

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ホテルのインテリアから、“ニューオーリンズはどんな町なのか”ということが雄弁に語られてきます。一番の目印はロビーにある楽器のオブジェ。ニューオーリンズはジャズ発祥の地として有名で、“バーボンストリート”では連日連夜で隣や向かい合わせのバーから生バンドの演奏が響きわたるほどです。

ジャズ音楽やアートなどの要素がそこかしこに

写真:浅井 みら野

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ロビーを抜ける廊下は、落ち着いたレンガ造りが印象的。4ヶ月ごとにアート作品が入れ替わるギャラリーにもなり、倉庫街とアート地区の両面性を兼ね揃えています。

ジャズ音楽やアートなどの要素がそこかしこに

写真:浅井 みら野

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一見するとギョッとするガイコツのプリント。これもニューオーリンズの文化ということに驚きですが、“ブードゥー”というカリブ海周辺の信仰を意識してとのこと。メキシコ湾に面する土地柄、ハイチなどカリブ海からの影響もニューオーリンズには欠かせない要素です。

一息つくのにぴったりなお部屋

一息つくのにぴったりなお部屋

写真:浅井 みら野

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お部屋はモノトーンでスタイリッシュなデザイン。1人では持て余すほどの広いベッドにうっとりです。

一息つくのにぴったりなお部屋

写真:浅井 みら野

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一年を通じて温暖な気候なため、ほとんどの部屋はシャワーのみ。シャワーカーテンにはさり気なくガイコツがプリントされています。

ホテル自慢のシェフの美食を堪能

ホテル自慢のシェフの美食を堪能

写真:浅井 みら野

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地元密着なのはインテリアだけではありません。滞在中に一度は頂きたいのがヴィダックさんのお料理。お肉料理が定番のアメリカ料理ですが、海に面しているのでオイスターやシーフードが有名と、他の都市とは違う食文化が魅力です。

ホテル自慢のシェフの美食を堪能

写真:浅井 みら野

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朝食にはビスケット!がニューオーリンズ含むアメリカ南部の定番。カリカリのフライドチキンとクリーミィーなグレービーソースを朝食から頂くという、アメリカらしい一日の始まりですが、ヴィダックさんの絶妙な味付けに思わずペロリと平らげてしまいます。

ホテル自慢のシェフの美食を堪能

写真:浅井 みら野

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他にも朝食定番のオムレツはふわっふわで、とろける柔らかさです。

カクテルで一日の締めくくりはいかが

カクテルで一日の締めくくりはいかが

写真:浅井 みら野

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ロビー正面のバーは、気軽に入れるカジュアルさが嬉しいところ。テレビからはバスケットボールやアメフトが流れ、ゆったりとした心地よい時間が流れます。

カクテルで一日の締めくくりはいかが

写真:浅井 みら野

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ホテルのスペシャルカクテルが素敵な夜を更に彩ってくれます。おすすめは桜チップで芳醇な香りを閉じ込めてつくる“スモーキング フレンチ クォーター(Smoking French Quarter)”。

カクテルで一日の締めくくりはいかが

写真:浅井 みら野

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地元のライウィスキーに優しい甘みを加え、最後にビンに閉じ込めた香りを少々。味覚だけでなく視覚や嗅覚も楽しめる、贅沢な一杯です。

センスがキラリと光るホテル

ニューオーリンズの魅力がギュッと詰まった「カンブリアホテル」。短い滞在時間だからこそ、その土地の文化を感じながら快適に過ごせるホテルは旅行の強い味方です。最初は違和感があったガイコツも最終日には少し愛嬌が感じられることも。ぜひ訪れた際は、ニューオーリンズの世界に朝な夕なにどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。

【取材協力:ミシシッピ・リバー・カントリーUSA、ニューオーリンズ観光局】

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/12/01−2017/12/04 訪問

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