最近、巷で話題になる美味しい魚があります。それは徳島県のブランド魚「すだちぶり」。回転寿司などでも見かける事が多くなり、その人気はまさに急上昇中。
この「すだちぶり」を養殖しているのは、瀬戸内海と太平洋を結ぶ鳴門海峡の西側に位置する北灘漁協。ここでは新鮮な魚を販売する「JF北灘さかな市」、鮮度抜群の魚が食べられる「漁協食堂うずしお」を運営しています。とにかく、ここに来たら一番のおすすめは‟刺身定食”でしょう。
写真:旅人間
地図を見る特にオススメは「すだちぶり」の刺身。これは徳島県を代表する“すだち”の果皮を添加した飼料で育てられたブリのこと。すだち効果によってブリ特有の脂っぽさが抑えられサッパリとした後味が特徴です。しかも一般的なブリに比べて4倍ものビタミンEが含まれ、高い抗酸化作用によって劣化を抑える効果もあるといいます。
刺身を見れば一目瞭然、とにかく美しい。そして注目すべきは切り身の分厚さ。まさに漁師料理さながらのダイナミックさですが、もちろん小さく切ってとリクエストすればカットしてくれます。この刺身を箸で摘まんだ時のズシッとくる重さは感動モノですよ。
写真:旅人間
地図を見るこの鮮度、この分厚さ、そして人気急上昇中のすだちぶり。この刺身定食の値段、高そうに感じますが、実はたったの1,000円!この内容とボリュームから考えたら絶対にお得です。しかも定食は大きなお椀にいっぱいワカメが入った味噌汁付き。尚、すだちぶりは夏ごろから1月頃まで味わえます。
(値段は2017年12月現在の価格です)
醤油皿にワサビを入れ、“すだち”をちょっと絞り、そして「すだちぶり」に醤油を付けて食べる。これが癖になるほどスキッとして実に食べやすい。この味を知ってしまうと、刺身を追加注文したくなる。それほど美味しい!
写真:旅人間
地図を見るもちろん、この北灘漁協では食事だけでなく新鮮な魚を買って帰ることが出来ます。食堂の横には「JF北灘さかな市」があり、先ほど食した絶品の「すだちぶり」も並んでいます。
また漁師さんが作った天然鳴門鯛やアジなどの干物も人気で、地魚を使った鯛めしなどのお惣菜や徳島特産物など数多く販売され、お土産を買って帰るにも調度良い。
写真:旅人間
地図を見るお店の外に出ると、大きな水槽が複数あり、そこには「天然鯛」や「すだちぶり」が泳いでいます。ここは活魚即売コーナーと言って、新鮮な魚を買って帰ることが出来る場所。
潮の流れが速く水質の良い鳴門海峡で養殖され、徳島名産の“すだち”の果皮を飼料に与えられた「すだちぶり」の価格は1kg1,600円、また天然鯛は1s2,500円が目安(この価格は時期や収穫によって変動する場合があります)。
写真:旅人間
地図を見るまた、この大きな水槽の中勢いよく泳ぐ魚を見ていると、まるで水族館のようで面白い。特に小さな子供さんが一緒ならぜひ見せてあげたいですね。ちなみに、この水槽前には室外になりますが、小さなキッズルームも用意されていますよ。
写真:旅人間
地図を見る活魚即売コーナーの水槽前には記念撮影が出来るパネルも用意されているのですが、そこには帽子をかぶった一匹のネコのイラストが描かれています。
このネコちゃんの名前は「なる」、そしてこの海の駅の駅長さん。2015年9月頃に痩せ細った姿で現れ、職員が世話をするようになったのが始まり。鳴門の猫という事で「なる」と呼ばれて可愛がられ、2016年3月1日に駅長に任命されました。
写真:旅人間
地図を見る駅長の主な仕事は水槽に泳ぐ魚の番でしょうか。水槽を目の前にスヤスヤと寝ています。あまりに可愛いのでナデナデしたくなりますが、寝ている時は要注意!
この「なる駅長」は、人懐っこい性格ですが睡眠を邪魔する者には厳しく、容赦しないそうです。だから寝ている時には起こさないようにしましょう。尚、駅長の出勤日は公式サイトで公開されていますので、関心のある方はご確認下さい(下部MEMOにリンクあり)。
写真:旅人間
地図を見る住所:徳島県鳴門市北灘町宿毛谷相ヶ谷23
電話番号:088-682-0037
営業時間:10:00〜20:00 無休
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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