写真:浅井 みら野
地図を見る「ジョニー・キャッシュ ミュージアム(The Johnny Cash Museum)」があるのは、街一番の大通り「ブロードウェイ(Broadway)」のすぐ近く。赤レンガの建物に、白く光る“CASH”の文字看板が目印です。
ブロードウェイに建ち並ぶバーやレストランでは、連日バンドの生演奏が行われています。ロックやジャズなど音楽の分野はお店によって様々ですが、中にはカントリーミュージックだけを演奏する場所も。それだけカントリーミュージックへの深い愛が感じられます。
写真:浅井 みら野
地図を見るジョニー・キャッシュの最大の魅力は、一度耳にしたら消えない深く落ち着いたバリトンボイス。カントリーミュージックのゆっくりなテンポとの相性が良く、いつまでも聞いていたくなる響きです。
約50年にも及ぶ活動期間は長く、ライブでは常にシンプルに黒スーツを着用。このたたずまいが後に“メン イン ブラック”というニックネームを生むことに。大御所にも関わらず、登場は常に“ヘロー、アイム ジョニー キャッシュ(Hello, I’m Johnny Cash)。”と淡泊。この素朴さも人気のひとつです。
写真:浅井 みら野
地図を見るリリースした曲は150曲以上にも及び、アルバムも96作品という数字はまさに“レジェンド”と呼ばれる所以。ミュージアムではデビュー当時からのジャケット写真が展示されています。
写真:浅井 みら野
地図を見るレコードとCDの累計売上は5000万枚以上を記録し、グラミー賞受賞は11回。他にも多くの受賞歴があり、展示されている賞の数々に圧倒されてしまいます。カントリーミュジシャンとして有名ですが、その音楽ジャンルはロック、ブルース、ゴスペルと幅広く、ボブ・ディランなど有名ミュージシャンにも影響を与え、今でも絶大な支持を得ているほどです。
写真:浅井 みら野
地図を見る1950年代から始まった活動は、亡くなる2003年まで続きます。年代ごとに飾ってある顔写真からは、徐々に滲み出てくる渋さが伝わってきます。
写真:浅井 みら野
地図を見る直筆サイン入りギターや友人宛の手紙も見ることができ、人柄が感じられる展示内容になっています。
写真:浅井 みら野
地図を見るミュージアムでは展示品だけでなく、実際に彼の歌を聞けるコーナーも。デビューして間もなくリリースされた「ゲット リズム(Get Rhythm)」。こちらの曲は何度か録り直されていて、媒体ごとに聞き比べすることができます。
写真:浅井 みら野
地図を見るレコードから始まり、カセットテープ、CD、最後はデジタルへ。まるで音楽業界の流れを辿るかのようなラインアップです。特に最初のデモテープはジーっというノイズ音が入っていて、昔ながらの雰囲気も楽しめますよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る他にもレコーディングスタジオみたいな体験ができるコーナーも。ボーカルやギター、ベースの音量をそれぞれ自在にコントロールでき、自分好みの曲にアレンジすることができます。
写真:浅井 みら野
地図を見るミュージアムショップでは、CDアルバムやイメージカラーの黒を基調にした洋服や雑貨などが販売されています。お気に入りの曲が入ったCDアルバムは、聞くたびに旅の思い出を振り返る良いきっかけにもなりますね。ぜひ訪れた際は、今もアメリカ音楽には欠かせないレジェンドが放つ、渋い歌声に耳を傾けてはいかがでしょうか。
住所:119 3rd Ave S, Nashville, TN 37201
電話番号:+1-615-256-1777
営業時間:9:00〜18:00
閉館日:サンクスギビング、クリスマス
アクセス:ブロードウェイより徒歩1分
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【取材協力:ミシシッピ・リバー・カントリーUSA、テネシー州観光局】
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(2024/10/9更新)
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