ポルトガルのお菓子屋さんやカフェはとにかく黄色いスイーツばかり。
卵をたっぷり使ったお菓子が多いのが特徴です。クリームが溢れんばかりに詰まっているスイーツはとても甘そうですが、食べてみると意外としつこくないものも多いです。
【Pastel de Nata(パステル・デ・ナタ)】
日本では「エッグタルト」として知られていますが、ポルトガルでは「パステル・デ・ナタ」と呼ばれています。
ポルトガルで1番有名な定番スイーツ。ポルトガルのお菓子屋さんやパン屋さんでは必ず見かけるお菓子です。お店によって生地の硬さや大きさ、甘さが異なるので、それぞれのお店の味を比べるのも一つの楽しみです。
【Pao-de-lo(パン・デ・ロー)】
「パン・デ・ロー」は、一時期日本でもブームになった半熟カステラです。
半熟加減はお店によってそれぞれなので、トロトロなモノから、普通のカステラのようにしっかり焼かれたモノまであります。パン・デ・ローはふんわりと柔らかい食感なので、大きいサイズでもぺろっと食べられます。
【Ovos moles(オヴォシュ・モーレシュ】
「オヴォシュ・モーレシュ」は、ポルトガル中部の「アヴェイロ」という水の街の郷土菓子で、貝殻の形をしたモナカです。
アヴェイロではお菓子屋さんやカフェ等、街を散策していると至る所で見かけます。日本の最中に比べると皮は薄め。そして中にはたっぷりの卵黄クリーム「オヴォシュ・クリーム」が詰まっています。色はとても鮮やかで、黄色というよりもオレンジ色。激甘かと思いきや、意外と甘さ控えめでパクリと食べられます。
<基本情報>
店名:Confeitaria Peixinho
住所:Rua Coimbra 9, Aveiro 3810-086, Portugal
電話番号:+351 234 423 574
【Queijada(ケイジャーダ)】
「ケイジャーダ」は、ポルトガルの首都リスボン近郊の街「シントラ」の銘菓。
外側は薄い餃子の皮のようでパリパリした食感です。シナモンの香りが強く、甘味も強めです。所謂チーズタルトですが、チーズ独特の香りや味はほとんどありません。それもそのはず。塩漬けしたフレッシュチーズを水に漬け、塩抜きしてから使用されているからです。
※写真の右側は「パステル・デ・ナタ」、左側が「ケイジャーダ」です。
【Francesinha(フランセジーニャ)】
「フランセジーニャ」は、ポルトガル北部の郷土料理で、ポルトのカフェでよく見かけるメニューです。軽食メニューとして紹介されていますが、軽食とは言えない程のボリューム!また、フランセジーニャは「フランスの女の子」という意味ですが、そんなかわいらしい名前とはかけ離れた、どっしりとしたお肉やフライドポテトが満載の料理です。
食パンにハムやステーキ、とろとろ卵が挟まっており、その上にはたっぷりチーズが被さっています。上から酸味のあるトマトベースのソースがかかっており、フランセジーニャの周りにはたくさんのフライドポテトが添えられています。お店によって中身やトマトソースの味が多少異なります。
<基本情報>
店名:Padeirinha Dolce
住所:Rua Augusto Rosa 46, Porto 4000-098, Portugal
電話番号:+351 22 332 4653
ポルトガルのスイーツや料理は日本人の口に合うモノが多いので、ぜひポルトガルを訪問する際には色々なスイーツを試してみて下さい。
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