「沖縄そば綾門(あやじょう)」は、首里城・玉陵から徒歩でアクセス可能な便利な場所にありますが、民家の中にあるため、注意していないと気がつかず通り過ぎてしまう可能性もあります。そんなところも綾門が“隠れ家”といわれる理由のひとつです。
「亀浜製麺所」の丸に亀の文字と、沖縄そばと書かれたのぼり旗と道に出されている小さなたて看板を目印にしてください。
ドアを開けると玄関があり、入っていいものかちょっとドキドキしてしまいますが、勇気を出して入ってみましょう。中から他のお客さんが出てくると、外で待っていなければ入れないくらいの小さな玄関です。玄関で靴を脱いで上がるところもお店というより、一般のお宅で沖縄そばをいただく感覚です。お店は一階だけでこぢんまりとしているので、一人でも入りやすいお店です。
スリッパに履きかえてお店に上がると…、中は木がたくさん使われていて温かいアットホームな雰囲気。窓からは玉陵の周りの木々がみられます。
入り口には「本日沖縄そばのみです」と貼り紙が貼られています。「沖縄そば綾門」では、メニューが沖縄そば一つだけの日もあるんです。もし他のメニューもあったらラッキーですが、沖縄そばだけでも十分沖縄の味が楽しめます!
沖縄そばは「そば」と言っても「蕎麦」ではなく、小麦粉とかん水または灰汁で作られた麺のこと。「沖縄そば綾門」では「亀浜製麺所」のそばを使っています。「亀浜製麺所」は沖縄で歴史ある製麺所で、こちらの麺はスーパーなどでは手に入らない特別な麺。細い平麺ですが、コシが強い麺で、一度食べると忘れられない食感です。
メニューはひとつつだけと言っても、沖縄そばは、二種類あります。一つは豚バラ肉を甘く味付けし、柔らかくなるまで煮た「三枚肉そば」500円。スープがあっさりしているので、豚バラ肉の脂も気になりません。
もう一つは、豚のあばら骨が入った「軟骨ソーキそば」750円。軟骨は柔らかいので食べることができます。どちらも具は肉とネギ、かまぼこのみとシンプル。薬味の紅ショウガはジャムのようなかわいい瓶に入って出てきます。紅ショウガを載せるとアクセントになるのでぜひお試しください!
沖縄そばと共にオーダーしたいのが「オリオンビール」。沖縄の地ビールの「オリオンビール」はあっさり味の沖縄そばによく合います。冷やされたオリオン瓶ビールを飲みながら沖縄そばを食べて、窓の外の木々を眺めると、気持ちがゆったりと落ち着きますよ!
住所:那覇市首里真和志町2-21-3
電話:070-5402-0654
営業時間:11:00〜15:00
定休日:不定休
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