リニューアル休館直前!神戸市立博物館「ボストン美術館の至宝展」

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リニューアル休館直前!神戸市立博物館「ボストン美術館の至宝展」

リニューアル休館直前!神戸市立博物館「ボストン美術館の至宝展」

更新日:2017/12/19 10:25

Sige pandaのプロフィール写真 Sige panda トラベルライター、パンダスポット探検家

旧外国人居留地内にある神戸市立博物館。2018年2月4日から2019年11月まで、1年半あまりをかけて大規模なリューアルが行われます。2017年10月からリニューアル前最後の展示「ボストン美術館の至宝展」を開催。

旧横浜正金銀行 神戸支店ビルを転用した歴史ロマンただよう建物。リニューアル前の空間と東西の至宝のコラボレーションを楽しんでみませんか。

パルテノン神殿と同じ!?神戸市立博物館

パルテノン神殿と同じ!?神戸市立博物館

提供元:株式会社TMオフィス

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異国情緒ただよう神戸・旧外国人居留地。そこに神戸市立南蛮美術館と考古館を統合し、1982(昭和57)年秋、神戸市立博物館が開館しました。

建物は、日本人初の英国公認建築士である桜井小太郎の設計で1935(昭和10)年に竣工した旧横浜正金銀行(現 三菱東京UFJ銀行)神戸支店ビルを転用。

パルテノン神殿と同じ!?神戸市立博物館

写真:Sige panda

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古代ギリシャ風の古典主義様式で、正面にはパルテノン神殿と同じドリス様式の円柱が立ち並んでいます。桜井小太郎の最後の作品で昭和の名建築と言われ、1998(平成10)年には登録文化財に指定されました。

もと銀行だったなごりは、外観と吹き抜けの大ホール、金庫室あとを利用した展示室などに残っています。

パルテノン神殿と同じ!?神戸市立博物館

写真:Sige panda

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博物館のある場所は、1995年の阪神淡路大震災で震度7を記録した激震地区でした。十分な強度がある建物だったため、躯体には致命的な損傷をうけずに済みましたが、博物館開館時に増設された新館と旧館との連結部分にズレが生じました。

今でもエレベーター前の段差にそのなごりを見ることができます。

世界有数規模の美術館「ボストン美術館」

世界有数規模の美術館「ボストン美術館」

写真:Sige panda

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ボストン美術館は世界屈指の規模と知名度を図り、国や州の財政的援助を受けずに市民からの寄付や基金などでコレクションの拡充を続け、現在では50万点もの作品を所蔵しています。

今回の展示は、このコレクションの形成に寄与したコレクターやスポンサーの活動にも焦点をあてた日本限定の企画展となっています。

ゴッホの傑作も夫妻揃って来日

ゴッホの傑作も夫妻揃って来日

写真:Sige panda

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展示会のメインビジュアルとしてポスターやチラシに使用されているゴッホのルーラン夫妻の肖像画。こちらはもともとペアの作品ではないのですが、本展では二人並んでの展示となっています。

南仏アルルでゴッホと家族ぐるみの交流をしたルーラン。夫人が手に持っているのはゆりかごの紐。娘をあやす優しい眼差しはまるでそこに居るかのような存在感です。ゴッホのアルル時代の頂点をなすともいえる作品です。

ちなみに彼の代表作「ひまわり」もアルル時代に描かれたものです。

皇帝も愛した龍図の名品

皇帝も愛した龍図の名品

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約9,000点あるという中国美術コレクションから選ばれてやってきたのは、陳容の九龍図巻。約10mもある画面に九匹の龍が描かれています。

皇帝の権力の象徴とされた龍は幸運の象徴でもあります。こちらは清朝の乾隆帝も旧蔵したとされ、画面に所有の証の印が確認できます。

皇帝も愛した龍図の名品

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酒を飲んで、精神を高揚させてから龍を描いたという陳容。その高揚が龍の生き生きとした動きや表情に表れているようです。会場でその筆致と迫力を感じてください。

幻の国宝!?も約170年ぶりに里帰り

幻の国宝!?も約170年ぶりに里帰り

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あまりの巨大さと経年による劣化により、ボストン美術館でも過去一度しか展示されていないという、江戸時代の画家 英一蝶の涅槃図。

日本にあれば、間違いなく国宝に指定されていたであろうということから「幻の国宝」とも呼ばれています。この巨大涅槃図も約170年ぶりに初の里帰りを果たしました。

本展の公開に際し約1年かけて本格的な解体修復が行われ、その修復の様子の一部はボストン美術館の来館者に公開されました。

高価な顔料を使用しているというこの作品、鮮やかに蘇った色彩も見ものです。

幻の国宝!?も約170年ぶりに里帰り

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今回の展示で紹介されてるのは、古代エジプト美術 ツタンカーメンから現代アート 村上隆まで、50万点にもおよぶ膨大なコレクションの中から選りすぐった古今東西の至宝80点。

まさに良いものを少しずつ、美味しいお菓子をつまむように幸せな満足感がえられる展示会となっています。

幻の国宝!?も約170年ぶりに里帰り

写真:Sige panda

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コレクションの形成に寄与したコレクターたちに焦点をあてたこの企画。作品の持つ物語と美術の楽しみ方をあらためて考えられる、そんな空間です。

リニューアル前最後の展示で、歴史ロマンただよう建物と一緒にいつもと違う1日を過ごしてみてはいかがですか。

神戸市立博物館「ボストン美術館の至宝展」の基本情報

住所:兵庫県神戸市中央区京町24番地
電話番号:078-391-0035
アクセス:JR 三ノ宮、阪急 神戸三宮、ポートライナー・地下鉄(西神・山手線)三宮・阪神 神戸三宮から南西へ徒歩約10分
会期:開催中〜2018年2月4日(日)
開館時間:9:30〜17:30
※入館は閉館の30分前まで
※土曜日は19:00まで
※2017年12月22日(金)、2018年1月26日(金)は21:00まで
休館日:月曜日、2017年12月29日(金)〜 2018年1月1日(祝)、1月9日(火)
※ただし2018年1月8日(祝)は開館

2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/12/08 訪問

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