写真:東郷 カオル
地図を見る明治村は名古屋から公共交通機関を使っても1時間ほどで行ける場所にあります。
場所は愛知県犬山市。とにかく広い明治村は、観光客が歩きやすいように、村内には1丁目から5丁目まで、住所が割り振られています。
ここは明治村2丁目のレンガ通り。左右に古い建物が並んでいますので、明治村の中でも明治〜大正の町並みを肌で感じるには最適な場所と言えるでしょう。
この2丁目付近は、め以子の住む町並みとしても度々ドラマで登場しています。
観光地ですので、建物の前には説明の札や看板などが上がっていますが、撮影時は取り外して撮影されているようですね。
このエリアでは記念撮影をする人を多く見かけます。広大な明治村のなかでもひときわレトロな雰囲気を感じることのできるエリアで、人気の撮影スポットです。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらは明治村2丁目と3丁目の間にある京都市電の駅「七条停留所」。京都市電は国内初の市内電車で、明治28年に京都で開業したものです。今では村内の観光客の足として、約30分間隔で運行されています。
村内に停留所は3か所あり、1日乗車券を購入すると、この京都市電の他にSL・バスにも乗れますので、広い明治村を移動するのに体力に自信のない方は予め購入しておくと便利です。
この京都市電の停留所も、め以子と悠太郎が通学する時によく登場した代表的な場所です。このシーンを見て、明治村に行ったことのある多くの人が、ロケ地が明治村だと気付いたようですね。
写真:東郷 カオル
地図を見るめ以子たち女学生が銀座のカフェーで、西のほうから来た背の高い男、悠太郎のことを「通天閣」と称して話しをしたのがここ。明治42年に建てられた重要文化財、宇治山田郵便局舎の前です。明治村4丁目にある一際目立つ建物ですので、すぐに見つけられることでしょう。
現代ではありそうもない色使いですが、この時代では一流のオシャレな建物だったんでしょうね。
外装はハーフティンバー様式、天井にはチューリップ型のシャンデリア。内部では昔の資料を見ることができたり、囲炉裏の跡のある配達員の待機室もそのまま残っていて、昔の郵便局の様子を詳しく知ることができる建物です。
今でも明治村簡易郵便局として窓口が機能しているから驚きです。
ここでは「はあとふるレター」というサービスを受け付けており、ここで封書を預けると、10年後に指定された住所宛に投函してくれるのです。
これはいろいろと使えそうなシーンが浮かんできますね。小さいお子さんがいるご家庭や、新婚さん、あるいは自分宛てなど…。ただし、10年先はどうなっているのかわからないような関係の方への投函はお薦めできないかも…^^
写真:東郷 カオル
地図を見る「通天閣」こと悠太郎が剣道の試合をした道場も明治村にあります。
場所は村内の4丁目。大正6年の建築物、第四高等学校武術道場「無声堂」です。「無声堂」というわりには建物中から剣道の竹刀の音や人の声が聞こえてきます。
中に入ってみると誰もおらず、テープで音を流していたようです。臨場感が伝わってきて、なかなか良い雰囲気です。
ドラマの中では悠太郎の試合をめ以子ら女学生が道場内に座って観戦しているのですが、この道場は入ることができますので、まさにその場に座ることもできるのです。
悠太郎が試合をしていたのが写真の板張りの部分。め以子らが観戦していた場所が手前の畳の部分です。
道場の入り口で履物は脱いでくださいね。
悠太郎を演じる東出昌大さんご自身も剣道3段という腕前とか。
ドラマの中でも様になっていたのが頷けます。
この道場は、ごちそうさんの他にもNHKの「白洲次郎」や「坂の上の雲」などでも登場しています。
写真:東郷 カオル
地図を見るめ以子の父親が腕を振るうのは洋食店「開明軒」。せっかくなので、明治村では洋食をいただきましょう!
お店の名前は残念ながら「開明軒」ではなく「明治の洋食屋 オムライス&グリル浪漫亭」です。
ドラマの世界にすっかり溶け込んでしまって、「開明軒はどこですか?」などと道をたずねないように^^
写真は「シテュード・ビーフ」。ちょっとオーダーする時に発音が難しい。
しょせん観光地のレストラン、と思いきや、なかなか本格的な味で満足できます。やはりオムライスをオーダーされている方が多いようですが、「シテュード・ビーフ」おすすめです。
明治村は古き良き日本を知ることのできる貴重な場所です。数多くのドラマのロケ地としても使われていますので、大人が行っても楽しめますが、小さいお子さんに昔の日本を見せてあげるにはぴったりの場所です。
毎週土曜日は小・中学生は入村無料ですので、是非ご家族連れで遊びに出かけてみてください。
明治村と合わせて犬山城を見学するという観光コースもおすすめです。その場合は「犬山浪漫券」という、犬山城と明治村がセットになったチケットが1800円で販売されていますのでお得です(個別に買うと2100円)。
公共交通機関を利用する場合の村へのアクセスは、名鉄名古屋から犬山へ行き、そこからバスに乗る方法と、名古屋の名鉄バスセンターから直接バスに乗る方法がありますので、上手に組み合わせて観光してみてはいかがでしょうか。
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(2024/12/5更新)
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