京都の名だたる観光名所のひとつ、平安神宮といえば・・真っ赤な大鳥居と緑と赤の鮮やかな装飾が美しい応天門(神門)がイメージされることと思います。
平安神宮は、明治28年平安遷都1100年を記念して遷都のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建されました。
平安神宮の創建は、幕末の戦乱で荒廃し明治維新によって首都が東京へ遷ったことにより打撃を受けた京都の人々を大いに勇気づけ、京都復興のシンボル的存在として、広く崇敬を集めることとなりました。
また一度は耳にしたことがある「左近の桜、右近の橘」が京都御所だけでなく平安神宮の大極殿前にも植えられています。神苑に入る前にぜひご覧ください。
平安神宮にある日本庭園「神苑」は、本殿の周囲を三方取り囲むように配置されており、四季折々様々な草花が楽しめ、春は20種類もの桜が咲き乱れます。
中でも目を引くのが枝ぶりのよい八重紅しだれ桜の木々です。
神苑の入口を入ってすぐ、南神苑はたくさんのしだれ桜、八重紅しだれ桜が植えられています。見上げると一面の桜の屋根、夢のような光景です。
一本一本、枝が折れないよう木の傘で支えられ美しく咲くしだれ桜は、人々に大切に育てられているなぁと感じます。そしてまるでその気持ちに応えるかのように下を向いて咲いてくれているようです。
南神苑から小川沿いの風情のある小道を進んで、中神苑、東神苑へと進むと大きな池が現れます。
この栖鳳池の周囲にも桜がたくさん植えられており、神苑の中でも特に日本庭園の美しさが感じられるエリアです。
絶好の写真撮影スポットであり、一眼カメラを手にした方々がバシャバシャとシャッターを切られています。
それも納得!桜と池越しに見える尚美館や泰平閣(橋殿)がもう最高なんです!
また泰平閣(橋殿)は両端が座れるようになっているので、たくさんの方々が座ってこの最高の景色をゆったりと楽しまれています。
しだれ桜の見頃はソメイヨシノより少し遅く、例年4月上旬となるようです。
開花情報は平安神宮ホームページでもご確認頂けますので、行く前に要チェックです。
平安神宮から京都市動物園へは歩いて5分。
現在も一部改装工事の真っ最中で日々進化中の京都市動物園。
昔行かれた経験がある方は、新しく綺麗になった設備と動物の生態が分かる工夫された展示方法に驚かれると思います!
2013年春にキリンやシマウマのいる「アフリカの草原」ゾーンや、鳥類やカメ・ヘビ・ワニなどがいる「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」が新しくオープンされ、さらに楽しめる展示となりました。
今回はこの新しいふたつのエリアと、子供に人気のふれあい広場「おとぎの国」をご案内!
どうぶつ達とふれあえる「おとぎの国」では、ヤギやヒツジ、モルモット、ウサギなどにふれあうことができます。
ウサギは抱っこをさせてもらえて、子供たちは大喜び。
ひときわ子供たちの歓声が上がっていたのは、モルモットのエリア。
モルモットがおうちへ帰るために細い通路をトタトタと帰っていく様子がとっても可愛いんです!
スタッフさんのナレーションも笑いを誘います。
「アフリカの草原」ゾーンでは、動物達を見下ろせる通路にぜひ上ってみて下さい!
動物園全体とはいいませんが、キリンのいるエリアなど広い範囲が見渡せます。
そしてエサがちょうど私たちの足のあたりに数か所設置されていて、キリンがエサ(葉っぱ)を食べにきます。
鼻息を感じるぐらいの距離でキリンの顔が見れるなんて新鮮ですよ!
そして「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」では、鳥類や苦手な方も多いであろうと思われるワニ・カメ・ヘビ・コウモリなどを見ることができます。
お母さん方は苦手でも、子供たちは怖いもの見たさとでもいいましょうか、案外ヘビで盛り上がってくれるかもしれませんよ〜!?
また室内は太陽熱パネルで温められた温水を暖房に利用しているそうで、ポカポカ暖か。冬は冷えた体を温めに入るのにもおススメです!
平安神宮・京都市動物園のある岡崎は、美術館や図書館などもある文化エリアで、桜や緑も多く広々として散策にはもってこいです。
また同じく桜の名所である山科疎水やインクライン、南禅寺などへも近いので、ぜひあわせて立ち寄ってみて下さいね!
平安神宮へは、京都市地下鉄東西線「東山」駅から徒歩10分。
<平安神宮>
・参拝無料
・神苑拝観料
大人600円
小人300円
<京都市動物園>
・入園料
一般600円
中学生以下無料
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