目で見て、口で味わって!網走で流氷を堪能

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目で見て、口で味わって!網走で流氷を堪能

目で見て、口で味わって!網走で流氷を堪能

更新日:2014/02/03 09:27

二宮 うららのプロフィール写真 二宮 うらら ライター、エディター

冬の大スペクタクル、流氷観光の拠点となるのが道東・網走だ。
シベリアのアムール川から長い旅を経て、網走沿岸に流氷がたどり着くのが例年2〜3月。定番「砕氷船」で流氷原を見物したら、その感動を抱いたまま、夜には流氷ロックが味わえる素敵なバーへと繰り出そう。

流氷観光の定番「流氷砕氷船 おーろら」に乗ろう!

流氷観光の定番「流氷砕氷船 おーろら」に乗ろう!

写真:二宮 うらら

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網走の流氷観光を代表するのが「流氷砕氷船(りゅうひょうさいひょうせん)おーろら」。1991年から続くロングセラーで、流氷を船上から見物するスタイルを確立し、人と流氷の距離をぐっと縮めた。
乗船場は網走川河口にある道の駅「流氷街道網走」。400名以上乗れる大きな船で一日4〜5便運航されている。

船は出港すると沖合を目指して進んでいく。
港近くではみぞれ状の海面が、沖へ行くにつれ、氷のかたまりが浮かぶようになり、そのうち海全体が真っ白の流氷原に。船は巨体をふるわせながらその中を、果敢に進んでゆく。

厚い流氷を砕く様が大迫力!!

厚い流氷を砕く様が大迫力!!

写真:二宮 うらら

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「おーろら」は船首より氷に乗りかかり、その重みで氷を砕きながら前へ進む仕組み。厚さ1メートル近くの流氷を、轟音をたてながら砕くその様はとてもダイナミック。この迫力は写真や映像ではなく、極寒の澄んだ空気のなか、この場で音や振動とともに見なければ感じられないものだ。
大きな氷が割れたときは、乗客から歓声があがる。

遊覧時間は1時間程度。船内は温かく暖房されているが、流氷の美しさと迫力をダイレクトに感じるには、デッキに出るのがおすすめ。
運がよければオオワシやアザラシとの出会いにも期待でき、寒さも忘れるほどエキサイティングな時間が流れる。

●網走流氷観光砕氷船 おーろら
0152-43-6000
北海道網走市南3条東4丁目5の1 道の駅(流氷街道)
1/20〜3/31 毎日運航
乗船料:大人3300円、小人1,650円

網走の夜は、はるかアムール川に思いを馳せながら「流氷ロック」を

網走の夜は、はるかアムール川に思いを馳せながら「流氷ロック」を

写真:二宮 うらら

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旅先でいいバーに出会えれば、それだけで旅は印象的で、味わい深いものになる。
網走市街にある「スコッチバー ジアス」は、シングルモルトウイスキー140銘柄、バーボン80種などを揃え、カクテルも充実したオーセンティックバー。

ここでぜひオーダーしたいのが、流氷のオン・ザ・ロック。
あわせる酒は「アイラモルトウイスキー アードベッグ10年」(1,100円)あたりはどうだろう。

スコットランドの西南、アイラ島で蒸留されたシングルモルトウイスキーと、シベリアのアムール川から長い長い旅をして、オホーツク海までたどり着いた流氷との出会い。グラスの中で、プチッ・プチッと気泡がはじけるような微かな音をたてながら流氷がとけ、琥珀色の液体と混ざり合う。
ほのかな塩味がウイスキーの香りとともに口の中に広がり、心地よい余韻を残す。

グラスを傾けながら、しばし旅や人生に思いを馳せてみては……。

網走産マタタビ入り生チョコと流氷ロックのマリアージュ

網走産マタタビ入り生チョコと流氷ロックのマリアージュ

写真:二宮 うらら

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「スコッチバー ジアス」では流氷を使ったカクテル「プラネット・オブ・ブルー」も人気だ。
ウォッカマティーニの変形スタイルで、ドライシェリーにシャルトリューズ(薬草系リキュール)の香味がふんわりと伝わり、程好い辛口に仕上がっている。

網走産カラフト鱒のスモーク、網走産マタタビ入り生チョコなど、珠玉のつまみも用意されている。
マタタビって猫が喜ぶもの、と思うなかれ。ビターなマタタビチョコとウイスキーやコニャクとのマリアージュは大人の味わい。

「お酒も食べ物も自然の恵みから、そんな想いをこめて店名を『ジアス』にした」と語るのはオーナーであり、チーフバーテンダーでもある鈴木秀幸氏。
網走の町の社交場的役割を果たすこのバーで、観光パンフレットにはない、地元情報を教えてもらえるかもしれない。

●スコッチバー ジアス
0152-43-5939
北海道網走市南3条西2丁目 第2ツカサビル1階

海の上でも町の中でも、防寒対策はしっかりと

「流氷砕氷船おーろら」のデッキからの眺めは「寒さも忘れるほどエキサイティング」だけど、それはしっかり防寒した上でのおはなし。
防寒対策を怠ると、せっかくの流氷をじっくり見物することができなくなってしまう。
厳冬期の網走での服装の基本は、顔(目のまわり)以外は出さないこと。
市街地観光でも、特に夜の町の散策では防寒対策は不可欠! 
風を通さない上着はもちろん、帽子や耳カバー、手袋を装備。使い捨てカイロも大活躍!
厚手の靴下、内側に起毛素材が使われているブーツなども有効だ。

防寒対策を万全にして、流氷と雪、澄んだ空気でキラキラと輝く網走を満喫しよう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/02/04−2010/02/08 訪問

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