飲茶VSアフタヌーンティー 香港で味わうべき2つの「お茶文化」おススメはどこ?

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飲茶VSアフタヌーンティー 香港で味わうべき2つの「お茶文化」おススメはどこ?

飲茶VSアフタヌーンティー 香港で味わうべき2つの「お茶文化」おススメはどこ?

更新日:2018/07/20 16:25

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員
日本から約5時間超で訪れることができる人気の観光地香港。イギリス植民地時代を経てミックスされた東西文化が醸し出す絶妙なエキゾチックさが魅力だ。また、香港といえば多くの方が思い浮かべるのが「飲茶」や「アフタヌーンティー」であろう。今回は、香港観光で外せない2つのお茶文化について、オススメを含めながらご紹介しよう。

まずは香港伝統「飲茶文化」

まずは香港伝統「飲茶文化」

提供元:Frickr.com

https://flic.kr/p/5NbWEA

香港のガイドブックで「飲茶」に触れていないものは無いだろう。それだけ香港の名物ともなっている飲茶とは改めてどんなものだろうか。香港のお茶文化の代表ともいえる飲茶は、唐代には既に習慣としてあったのだという。清の時代になって、現代の飲茶でもお馴染みの点心を食べつつお茶を楽しむスタイルが出来上がった。正統派飲茶の定義は「主に朝、お茶を飲みつつ点心を食べること」だが、それは1800年代に商売人同士や家族、友人同士のコミュニケーションの場として朝食代わりに行われていた伝統文化の一つだと言える。

まずは香港伝統「飲茶文化」

写真:藤井 麻未

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飲茶の良さはコミュニケーションの場として機能するというところだ。円卓を囲み、お茶を何杯もおかわりしながらおしゃべりに華を咲かせる。飲茶の場ではお互いが周囲に気を配りお茶が無くなれば注ぎ合う。タイミングを見て点心を注文するのも気配りのひとつだ。こうして互いを思いやり、商談や世間話をしつつ交流を深められるのが飲茶の魅力だと言えよう。

往年の香港へタイムスリップ「陸羽茶室」

往年の香港へタイムスリップ「陸羽茶室」

写真:藤井 麻未

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飲茶は現代でも地元民、観光客に大人気であり、安価な地元店の他高級ホテルやモダンなレストランにも工夫を凝らした飲茶メニューが肩を並べる。陸羽茶室はそんな中でも伝統的な飲茶を当時の雰囲気のまま味わえる老舗だ。1933年創業の陸羽茶室は、老舗ならではの重厚な外観と歴史を感じさせるレトロな雰囲気が人気を呼ぶ。

往年の香港へタイムスリップ「陸羽茶室」

写真:藤井 麻未

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陸羽茶室を訪れるなら朝の時間帯をオススメする。なぜならこの時間帯に最も往年の香港らしい雰囲気を味わうことができるからだ。ランチやディナーには観光客が押し寄せ予約も必須であるが、朝はほとんどが地元の常連客。予約なしでふらっと朝食を食べに入ることもできる。

また、おばちゃんが点心を首から下げて周る昔ながらの駅弁スタイルを続けているのも陸羽茶室ならでは。そしてこのスタイルは朝限定である。少し気だるいおばちゃんの広東語が耳に心地よく響き、お茶をのみながらのんびり談笑する地元民に混じって往年の香港へタイムスリップしたようだ。

往年の香港へタイムスリップ「陸羽茶室」

写真:藤井 麻未

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陸羽茶室は一階と二階があるが、ランチやディナーでは観光客は一階に通されることが多い。一階部分も素敵なのだが、二階部分は観光客にあまり知られておらず地元民が静かに時間を過ごしていることが多い。朝訪れるとこの二階部分に通されることが多く、それもまた特別感があって良い。常連客らしい年配の夫婦が給仕のおじさんと談笑していたり、はたまた一人で訪れた客がゆっくりと朝の時間を過ごしていたり、昔ながらの香港らしい空気が漂う。

<基本情報>
住所:24-26 Stnley Street, Central
電話番号:+852 2523 5464
営業時間:07:00〜22:00 無休
アクセス:MTR中環駅D2 出口から徒歩4分

イギリス植民地の薫り「アフタヌーンティー」

イギリス植民地の薫り「アフタヌーンティー」

写真:藤井 麻未

飲茶と肩を並べて香港の名物となっているのが「アフタヌーンティー」だ。これは香港の歴史とも密接な関係をもつ。1842年南京条約により香港島がイギリスのものになって以降、1997年まで香港は植民地としてイギリスの影響を大きく受けた。その一つがアフタヌーンティー文化というわけだ。

サンドイッチやスコーン、スイーツと共にのんびりと時間をかけて紅茶を頂くアフタヌーンティーもやはり友人、家族や仕事仲間とのコミュニケーションの場であった。これは飲茶と共通する点でもある。

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エレガントかつオリエンタルなマンダリンオリエンタル香港のアフタヌーンティー

エレガントかつオリエンタルなマンダリンオリエンタル香港のアフタヌーンティー

写真:藤井 麻未

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香港はイギリスの植民地となったことで東西文化が融合し、その独特のエキゾチックさを今でも感じることができる。アフタヌーンティーも香港中のホテルやカフェで楽しむことができるが、筆者がおススメするのはマンダリンオリエンタル香港、クリッパーラウンジでのアフタヌーンティーだ。

マンダリンオリエンタル香港は、世界に名立たるマンダリングループ発祥のホテルである。1963年の創業以来多くの人々に愛されてきた。中環という立地は植民地時代にはイギリスの役所や駐屯地が集中した場所であり現在もビジネス街として香港らしい高層ビルが立ち並びクリーンで落ち着いた空気が漂う。

クリッパーラウンジはシックなロビーの中二階にあり、大人気で常に賑わいながらも騒々しさは全く無く、ゆったりと寛ぐことができる。クリッパーラウンジの魅力はエレガントさの中に香るオリエンタルな空気。イギリス発祥のアフタヌーンティーでありながら、どこか東洋的な落ち着きを感じられるのが嬉しい。

エレガントかつオリエンタルなマンダリンオリエンタル香港のアフタヌーンティー

提供元:Mandarin Oriental Hongkong

https://www.mandarinoriental.com/hong-kong/the-lan…

最近は点心など飲茶的なメニューとアフタヌーンティーを合体させたものやモダンなメニューも多くみられるが、マンダリンのアフタヌーンティーはあくまでクラシックな正統派。サンドウィッチ類、セイヴォリー、丁寧に作られた美しいデザート類も生ケーキやタルト、ドライケーキが各種。更にマンダリンはスコーンが美味しい。ほんのり温かいスコーンはレーズンとプレーンの二種類。クロテッドクリームとここでしか味わえないローズジャムが付く。見た目、味ともに妥協の無いハイレベルなラインナップである。

エレガントかつオリエンタルなマンダリンオリエンタル香港のアフタヌーンティー

写真:藤井 麻未

そして、マンダリンオリエンタル香港のアフタヌーンティーで脇役ながらもひと際存在感を放つのがスコーンに付くローズペタルジャムだ。ローズ味のジャムは好き嫌いがあるところだが、ここのジャムはローズ嫌いでも美味しく頂ける。

華やかなローズ風味には香料の嫌味が無く、ほのかな酸味と深みがフルーツジャムのように感じさせる。ローズペタルジャムはここでしか手に入らないため、ぜひとも併設のケーキショップでお土産に持ち帰りたい。マフィンやトーストにクリームチーズと一緒に塗っても美味しく、帰国後も優雅なマンダリン香港のティータイムを再現することができる。

<基本情報>
住所:5 Connaught Road Central Hong Kong, Mandarin Oriental Hongkong M2F
電話番号:+852 2825 4007
営業時間:14:30〜18:00(月〜金)14:00〜16:00、16:15〜18:00(土、祝日)
     15:30〜18:00(日)
     Cake Shop 8:00〜21:00(月〜金)8:00〜19:00(土、日、祝日)
アクセス:MTR中環駅F出口すぐ

おわりに

イギリスの植民地時代を経て東西文化の融合したエキゾチックな雰囲気が魅力の香港。今回は、そんな香港で外せない二つのお茶文化をご紹介した。一方は香港伝統のオリエンタルな飲茶、そしてもう一方はイギリスから伝来したイングリッシュなアフタヌーンティー。どちらも香港の魅力を語るのに欠かせない。香港を訪れたら、ぜひ二つのお茶文化を味わってみてはいかがだろうか。

2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/28−2017/12/29 訪問

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