車から降りてすぐに絶景。誰もがネイチャーカメラマンになれる富士山撮影の一等三脚点

車から降りてすぐに絶景。誰もがネイチャーカメラマンになれる富士山撮影の一等三脚点

更新日:2014/01/29 17:15

世界遺産に指定されて以来、人気に拍車がかかった富士山。冬まっただ中のこの季節はシーズンオフと思いがちですが、雪化粧した富士山はこの季節ならでは。でも、できれば寒い思いをしたくないし、車内で朝日や夕日に色づく時間を待ちたいもの。そんなお気軽派でもネイチャーカメラマン顔負けの富士山が撮影できるポイントをご紹介しましょう。

美しいすそ野と田園地帯が一望できる、混雑知らずの展望台

美しいすそ野と田園地帯が一望できる、混雑知らずの展望台
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その名は足柄峠。神奈川県と静岡県の県境に位置するこの峠からは、御殿場や駿河小山の田園地帯と富士山の美しい山容が一望できます。峠の一帯は公園になっているので、暖かい日なら日向ぼっこも楽しめます。
神奈川県側からの峠道は、長年の道路改良で対抗2車線になり、安心して走れるようになりました。静岡側も工事が進んでいますが、見通しがいい道なので安心です。また、静岡側に降りていく途中にも、誓いの鐘や新田次郎文学碑のある「誓いの丘」という好展望地があります。

写真ファンに大人気。南アルプスも望める山中湖パノラマ台

写真ファンに大人気。南アルプスも望める山中湖パノラマ台
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写真ファンの間では有名な場所ですが、知らない方も多いのではないでしょうか。山中湖岸の平野から三国峠を経て駿河小山に至る道の途中に小さな駐車場と展望スポットが。見おろせば山中湖、その左手には富士山、彼方には南アルプスが横たわる、富士五湖でも屈指の絶景ポイントです。
ただし三国峠付近は冬の間、ほぼ凍結しているので、雪の直後ではない限りは山中湖側から登っていき、展望を楽しんだ後はそのまま引き返すのが安全です。

条件がよければ逆さ富士も望める山中湖北岸の駐車場

条件がよければ逆さ富士も望める山中湖北岸の駐車場
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山中湖の北岸を通る通称マリモ道。途中にある長池親水公園の駐車場は、山中湖と富士山が正面に広がります。うれしいことに駐車場は無料で、駐車スペースに車を頭から停めれば、シートに座ったまま雄大な富士山を望むことができます。
朝焼けの時間はまるでパノラマシアターのよう。湖面の波が静かな日なら、端正な逆さ富士を拝めるかもしれません。

富士五湖と甲府盆地を結ぶ国道137号沿いに、知られざる絶景展望台が

富士五湖と甲府盆地を結ぶ国道137号沿いに、知られざる絶景展望台が
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国道137号の旧道跡に設けられた展望台です。展望台と言っても低い上に、車が速いスピードで流れる区間なので、つい通りすぎがちですが、事前にチェックしておいて、ぜひ立ち寄ってみてください。

河口湖の町並みと、森林地帯の先にそそり立つ富士山は、時間によってはとても立体的に見えます。

中央道下り線双葉サービスエリアの展望台も知られざる好展望地

中央道下り線双葉サービスエリアの展望台も知られざる好展望地
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サービスエリア内にあるのに、外れにあって目立たないためか、はたまた買い物や食事だけで満足してしまうためか、あまり人が立ち寄らない展望台です。

百聞は一見にしかず。とにかく登ってみてください。富士山はもとより、甲府市内、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳がとてもよく見えます。
ちなみに展望台は下り線にしかないのですが、人だけなら上り線のサービスエリアからも登ることができます。

富士山の南側にもお気軽一等三脚点が

今回は東富士から北富士にかけてのご紹介でしたが、西の朝霧高原方面や、表富士方面にも気軽に行ける好展望地がたくさん。季節を変えてご紹介したいと思っていますので、どうぞお楽しみに。

掲載内容は執筆時点のものです。

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