写真:広島 らっこ
地図を見る菅原道真公を祀り、国内有数の学問の神様として知られる太宰府天満宮。受験シーズンには、参拝に来る人、家族や知人にお守りを贈る人などで賑わいます。
太宰府天満宮に来た人がまず目にするのがこの御神牛ですね。表参道の突き当りにあるこの御神牛は、頭をなでると頭が良くなる、と言われたり、自分の悪い所(例えば腰)と牛の同じ部分(牛の腰)を片手ずつでなでると良くなる、などと言われています。太宰府天満宮に参拝時にこの御神牛にお願いした人は、お礼参りの際には御神牛にもお礼を伝えておきましょう。
写真:広島 らっこ
地図を見るお礼参りに準備するものは、以下の2点です。
1・お守りを返す場合はお守り
2・初穂料とそれを入れるのし袋又は封筒
蝶結びののし袋に「初穂料」や「御礼」と書いて、初穂料を入れておきましょう。金額に特に決まりはないので、気持ちで納めてくださいね。服装に関しては、靴を脱いで、御本殿に上がって奉告祭をするので、素足が気になる人は靴下を用意すると安心です。
写真:広島 らっこ
地図を見るお礼参りは、お札・お守り授与所でお願いします。お礼参り申込書に名前、住所、合格した資格や学校(例:○○大学合格御礼)を記入し、初穂料を納めます。その後指示に従い、靴を脱いで御本殿へ上がり、奉告祭が始まります。時間は人数にもよりますが、大体15〜20分程度が多いようです。
奉告祭に参加したら、神職の方の言葉をしっかり聞いておきましょう。なぜなら、住所、名前と合格した資格や学校を読みあげてくれるからです。御本殿で神職の方の口から聞くと、あらためて合格した実感が湧き、こそばゆいと同時に「よーし頑張るぞ!」とやる気を感じるのではないでしょうか。
写真:広島 らっこ
地図を見る奉告祭が終わったらお神酒をいただけます。運転手の人はお断りしましょうね!その後、合格御礼の絵馬に、神様への御礼や、これからの抱負などを記入して、本殿の裏側にある絵馬掛け所に奉納します。
こちらには、合格報告の絵馬が所狭しと並んでおり、天神様のご利益を感じられます。たくさんの絵馬に並ぶ嬉しい報告を目にすると、こちらまで嬉しい気分になりますね。
写真:広島 らっこ
地図を見る天神様へお礼を伝えた後は、お散歩がてらに木々の間で食べる焼き立ての梅が枝餅はいかがでしょうか。絵馬掛け所を通り過ぎて梅園の奥へ進み、突き当りを右に曲がって天開稲荷のある方へさらに進むと、木々に囲まれた古風で素敵なお茶屋さんが見えてきます。
知らない人はこんなに奥まで来ないかもしれませんが、実はこちらのお店、さだまさしさんの曲「飛梅」にも出てくる隠れた名店なのです。
お食事から甘味まで揃うこちらのおすすめは、「梅香茶セット」という焼き立ての梅が枝餅と、太宰府名物の梅が入ったお茶のセットです。注文してから焼き上げる甘さ控えめの梅が枝餅と、優しい梅の香りでスッキリとした後味のお茶は、相性抜群ですよ!
合格祈願だけが注目されがちですが、合格祈願はお礼参りとセットで行うことで初めて完結するそうです。お礼参りはしたいけれど、都合がつかない場合は、その旨を書いた手紙を添えて、現金書留で初穂料を送ることで、お礼の気持ちを伝えることができます。これを機に、日々の生活の中でも感謝の気持ちを心掛けて過ごせたら良いですね。
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この記事を書いたナビゲーター
広島 らっこ
広島にゃ〜ええとこたくさん!みんな来んさい〜♪十代の頃は都会と海外に憧れる。アメリカの大学卒業後、東京で就職。帰省のたびに広島の魅力を発見し、Uターン決意。現在は、広島で子供と一緒に楽しめるお出かけス…
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(2025/2/7更新)
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