写真:いなもと かおり
地図を見る箱根への玄関口に位置する神奈川県小田原市は、新鮮な魚を食べられる港の朝市や小田原フラワーガーデンなどで知られる観光地です。
なかでも正月の風物詩となった箱根駅伝では、小田原の町を駆け抜ける選手を応援するために多くの人が訪れます。その選手が走る先にあるのが、小田原のシンボル「小田原城」です!
写真:いなもと かおり
地図を見る小田原城は、関東一円を治めた北条氏の城。初代・北条早雲が望んでいた小田原を拠点とする統治を、二代・氏綱の時に叶え、五代・氏直に至るまで約100年にわたり居城としてきました。戦の状況に合わせて城は進化を続け、1590年に豊臣秀吉に攻められる際には、総延長9kmに及ぶ巨大城郭となっていたそうです。
北条氏が滅亡した後は、江戸幕府を開いた徳川家の家臣が城主となり、江戸城を守る要地の役を担いました。城址公園として整備された城内には、常盤木門や銅門、そして天守が再建されています。
写真:いなもと かおり
地図を見る廃城後はほとんどの建物が取り壊され、1923年の関東大震災でも石垣が崩壊してしまいました。ですが、本丸の下には崩れた石垣がそのまま保存されるなど、歴史を感じられるスポットもありますよ!
写真:いなもと かおり
地図を見る2017年12月にスタートした「小田原城 冬桜イルミネーション 〜光と音が織りなすファンタジーショー〜」は、本丸広場にて実施されています。
プログラムのひとつ「花ものがたり」では、四季の花をテーマにした光と音、色の競演を楽しむことができます!曲に合わせたイルミネーションは、桜の気高さや生命力をイメージした「冬の桜」、ホルストの組曲『惑星』より「ジュピター」、小田原の賑わいと暖かさを表現した「花ODAWARA」の3パターンです。
12基のスピーカーを設置しているため3Dサウンドの大迫力の演出!視覚だけではなく、聴覚も刺激されます。
写真:いなもと かおり
地図を見る天守にパッと花が咲いたようなイルミネーションでは、戦いをイメージさせる城とのギャップに驚き!白亜の外壁だけではなく、石垣も花柄になりますよ。
ちなみに、ライトアップで映しだされる四季の花は、桜のほかにも梅やアジサイ、菊、藤、蓮など小田原城で見られる植物が登場します。
写真:いなもと かおり
地図を見るイルミネーションの開催期間中は、天守も19:00まで開館時間を延長しており、普段は見られない小田原の夜景を眺めることもできます。
写真:いなもと かおり
地図を見る天守最上階からの眺めでは、花の形をした光が広場を動き回ります。会場には8台のムービングライトが設置され、音楽に合わせて動く幻想的なエンターテイメントステージに。さて、何種類の桜の花びらを見つけることができるかな?
写真:いなもと かおり
地図を見る注目の体感型のイルミネーション。「北条のキズナ」では、2人の相性がイルミネーションの演出を決定します!
友人または恋人と手をつなぎ、ボタンに手を触れ待つと…
動画:いなもと かおり
地図を見る約15秒間、相性によって天守のライトアップが大きく変化します!パターンは全部で5つ。2人の相性はどんな光を放つのか、挑戦してみてくださいね。
北条のキズナのセンサースイッチは天守最上階と、本丸広場の2箇所に設置されています。
写真:いなもと かおり
地図を見る期間中の土曜日・日曜日・祝日、天守前の広場では、小田原おでんや じねんじょ棒を販売する出店も出展しています。寒いなかで食べるアツアツのおでんは、たまらない美味しさ!さらには、ビールや日本酒もありますよ。売り切れることもあるので、早めの購入がオススメです。
※年末年始について。2017年12月30日、31日、2018年1月1日、2日、3日は屋台が営業しております。なお、1月4日はお休みとのことです。
写真:いなもと かおり
地図を見る小田原城で実施されたはじめてのイルミネーション!
日中は城の散策や城下町巡り、夜はイルミネーションを鑑賞してそのまま海鮮を食べに町へ繰り出すなんてプランもできますよ。今だけしか楽しめない小田原観光をしてみませんか?
「小田原城 冬桜イルミネーション 〜光と音が織りなすファンタジーショー〜」
期間:2017年12月9日(土)〜2018年3月4日(日)
時間:17:00〜21:00
住所:神奈川県小田原市城内6番1号
電話番号:0465-22-3818(小田原城天守閣)
アクセス:JR・小田急「小田原」駅より徒歩10分
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/1/24更新)
- 広告 -