写真:岡本 大樹
地図を見るまずご紹介するのは、サイパンの中心地であるガラパンエリアにあるビーチ、マイクロビーチです。
街中にあるとは思えないほど美しいエメラルドグリーンの海を満喫することができます。リゾートホテルの裏手からアメリカンメモリアルパークの方まで広がっているマイクロビーチ。ホテル側は日中から多くの人で賑わっていますが、メモリアルパーク側は人が少なめ。ゆったりと過ごしたい方はこちらをオススメします。
写真:岡本 大樹
地図を見るマイクロビーチは1日の内に7回色が変わると言われています。時間帯に寄って海に差す太陽光が変わっていき、いろいろな表情を見せてくれるビーチを堪能しましょう。
特に夕方、日の入りの時間帯の景色は圧巻の美しさを誇ります。明るい時間帯ももちろんですが、夕方に少し立ち寄るにも素晴らしい場所です。
写真:岡本 大樹
地図を見るガラパンエリアにはたくさんの飲食店が並んでいますが、サイパンのご当地料理を食べるなら「ソルティース グリル&カフェ(SALTY’S GRILL&CAFE)」がオススメ。
開放的なウッドデッキには観光客だけではなく地元の人の姿も。サイパンのローカルフード「チャモロ料理」を手軽に食べることができますが、そのアットホームな雰囲気も魅力の一つです。
写真:岡本 大樹
地図を見るオーダーすることを強くオススメするのはソルティース特製ロコモコ。白いご飯ではなくレッドライスが使われているのが特徴です。
レッドライスというのは日本でいうお赤飯のようなもので、サイパンのお祝い事に欠かせない料理。見た目はケチャップライスのようですが、赤い色はアチョーテという実でつけられており、味が付いているわけではありません。
味付けはココナッツミルクソースがかかっているのですが、レッドライスとの相性も抜群な一品です。
写真:岡本 大樹
地図を見るサイパン唯一のブリュワリーである「SAIPAN BREWING CO.」のクラフトビールもあるので、ビール好きさんにもピッタリ。爽やかで飲みやすいスタイルのビールで、ウッドデッキで味わう一杯は格別の味ですよ。
またお店には日本語のメニューも用意されているので、オーダーも苦労ナシ。地元のお店にはなかなか入りにくいという方でもこのお店なら気軽に利用できます。
<ソルティース グリル&カフェの基本情報>
住所:Beach Road, Garapan Saipan 96950
電話番号:+1 670-233-7258
写真:岡本 大樹
地図を見る次にご紹介するのは島の南部にある二つのビーチ。まずはオブジャンビーチから。
このビーチはダイビングや海水浴、シュノーケルをする人で賑わうかなり広い砂浜です。国際空港の裏手にあたるサイパン最南端に位置しており、週末には地元の人もバーベキューなどを楽しむ人気スポット。
サンゴ礁の向こう側は急に深くなっている場所もあり流れが速いので、ダイビングをする場合にはガイドをつけるようにしましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見るもう一つ島の南部に位置している美しいビーチがラダービーチです。ビーチ自体は小さめですが、そのぶんプライベート感があり、高台からビーチ全体を見渡せるので透明度の高さを実感できます。
写真:岡本 大樹
地図を見るもちろんビーチに降りての散策もオススメです。ただこちらはオブジャンビーチと違って波が高く岩場が多いという理由から遊泳には向いてないので、海に入りたくとも波打ち際で楽しむようにしてください。
オブジャンビーチやラダービーチまでの道は未舗装のところが多く、通常の車では走りづらいので4駆や車高の高いものでいくことをオススメします。
写真:岡本 大樹
地図を見るサイパンの北部には島内で最も人気があるスポット、グロットがあります。駐車場から約100段の階段を下りると目の前には洞窟のような空間が。
この写真を見てもらえればお分かりかと思いますが、グロットは常にダイビングやシュノーケリングをする人でいっぱいの場所です。そんな混雑の中でもグロットには訪れるべき理由があります。
写真:岡本 大樹
地図を見るというのも、グロットには海中洞窟があり外界と繋がっているのです。そのため、水中に入ると目の前は神秘的な青の世界!この青の絶景を一目でも見れば、人が多く集まってくる理由もすぐにわかることでしょう。
洞窟を通り抜けて外海に出るダイビングコースは中級者以上でないとできませんが、シュノーケリングでも充分にグロットの魅力には出会うことができるので、ダイビングをしたことがないという方でも安心して楽しむことができますよ。
ただ、グロットの水中に入るには高さ3mほどの岩場からジャンプして入る必要があるので、それは覚悟して行ってくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見る島の北部のもう一つの見どころはグロットからも近い場所にあるバードアイランドです。正式名称は「イレスタ・マイゴ・ファハン」といい、現地の言葉チャモロ語で「鳥たちが眠る島」という意味があります。
その名前の通り、島には多くの海鳥が棲んでおり展望台からはバードウォッチングやウミガメウォッチングを楽しむことができます。
石灰石でできた小さな無人島で、島全体が自然保護区に指定されているため上陸はできませんが、とても見晴らしがいいのでぜひ訪れてみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見る見晴らしの良さでいえばこちらのバンザイクリフも負けてはいません。断崖絶壁が続く場所ですが、海の美しさと緑のコントラストがとても美しい開放感抜群のスポットです。
写真:岡本 大樹
地図を見るとは言ってもバンザイクリフはただ美しいだけの場所ではありません。その名前にも入っている「バンザイ」は日本語の「万歳」です。戦時中ここから多くの日本兵が「万歳!」と叫んで身を投げたということからその名前がつけられているのです。
写真:岡本 大樹
地図を見るまたバンザイクリフの手前にはラストコマンドポスト(最後の司令塔跡)という場所があります。砲台も残されているので、戦争時の状況を容易に想像することができます。
バンザイクリフもラストコマンドポストも日本人にとっての暗い歴史に触れる場所。すでに70年以上も前のことですが、まずは知ることが大事です。日本とサイパンの歴史を学ぶことも旅の醍醐味の一つと言えるので、ぜひ実際足を運んでみてください。
サイパンを訪問する人の多くはその海を満喫するのが目的だと思いますが、エリアによってビーチの雰囲気は違いますし、その他にも見どころはいっぱいあります。
今回はエリア別の見どころ紹介となりましたが、絶景や郷土料理など北から南までサイパン島の自然や文化を満喫してみてくださいね。
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